海外挙式に興味を持ち、本格的に結婚が決まってからというもの、長い間暇を見つけてはインターネットで調べたり、あちこちの旅行会社を訪ねたりという日々を送っていましたが、私達2人のわがままプランを受け入れて下さるところが本当にない中で、リージェンシーさんだけが受け入れて夢を叶えて下さいました。

人生で何度も行けないヨーロッパ旅行を計画するにあたって、主人はイタリアに、私はオーストリアに行きたいと通常組み合わせしないであろう2ヵ国を希望していた私達。距離的にかなりハードスケジュールになりますし、また、日本国内でも挙式披露宴を予定していましたので予算的にも厳しい私達のために、考えに考えて予定を組み2人の希望を見事に叶えて下さった山田さんには感謝してもしきれない程です。本当に素晴らしい旅でした。

日本を出発、まずはイタリア、ローマへ。
言葉の壁にはとても参りましたが、それでも山田さんが事前にお勧めのお店をリストアップして下さったものを頼りに(9日間通して本当に助かりました！)お店を探したり、ルイスさんがすすめてくれたジェラート屋さんへ行ったりと楽しい初日を過ごしました。
2日目は朝からツアーに参加。これが内容盛り沢山で、本当に参加して良かったです！なんと！ツアー参加がこの日は私達だけだったのでガイドさんを独占して(笑)、特にゆっくりお話も聞けて楽しかったです。イタリアは皆、人々が良く、まぁ～時には騙されたりもしましたが(笑)、とても素敵な国でした。

そして3日目はオーストリア、ウィーンへ。
とても楽しみにしていた憧れのウィーンでしたが、次の日に一旦離れ、今回の旅のメイン、ザルツブルクへ電車で移動。
この電車の旅がすごく良かったです。ウィーンでお菓子などを買い込んで、わいわい食べながらの楽しい車中でした。キャリーケースの鍵をホテルに忘れるというハプニングもありましたが、現地アシスタントの渡辺さんに迅速丁寧な対応していただき、大変助かりました。

そしていよいよザルツブルクへ。
可愛いコーディネーターエリカさんが待ってくれていました。ザルツブルクはウィーンと比べると小さな田舎町ですが、これがとても良いのです…！！奈良県民という私達には何て落ち着く町なんだろうと感激しました(笑) でも歴史を感じさせる町並みで、女子なら誰もが憧れるヨーロッパというイメージそのものでした。素晴らしすぎたホテルハルシュタットにチェックインし、町をぶらぶら。エリカさんお勧めの路地も、ザルツブルク城からの景色も、何もかもが本当に素敵でした。

そんな素敵な町で、いよいよ挙式！！実はオーストリアに着いてから、ずっとお天気に恵まれず心配していました。そんな挙式当日の朝、山田さんからのメッセージが届いた直後、なんと！太陽が出てきたんです！山田さんの愛情が届いたんだと、本当に感動しました！笑
準備を終え、憧れのミラベル宮殿へベンツのお迎えで向かいました。太陽が出ている内にと、先に庭園での写真撮影。この庭園がとても綺麗で、写真映えのするところばかり！特にザルツブルク城をバックに撮って頂いた写真は、1番のお気に入りです。
沢山の写真を撮って頂いた後、いよいよ挙式へ。事前に写真で見ていたよりずっと素晴らしかった大理石の間で、2人だけの式でしたがスタッフの皆さんに見守って頂きながらの静かな挙式。改めて身が引き締まる思いでした。

その後、室内でも沢山撮影をしてもらい、宮殿からホテルへはおとぎ話に出てきそうな白い馬車で送っていただきました。
ザルツブルクの町をゆっくり1周し、現地の方や観光客の方達から祝福の声をかけてもらいながら、とても幸せな時間でした。
ホテルへ戻ってからホテルのスタッフさんから声をかけてもらったり、2人で写真を撮り合ったり、隣室のご夫婦が写真をホテルの廊下で撮って下さったりと、余韻を楽しみながらとても楽しい1日を過ごしました。

その後ウィーンに戻り、ここでも再びツアーに参加しました。あちこちを案内していただきましたが、特にシェーンブルン宮殿はずっと憧れ
だったので、分かりやすく解説してもらいながらゆっくり見られたことは、本当に嬉しかったです！
また、その日の夜にはコーディネーターさんがおすすめして下さったレストランで食事したのですが、ここが本当にいい雰囲気のお店で、とても美味しかったです！

そしてまた空港まで現地アシスタントの渡辺さんにお世話になり、9日間の私達の素晴らしい旅が終了しました。
本当に色々な人達の優しさや温かさに触れ、助けられた旅でした。
英語すら分からない2人でしたので言葉が全く通じず、苦労もありましたが(実は帰国後、次回行くときはもっとコミュニケーションがとれればと、英会話を習っています(笑))、すべてが私達にとって一生忘れられない大切な思い出です。

そんな旅を作ってくれた山田さんを始め皆さんには心から感謝しています。本当にありがとうございました。