Regency Group Inc. リージェンシーグループ株式会社

Wedding Report

荘厳なオラトリオ教会!挙式前にフィレンツェ市役所へ婚姻書類を提出!!

T & N 様

オラトリオ教会

1. リージェンシーとの出会い
12月に入ってから検討を始め、二人が考えていたのは“ミニマムにできる海外挙式”。漠然としたイメージしか持っていなかったため、ひとまず書店で複数の雑誌を購入し、情報をインプット。お互い非常に忙しいため、年末年始のお休みを活用し、数カ所の手配会社に年明け訪問のアポイントを取りました。そこで感じた印象は、“だいたい同じパッケージツアー”。二人ともあまりピンと来るものが無く、ヨーロッパウェディングに強いというリージェンシーさんに電話でお問い合わせした所、対応してくださったのが山田さんでした。
我々は関西在住なので、頻繁に打合せに行くことが困難であることを伝えた所、メールでのやり取りで問題なく準備が進められる、
そのような方も多いと伺い、安心感を覚えました。彼女の東京出張に合わせ、表参道で待ち合わせし、いざ訪問。
直接山田さんにお会いでき、お話しを伺うことで本当にヨーロッパに強いことを感じ、さらに安心感が増しました。山田さんは、メールに書いてあった”サルヴァトーレ山田“というお名前のイメージ通り、ハーフの方のような印象でした。初回の打合せでの結論は難しいだろうと、後日の判断を促していただきましたが、実は我々は当日に決めてしまう心持ちで来ていたので、ショートブレイクを挟んで挙式会場となる教会を決めさせていただきました。ホテルについては数カ所の候補から検討し、後日ご相談することに。
当日の即決に、山田さんもさぞ驚かれたのではないかと(笑)思っています。

2. 準備期間
我々がリクエストしたのは、イタリア・フィレンツェのオラトリオ教会。1月初旬の初訪問にかかわらず、我々の挙式希望は4月末(ゴールデンウィーク期間)。ギリギリのタイミング(普通に考えると間に合わない)だと思いますが、山田さんと現地コーディネーターの方のおかげで、スケジュールを確保いただきました。その間の書類のやり取りや、進捗のお知らせなど、基本はメールベースでした。一度お会いできているということもあり、こちらからも遠慮なく質問させていただき、山田さんもそれにスピーディーに真摯に答えてくださり、不安や不明点もどんどん解決されていきました。あとは、現地に行って当日を待つのみです。

3. ANAのサプライズ
これはリージェンシーさんとは関係ないのですが、とても嬉しかったエピソードなのでご紹介。我々は飛行機での旅がとても好きで、
いつもお世話になっているのはANA。今回もANAで、伊丹から羽田、羽田からフランクフルトそしてフィレンツェという乗り継ぎの旅でした。国際線は長時間のフライトなので、機内持ち込みしたウェディングドレスはCAさんにお願いし、クロークで預かってもらいました。キレイなまま運べるようにと非常に配慮いただいた上に、フライトの後半でCAの皆さまから「ありものでスミマセンが。」と、とても豪華なスイーツプレートをいただきました。非常に照れくさかったのですがサプライズの祝福をいただき、結婚式へ向けたワクワク感が高まりました。

ホテルやレストランなどでも「結婚したんだ」、「ハネムーンなんだ」と伝えると、皆さん喜んで祝福してくれました。
なので、皆さんも恥ずかしがらずにお話しされるとよいかもしれません。私たちも大げさなほどのCongratulations!と、ワインをいただいたり、マカロンをいただいたり、と素敵な思い出がたくさんできました。

4. 挙式前日
現地コーディネーターの堀内さんから電話で待ち合わせ時間や行程についての連絡をいただきました。
当日のイメージがクリアになったので、のんびりと長いフライトの疲れを癒やしながらフィレンツェの空気を楽しみました。まずドゥオモを見ながらの散歩。朝と昼は街を散歩しながらローカルフードを楽しみ、夜は念願のビステッカを食べに行きました。この日に行ったのは山田さんからお勧めいただいた13GOBBI。予約なく行ったのですが、ギリギリ座ることができとても幸運でした。お勧め通り美味しく、明日の本番に向けて力を付けることができました。

5. 挙式当日その1 (役所への届け出、ヘアメイク)
我々はフィレンツェの市役所に届出も出すフォーマル&ブレッシング挙式を行いました。
そのため当日の午前中に堀内さんと一緒に市役所へ。初めてお会いするにも関わらず、我々の宿泊がゲストハウスで玄関が開かず、時間通りに来てくださった堀内さんが入れないというハプニング。(本当にごめんなさい!)
無事にお会いできた後は、道すがらでフィレンツェの今と昔など、色々とお話しを伺いながら楽しい間に市役所へ到着。
イタリアは時間がかかるのでなかなか進みません、と言われていた通りの時間で手続きが進んでいき、さすがと驚きました。月曜日の朝の市役所だったからか、現地カップルが婚姻手続きにきていたり、家族総出できているカップルがいたりと、和やかな雰囲気の中での待ち時間でした。手続きも堀内さんに教えていただきながら、つつがなく終了。
戻る前に、市役所内にあるプッチーノ像(イルカを持った天使)を観るなど、観光気分も味わえました。いったん堀内さんと別れ部屋に戻ると、ゲストハウスのフロントマン”フランコ“から 「Do you have any friends in Firenze ?」 のようなことを聞かれ、何かと思うとブーケとブートニアが届いていました。式に向けて気持ちが高まります。

