私たちは、ギリシャ・サントリーニ島で挙式したいと思い、手配会社の1つであったリージェンシーグループを訪れました。
担当の山田さんは、まだ希望が漠然としていた私たちに沢山の事例を紹介し最適なプランを一緒に考えてくださいました。
その中にサントリーニ島と同様に海が近く美しい街並みであるイタリア・ポジターノがあり、その美しさに一目惚れしてしまいました。
サントリーニ島では宗教上ホテルでの挙式になってしまうことやイタリアの格式高い教会での挙式は一生の思い出になるとの山田さんの熱弁も決め手となり、ポジターノのサンタマリアアッスンタ教会にて挙式することに決めました。

当初、希望していたサントリーニ島は、ハネムーンで訪れてフォトツアーのみ行うことにしました。更には0歳と5歳の子供を含む家族6名分の旅行プラン作成と手配も行っていただきました。山田さんとのやり取りは殆どメールでしたが、返信がとても迅速かつ丁寧で安心してお任せすることができました。

挙式当日は部屋を出た瞬間から祝福の嵐でした！！オープンテラスのレストランからは拍手、通りがかる車からはクラクション、すれ違う人たちからは「アグーリ！おめでとう！！」という言葉を絶え間なく掛けてもらいました。日本では絶対にできないであろう体験に感動が止まりませんでした。挙式が始まると先ほどまでのお祭り騒ぎから一転、厳格な雰囲気の下で結婚の誓いを交わしました。壮大なパイプオルガンの音色に包まれながら歩いたバージンロードが強く心に残っています。

挙式翌日からは家族と別れてハネムーンへ。
カプリ島・マテーラ・アルベロベッロの南イタリア周遊はどこに行っても食べ物がおいしく、絶景ばかりでとても充実したものになりました。その後、イタリア国内からローマへ飛び、ローマからアテネへ向かう予定でしたが、予定の飛行機に乗ることができないというハプニングに見舞われてしまいました。この時、土曜の夜遅くだったにも関わらず、現地スタッフの皆様がプライベートメールやSNSを使って対応してくださったおかげで何とか無事に代替フライトの予約やホテルの手配を行うことができました。その節は本当にお世話になりました。

多少のトラブルはありましたが、何とか憧れのサントリーニ島に到着しフォトツアーを行いました。カメラマンに連れられて自分たちだけでは決して入らないような細い階段を歩いていくと、ザ・サントリーニな景色が広がっていて感激しました。
6月のハイシーズンで観光客が沢山いたのに、仕上がった写真を見ると二人だけのような綺麗な出来になっていて驚きました。

最後に挙式とフォトツアーを通じて感じたことをいくつか書きます。
ポジターノ、サントリーニ共に階段や坂道をかなり歩きました。女性は特に難しいですが歩きやすい靴が必須だと思います。
私は後ろの裾が長いタイプのドレスを選んだのですが、ポジターノでは始終歩きながらの撮影なので結局ずっと裾を手持ちする
ことになってしまいました。ポジターノではホテルの部屋にてヘアメイクをお願いしました。切り抜きを持って行ったものの仕上がりは、ほぼお任せ状態でした(笑)　しかし、手早く完成させてくれるので気になるところは自分で手直しする時間の余裕もあり、満足のいく仕上がりになりました。

この旅では12日間で行きたい場所全てに行くことができ満足です！トラブルを含め沢山の経験ができ、夫婦の絆がより深まった気がします。街全体からの祝福やパイプオルガンの音色がとても思い出に残っており、ポジターノでの挙式にして本当に良かったと思っています。私たちの要望を汲み取って素晴らしい旅を作って下さった山田さんをはじめ、挙式アシスタントの佐々木さん、
トラブル対応してくださった堀内さん、他にも関わって下さった方皆様に感謝します。