Regency Group Inc. リージェンシーグループ株式会社

Wedding Report

パイプオルガンの響きが背筋をピシッと引き締めてくれます!!

T & Y 様

サンタ・マリア・アッスンタ教会

無事に昨年10/30に挙式を挙げて参りましたので、ご報告させて頂きます。

もともとは、海外ウエディングに憧れていた私があまり気の進まない妻に海外ウエディングを提案したのが始まりでした。
新婚旅行も兼ねたいと考えておりましたので、国は妻の長年の憧れのイタリアに比較的スムーズに決まりました。ツアー会社も何処にお願いしようかと幾つか候補がありましたが、ヨーロッパの挙式の経験が豊富であること、ここなら安心して任せられると感じたこと、それと何と言ってもサルヴァトーレ山田さんの熱過ぎる人柄に惚れて、リージェンシーに決めました。
教会も幾つか候補があり迷いましたが、

① 全体でお祝いして貰える雰囲気
② 日本人が少ない
③ 厳粛な教会である
④ 年間の挙式数が限定されている
⑤ ポジターノの美しさ

等からサンタマリア・アッスンタ教会でお願い致しました。

【10月28日】 日本出発 / 成田発~ローマ経由~ナポリ着
まず、驚いたのはドレスやタキシードの荷物の重さです。10日間の旅行の割には、荷物は最低限に抑えていたのですが、常に手荷物として持ち歩かなければならないのが予想外でした。機内はアリタリア航空のエコノミーでしたので、あんなものでしょう。
ローマの空港で乗り換えでしたが、ここでトラブル発生。22時発の飛行機が2時間遅れての出発に。ヨーロッパではこんなことは珍しくないそうですが、お店も閉まってひと気のない夜中の空港で、大量の荷物を抱えて呆然と2時間立ち尽くしました。
その後、ナポリ着。空港には日本語の出来る迎えの方が待っていて下さり、無事にホテル・ロイヤルコンチネンタルに到着したのは日付が変わってから。ホテルRCは、朝、海の向こうの山から登る朝陽をテラスから楽しむ事が出来ました。

【10月29日】 ナポリ発~ポジターノ着
朝食は普通でした。10時にポジターノへ向けて出発だったので、海沿いを少しだけ散歩しました。街は余り綺麗ではなく、チップ用の小銭が欲しかった為、スーパーで10ユーロ札を出し、ミネラルウォーターを買おうとするも拒否されました。うーん、そういうものなのか。ポジターノまでは車で移動です。ドライバーさんは日本語が出来ないものの、とても優しい方で色々と案内して頂きました。2時間の道程はかなりの山道で、右に左にといった感じです。そのウネウネ道の先には絶句するほど美しいポジターノの街並みがあったのでした。これは、写真では伝えきれないです。とにかく行って見て欲しい、としか言いようがないです。美しいです。絶景です。
宿泊はホテルBB。決して大規模なホテルではありませんが、ここも素晴らしいです。部屋にはオーシャンビューのテラスがあり眼下にはポジターノの街並みが、すぐ横には挙式を挙げるアッスンタ教会が見られます。その日はポジターノを散策しました。有名なサンダル屋さんでお気に入りのデザインでオーダーメイドのサンダルを作って貰ったり、ジェラートを食べ歩きしたり。
ディナーはサルヴァトーレ山田さんオススメのマル秘レストランリストからチョイスして行きました。とてもおいしかったです。

【10月30日】 挙式当日 / ポジターノ滞在
ホテルの朝食がビックリするくらい美味しく、ゆっくりし過ぎてヘアメイクの時間に遅れる大失態。ごめんなさい。
15分遅れでヘアメイクスタート。ヘアメイクは日本で用意してきた写真をスタイリストさんに渡すもなんと拒否!何やら、イタリアではこの髪型は流行っていないから、だとか。仕方なくお任せで。ドレスに着替えたところで、写真撮影の開始です。カメラマンは日本でいう昔かたぎの頑固な職人さんで常に眉間にシワが寄っているタイプ、それが彼です。黙々と写真を撮り続けます。
ポーズの注文もどんどん来ます。そのうち、太陽にも注文を出します。何かブツブツ言っています。おそらく、口調から、表情硬いよ!とか、もっと早く動いて!とか、あーダメダメ全然ダメ!!とか、でしょうが、イタリア語は分からないので、アシスタントのアッキーさんが柔らかーく通訳してくれます。当日は例年にない暑さで汗を拭き拭きポーズをとり、町中を練り歩きました。街の人がみんな声をかけてくれ、前日行ったレストランのウエイターが「あいつ昨日来たぜ!!」と言っていたり、サンダル屋さんのおばさんがウエディングドレスを見てビックリしていたり、歩くのは大変でしたがとても楽しかったです。