アルノ川のほとりでランチを食べて、部屋へ戻ると程なくしてヘアメイクさんが到着。新婦のヘアメイクイメージを画像データでスマホに入れていたので、それを見てもらって何となく意思疎通。この時も通訳の方がいてくれるので安心です。
部屋のライトが多くなかったので、窓際に椅子を配置して自然光を利用してメイクしてもらいました。


6. 挙式当日その2 (フォトツアー)
メイクと着替えが終わる頃にちょうどカメラマンが到着。
当初は挙式時だけの撮影をお願いしようと思っていたのですが、山田さんの強いお勧めがありフォトツアーもお願いしました。
とても陽気なカメラマンで、ホテルの内装、インテリアを上手に使いながら写真を撮ってくれました。キーワードは「愁い」(笑)だったようで、儚い・物憂げな目線を求められましたが、できあがりの写真はとても神秘的で、情緒的なものでした。ホテル内での撮影を終えて、式が終わると日が暮れてしまうので、先にフォトツアーに出かけました。市内でも陽気なカメラマンは風を利用してベールをなびかせて撮るなど、とても素敵な写真を撮ってくれました。市内での撮影は二人とも(当然)慣れていないので、少し恥ずかしさがありましたが徐々に慣れるもので、一度、歩いている後ろ姿を撮るから二人で向こうに歩いていって、と言われたときは、二人で町並みを楽しみながら談笑しており 「Stop ! Come back here !!!」 と言われ、撮影されていることを忘れているほど自然体でした。市内での撮影は、周辺の観光客の方々も 「Congratulation ! 」 と声をかけてくれたり、キラキラした目で見てくれる少女がいたり、とても印象的なものになりました。山田さんの強いお勧めがあったからこそですが、お願いして本当によかったと思っています。

7. 当日その3 (ブレッシング)
いよいよ挙式です。現地コーディネーターの堀内さんも初めて聞くというパイプオルガンの音色に導かれて、荘厳な歴史あるオラトリオ教会に入場。神父さまも威厳ある表情で、我々の気持ちも厳かに。
二人だけで挙げる式だったので周囲を気にすることなく、本当に自分たちの式に集中できました。
事前にいただいていた式次第にある宣誓の言葉は、日本語でもイタリア語でもどちらでも良いと教えていただきました。我々はイタリア語には不慣れなのですが、二人で決めてイタリア語に挑戦。イタリアでは神父さまに 「Si(はい)」 と言った瞬間が結婚の瞬間、と教えていただいていたので、あの 「Si」 にはとても力が入りました。この教会は普段も現地の方々に開放されていて、その時は左右の扉が出入り口。結婚式の時だけ正面の扉が開くとのことで、退場するために振り返ると現地の方など多くの方がいらっしゃって、祝福を受けながら教会を後にしました。皆さんなぜかとても喜んでくれているようで、我々もとても嬉しいサプライズになりました。
ホテルに戻った後は、アンティノリでワインディナーを楽しみました。ゲストハウスの“フランコ”に予約をお願いしたところ、我々のテーブルにとても綺麗なお花を飾ってくれていて、またまた嬉しいサプライズをいただきました。

8. 番外編(山田さんのお薦めレストラン)
13GOBBI: ビステッカを食べに。表面がカリッとした感じで、炭火焼きの良さが味わえる。お肉はさっぱりしていて、いくらでも食べられそうなほど美味しかった。お店はワイワイと楽しい雰囲気。

カンティネッタ・アンティノリ: 挙式当日のディナーとして。アラカルトで頼みましたが、どれも美味しく、やっぱり!ワインが美味しい。
おめかししていく所かと思っていたが、周囲の人たちはとてもラフに食べにきていて、これも安心。

涙のビステッカ: ビステッカを食べに。ワイン、いいえ胡椒です。
これは本当に美味しかった。我々はかなり小食なのでハーフポーションをシェアしましたが、ここのビステッカは二人
で1ポーション(1.4kg!)いけると思います!これを食べるために、またフィレンツェを訪れたいと思っています。

中央市場: お土産として食材やワインを買いに。パルミジャーノやバルサミコなどもいろいろ試させていただき、我々の好みのものを買うことができました。ポルチーニもたくさんおまけしていただき、トリュフソースまでおまけでいただいてしまいました。