イタリアが大好きな私達。いつの頃からか、結婚式を挙げるならイタリアでと考えていました。
そしてふたりの気持ちがひとつとなり、フィレンツェのヴェッキオ宮殿でまさに私たちが理想と
していた結婚式を実現することができました。

衛兵に守られて宮殿に入場し、高鳴る鼓動を密やかに感じながら、一歩一歩進みました。
ヴェッキオ宮殿のサラ・ロッサは、その名の通り全てが深紅で彩られ美しく華麗で荘厳、
足を踏み入れた瞬間に、別世界へと引き込まれました。式を取り仕切ってくださる市議の方の
「妻として迎えますか。」「夫して迎えますか。」という言葉にお互いが「Si」と答え、
大きな台帳にサイン、そして指輪の交換と粛々と式が進行するとともに、大きな感動が胸にこみ上げてきました。

最後に市議の方から「お二人のためにドレスのすそを整えたり、いろいろと気配りして
くださる方がいますが、常に人は誰かに支えられていることを忘れず、ふたりで手を
とって人生を歩んでください」という言葉が心に沁みました。

式を終えて建物を出たときに、二度目の感動が訪れました。なんと一斉に割れんばかりの
大きな拍手と多くの祝福の言葉をいただいたのです。そこに居合わせただけの縁もゆかりも
ない大勢の観光客の皆さんから暖かく祝福してもらって、こんなに幸せなことはないと
喜びを噛みしめました。

フォト＆ビデオツアーではモデル気分を満喫。カメラマンからの要求には素直に応じました。
見つめあって、寄り添って、手を取って、、、、、、、、、、。恥ずかしがることはありません。
だってイタリアですもの！

無事に全てを終了して、ホテルに戻りましたが、しばらくはドレスを着たままその余韻に
浸っていました。本当に幸せな時間でした。

当初より戸籍に記載が残るリーガルウエディングを希望していましたので、何社か問い合わせた
ところ、一番具体的な情報を提供してくださったリージェンシー・グループさんを選ぶことにしました。
私たちは仕事が忙しく手続きなどに手間がかかることは絶対に避けたいと考えていましたが、
メールのやりとりだけで、まったくその煩雑さを感じることなく当日を迎えることができました。

担当してくださった藤本さんには、随所で適切なアドバイスをいただき、ありがたかったです。特に
新郎の衣装に関して迷っていたところ、外国の例などを教えていただき、彼らしいスタイルで臨むことが
できました。

またフィレンツェの現地スタッフの皆様も心のこもった対応をしてくださり、まるで以前からの友人のようで、
ふたりだけの挙式だと少し寂しいかもしれないと思っていましたが、全くそんなことは感じませんでした。
これからも友人としてお会いすることができればうれしいと思います。

このような素晴らしい式を挙げることができたのは、一貫して強力なサポートをしてくださった
リージェンシー・グループの皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。