2014年の春、イタリアで結婚式を挙げた友人からたまたま土産話を聞き、そういう形の結婚式もいいなぁと思ったことが、海外挙式を考えるきっかけになりました。
その時に友人からリージェンシー・グループで手配したことを聞き、社名を覚えておこうとメモに控えていました。そして、数ヶ月後に
自分自身も婚約し、結婚式をどこで執り行うか検討していた時、ふと友人が話していたリージェンシー・グループのことを思い出しました。

他の海外挙式の代理店にも話を聞きに行き、どうしようかなぁと迷っているところではあったのですが、思い切ってリージェンシー・
グループに電話をかけました。初めて電話をかけたその日に「今日オフィスで詳細を伺える時間はありますか？」というかなり強引な申し出だったにもかかわらず快く応じてくださり、オフィスで出迎えてくださったのがサルヴァトーレ山田さんでした。
どの教会で挙げるかというところは決めきれず、その日は回答を持ち帰ったのですが、山田さんに会ったその日に「挙式の手配はこの人にお願いしよう」と決めました。それだけ初対面でも信頼のおける真摯で丁寧な対応をしてくださる方でした。
その印象は挙式後の今も変わりません。

ほどなくアマルフィ海岸ポジターノのサンタマリアアッスンタを予約することが決まり、予約した当初は「まだまだ先だなぁ」と思っていましたが、あっという間に挙式の日を迎えてしまいました。

サンタマリアアッスンタに決めた時から一年以上経った2015年10月5日。
夢に見たイタリアでの、しかもアマルフィ海岸の宝石と呼ばれるポジターノでの挙式・・・なのに、朝から大雨。
ホテルから教会まで徒歩で向かいながら綺麗な景色をバックに写真撮影してもらう予定だったので、外から鳴り響く雨音を聞き、泣きそうになりながら準備をしました。

バタバタしながらも予定の時間までに準備を終え、窓の外を見てみると・・・なんと、雨が止んでいるではありませんか！
実は出発前に天気予報を確認した際も雨の予報だったため、山田さんに雨天時の進行はどうなるのか確認していたのですが、
その際に「長雨にはならないと思いますので天空に祈りをささげましょう」「大丈夫です！私が太陽を呼び込みますので！！」と
持ち前のパッションが込められた励ましのお言葉をいただきました。その結果・・・本当に雨が止み、太陽が顔を出してきました。
どこかの元テニスプレイヤーのような山田さんの熱さが、イタリアまで届いたようです。

こうしてちょうど天気が回復したところで、フォトツアー開始。
ホテルから教会へ歩いて移動しながら街中で写真撮影をしました。アマルフィ海岸の街は基本的に坂道や階段が多いので、重いドレスを着ての徒歩でのフォトツアーは後半ちょっと辛かったです。ただ、晴れの日だと日中、もの凄く暑くて汗だくになるところでしたが、曇り空で気温も低めだったので、その点は快適だった気がします。

そして、あっという間に教会に到着。挙式の始まりとともに演奏が始まったパイプオルガンの音に、鳥肌が立つくらい感動しました。
私たちが選んだ教会・サンタマリアアッスンタは、息をのむほど美しい内装で、写真で見た以上の荘厳さがあり、自分たちの理想としていた空間で挙式を執り行うことができました。
また、神父様からの祝福も新郎新婦が読み上げる誓いの言葉も、とても身にしみる温かさがあり、感慨深かったです。
挙式の後は少し写真撮影をした後、ホテルに戻ってテラスでスプマンテパーティーを開きました。列席してくれた家族や友人にも「本当にいい式だった！」「招待してくれてありがとう」と喜んでもらえて、改めてこの街で挙げることができてよかったと思いました。

挙式の2日後にポジターノをあとにしてバジリカータ地方のマテラに向かったのですが、「もう少しこの街に滞在したかったね」と話すほど二人ともポジターノをとても気に入り、「また夫婦で戻ってこよう」と約束しています。今すぐにでも戻りたいくらい私たち夫婦にとってポジターノは特別な場所になりました。

その後の旅行も非常に快適に過ごすことができ、最終日は空港へ向かう車の中で、宿泊先に結婚指輪を忘れたことに気づくという大ハプニングに見舞われましたが、機転のきく運転手のジョンさんのおかげで、無事に結婚指輪とともに帰国することができました。彼には助けてもらったばかりか空港でも温かく見送ってもらい、心から感謝しています。

挙式当日、きめ細やかなサポートをしてくださったアテンダーのアッキーさんとカメラマンのマッシモさん、アルベロベッロでお世話になった瀧本さん、紳士なドライバーの皆さん、そして私たちの挙式と旅行を全面的にサポートしてくださった山田さん、本当にありがとうございました。また必ず夫婦で南イタリアを訪れたいと思います。
そして、海外挙式に興味を持っている友人がいたら、必ずリージェンシー・グループを紹介しようと思います。