Regency Group Inc. リージェンシーグループ株式会社

Wedding Report

ドラクエみたいな古くて貫禄のあるお城に惚れました!一生忘れない最高の思い出をありがとう!

A & E 様

シャブネ城

<プロローグ>
何ヶ月も海外式場を見ては「ここが惜しい」「外観は良いけどチャペルが微妙」と却下し続け、担当の方を困らせました。
・お城、教会、宮殿 の3つどれも捨てがたい
・古くて貫禄のあるお城が良い。・・・ドラクエみたいな。
・一瞬間借りして挙式→すぐ退散 だと高額払って味わうまもなく退散なんて勿体ない。
・前日到着してドレスを出したり、手入れや晩餐。翌日は早朝から準備&挙式&撮影会 なんて思ったよりずっと短い。

個人で見つけるか日本中の代理店をあたるか妥協か と思っていたところに、「昨日、新規でお城が開拓されました」のメールがありました。
日本人で初めてということと、何より、そのゲームに出てきそうな外観に惚れました。
チャペルも天井が高く石造りで、ステンドグラスもあって、薄暗くて、一段高い位置にある祭壇と司祭。完璧。

<到着>
1台の車で6人(互いの両親と新郎新婦)で最寄り駅から到着しました。
合宿のように、「夕飯は19時だからそれまで自由」も楽しかったです。
カメラ片手に散策する義父も居れば、気疲れした父は部屋で寝ていたり、このお城で作られた無料りんごジュースを部屋のテラスで飲む母も。

<全体的な説明と感想>
数百年もののお城を会員制のホテルにしてるようす。こんなに広くて大きい割に多く客をとらないので、貸し切った城主の気分。夜のお城は特に!
誰かが幽閉されていそうな塔や、狭い階段を上った先にある屋根裏、騎士の決起集会が行われそうな地下室、宝物庫か武器庫のような広間、王族の書斎のような図書室、探検すると城はとても広く、誰にも会わず静かで怖いほど。
朝は周りの森に霧がかかって神秘的。天空の城に居る気分。
他の客にも遭遇しないしアジア人は皆無なので異空間でした。

<式準備>
美意識が違うと思い、ヘアメイクは自分で。ドレスの紐絞めは新郎ができるくらい簡単です。日本人アシスタントの方が部屋に来てくれて、30分ほど式の流れを教えてもらって、一緒にチャペルに向かいます。
飼っている猫の写真を参列席に置くことや、入場待ちの間、親に読んでもらおうとしたためた手紙を私の居ない間に渡すことも引き受けてくれました。

<式>
結婚行進曲は恥ずかしかったので静かな賛美歌をCDにて持ち込みました。音楽は大事。短い式ですが、外国語で行われる式はやっぱり雰囲気が格別。

式の後はシャンパンレセプション。実は全員お酒が苦手なのでランチに変えてもらえないか検討もしたのですが、カナッペだけでも量が多く、おなかいっぱいになってしまって、最後はスタッフに食べてもらったくらい。
ここの料理、ウェディングディナーもケーキも、パリで食べたミシュラン1ツ星より好みでした。外国なのでもっと甘いとか、こってりしているかと思ってましたが、日本人に合いますよ。

<特筆すべきはその撮影>
実はサービスで一番気に入ったのは撮影。かなりたくさん撮ってくれて、ポーズや目線も指示してくれるので楽でした。あそこで撮影して良いか と、撮影にこちらが付き合っているみたい。おかげで罪悪感もなく、気に入るまでずっと撮り続けられました。人生一度の瞬間だもの、残せるだけ多く残したいものだから、これは大収穫!良いカメラマンに恵まれたと心から思っています。本当にありがとう!

写真のような目に見えて残るものや、挙式や前後の時間のゆとりも、満足の要だったなと思います。


<謝辞>
今思えば、佐川さんが新しいお城を提案してくれたあの時から、私たちや両親の一生の思い出は始まったのですね。どこで挙式しても最後は満足したかもしれないけれど、こだわったものが全て叶ってオマケまでついたのは、こだわる私に佐川さんが応じようと頑張ってくれたからです。現地スタッフ、カメラマン、お城の従業員、佐川さん、一生忘れません。最高の思い出をありがとうございました。