私たちは二人とも海外での挙式を考えていました。その中でも特にイタリアで挙げたいなと思い、
ゼクシィからいくつか海外ウェディング会社を調べていた中で出会ったのがリージェンシーさんでした。
リージェンシーさんはヨーロッパを専門に扱っているだけあって他の会社にはない、とても魅力的なプランをご提案頂きました。
それは、イタリアトスカーナのオルチャ渓谷での挙式プランでした。
周りにはイタリアの広大な自然が広がっていて、そのど真ん中で自然に包まれながら挙式を行うというものでした。
二人ともそのプランに心を奪われて、すぐに申し込みを行いました。
希望の挙式日は9月のシルバーウィーク。申し込みが完了したのは5月の中頃。
式までは約4ヶ月ほどしかありませんでした。
担当の佐川さんには急ぎでプランを進めつつも、色々と相談にのってくれたりして非常にお世話になりました。
そのおかげもあって、無事に挙式出発日を迎えられました。


成田からフランクフルトを経由し約15時間でフィレンツェに到着。
現地スタッフの堀内さんが空港まで迎えにきてくれました。
車で宿泊先のフィレンツェ駅の近くのホテルまで移動し、その日はホテルでゆっくりし就寝。
2日目の午後から、挙式会場であるオルチャ渓谷のイルリーゴまで車で移動だった為、午前中はフィレンツェ市内を軽くお散歩。
フィレンツェの雰囲気を軽く感じ、短い時間ではあったけど楽しむ事ができました。
その後、2時間半かけて挙式会場に移動しました。
道中にミケランジェロ広場に立ち寄り、フィレンツェ市内を一望しながら写真撮影を楽しむ機会をもうけて頂きました。
とても素敵な景色を見る事ができとても満足でした。

挙式会場に到着し、車から降りた瞬間に想像していたよりも遥かに素敵な景色に驚かされました。
あたり一面、広大な自然が広がり、その中に挙式会場であるイルリーゴホテルがありました。
ホテルはまるで絵本から飛び出たような可愛らしくも、素敵な雰囲気を醸し出していました。
沢山の猫ちゃんと2匹のワンちゃんに迎えられ、部屋にチェックイン。
お部屋の鍵は、ファンタジーな宝箱をあけるかのような鍵で、細部にいたるまで全てが可愛らしくありました。
夕方に到着したので、少しあまった時間は周りの自然を写真撮影したり、スケッチをしたりと、のんびりと過ごしつつも贅沢な時間を過ごしました。
あっという間に時間は過ぎ、夕食の時間へ。
夕食は、トスカーナの伝統料理を頂き、とても美味しく、また、アットホームな感じで、とても大満足でした。

挙式当日。
式は昼間と夕方両方の写真撮影ができるということもあり、16時半から行われました。
午前中は食事をとり、少しのんびりと過ごし、13時ぐらいからメイク兼スタイリストさんが到着し準備スタート。
部屋の窓から広がる、トスカーナの自然を見ながらのメイクでした。
メイク中にカメラマンが到着し、準備段階から写真撮影開始。
しかも、カメラマンは3人もきました。1人がメインカメラマンでアシスタント1人と友達が1人という構成。
このラフさがイタリアなのかとほっこりしました。
準備も終わり、挙式スタート。
場所は原っぱの真ん中に設置された台のところで。
セレモニーマスターと、通訳の堀内さん、私たちとカメラマン、そして自然の生き物たちが見守る中、念願の夢だった式を挙げる事ができました。

挙式後はフォトツアーの開始。
周りに広がるトスカーナの自然をバックに2人でたくさんの写真を撮ってもらいました。
カメラマンは普段はファッション誌などを撮られている方のようで、とても、アーティスティックな写真に仕上がっていました。

撮影場所も面白く、草藪の中、丘の上、倒木の隙間、秘密の教会などなど。まさにここにきて、こういったカメラマンに撮ってもらわないと体験できないような事の数々で一生の思い出の式とフォトツアーになりました。

ツアー終了後はドレスを軽くお着替えしディナーへ。
本当はホテル2Fにあるテラスでウェディングディナーだったのですが、季節がら寒いだろうとの事で急遽、室内の個室でのディナーに変更してくれました。その個室もイタリアならではの小物やインテリアが散りばめられとても素敵な空間でした。
食事もコース料理でとても美味しかったです。コースの最後はサプライズでホテルからの手作りケーキ。
とても可愛らしく大満足のディナーとなりました。量が多かったので、残ったケーキは他の宿泊客のみなさんへおすそわけしました。
ゆらゆらと動くキャンドルの光の中でとても、素敵な1日を過ごせたねと2人で幸せな気分をかみしめつつ無事に式を終えました。

こんな素敵な挙式を経験させてくれたリージェンシーさんにとても感謝しております。
是非、このイルリーゴでの挙式を他の人にも体験して欲しいと思っています！