挙式自体は30分程度です。パイプオルガンの響きが背筋をピシッと引き締めてくれます。たまたま教会を見学に来ていた観光客の方々も参列してくれました。写真撮影から挙式までのサポートは全てアッキーさんが臨機応変に対応して下さいました。
緊張していた私達を精神面から支えて下さり、とても助かりました。どうも有難うございました。
アッキーさんとホテルの部屋でお別れした後、ホッとしたと同時に少しグッタリ…。ディナーにはむくりと起き上がり、ホテルの
レストランにてウエディングディナー。これがまたすごくおいしい!ただ量が多い。結局食べ切れずに、レストランで仲良くなったウエイターさんのご厚意で半分は次の日のお昼に用意してくれることになりました。感謝です。

【10月31日】 ポジターノ滞在
朝から船でアマルフィに行きました。ホテルの目の前から船が出ているので20分程でアマルフィまで行けます。便利です。
アマルフィもとても綺麗な街でした。ジェラート食べて、レモンチェロ買って、数時間しかいなかったので今度はもっとゆっくりとしたいです。10/31はポジターノにとって特別な日でほとんどのホテルの営業はこの日で終わります。避暑地であるこの地は冬季の間はクローズされるそうなんです。夜にはホテルのウエイターさんに誘っていただき、ホテルの関係者??だらけのサヨナラパーティーに招待していただきました。レストランを貸し切り、生バンドの演奏が入り、食べ放題、飲み放題、すべて無料。
大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。

【11月1日】 ポジターノ発~ローマ着
ポジターノに別れを告げ、お迎えの車でナポリへ。ナポリからはユーロスターでローマへ。テルミニ駅ではガイドのルイスさんがホームの先頭で待っていてくれるはず。待ち合わせ場所に行くと、上から下まで黒いブランドものを着こなしたサングラス姿の方が一人こちらにやって来るではありませんか。財布とパスポートは守らねばと思うと、それがなんとルイスさん!!話してみると日本語のベラベラ(笑)日本語で冗談まで言います。というか、冗談ばかり言います。半日観光をお願いしていたので、そのままルイスさんの車でローマ観光へ。とても入れないような路地もガンガン行きます。自分達ではなかなか行けないような場所にも連れて行っていただきました。この半日観光はオススメです。
お昼もルイスさん行きつけのヴァチカン近くのお店に連れて行ってくださいました。ちなみに、とても美味しかったので次の日も私達は個人的にそのお店に行きました。ホテルはローマ中心から徒歩15分くらいのホテルB。ここは良くないですね。
部屋も狭く、カーテンを開けると目の前は薄暗い非常階段。裏で休憩中の従業員とバッチリ目が合います。

【11月2日】 ローマ滞在
ホテルでの朝食は酷かったです。コーヒーを頼むと茶色のお湯が出てきます。仕方なく外でデニッシュを買いました。
この日は朝からヴァチカン博物館の半日観光です。ヴァチカンには圧倒されました。半日ほぼ座ることがないので多少疲れます。午後はフリーで観光しました。ローマは危険だという話でしたが、きちんと対策をしていれば大丈夫だと思います。もちろん、危険な目に合うこともありませんでした。ただ、観光名所が多いだけに日本人も多いです。ローマのブランドショップには日本人のお客さんもいれば、日本語の話せる店員さんもいました。ディナーはサルヴァトーレ山田さんのオススメ店。ここも非常に美味しかった。またローマに行ったら、必ず行くと思います。

【11月3日】 ローマ発~フィレンツェ着
最後のローマ観光を楽しみました。ローマは観光名所が数多くあるので、結局、全てを周り切ることは出来ませんでした。
夕方にはホテルにルイスさんが迎えに来てくれました。ルイスさんとはここでお別れ。ユーロスターでフィレンツェに向かいました。ルイスさんありがとう。フィレンツェでは、堀内さんが迎えに来てくれていました。その日はそのままホテルへ。
ホテルB。ここはとても素敵でした。フィレンツェのまさに中心地にあります。作りもオシャレで綺麗でした。バスタブはありませんでしたが、シャワーでも満足出来ました。

【11月4日】 フィレンツェ滞在
ホテルの朝食はバイキング形式ですが、とてもおいしいです。一日かけてフィレンツェをブラブラと観光しました。ホテルを出るとすぐ目の前にドゥオーモが有りますので帰りも迷いません。まずは市場に行きました。サルヴァトーレ山田さんのマル秘メモから、モツ煮込みのサンドをいただきました。あれは、日本では食べられませんね。おいしいです。ぜひ、行きましょう。
その後は、ヴェッキオ橋や名所にも幾つかにも行きました。フィレンツェは全体的に落ち着いた街で、ローマほど日本人もいませんし、治安もいいと思います。

【11月5日】 イタリア帰国日 / フィレンツェ発~
ホテルのおいしい朝食をいただき、ついに帰国へ。堀内さんに迎えに来ていただき空港へ。帰り道、色々なお話をしていただき、フィレンツェを見渡せる丘にも寄っていただきました。堀内さん、お世話になりました。ありがとうございました。

長々と書いてしまいましたが、それはこの旅行が楽しかったからだと思います。帰国して数ヶ月ですが、すでにまたポジターノに行きたいです。アッキーさんやルイスさん、堀内さん、そしてなんといってもサルヴァトーレ山田さん。大変お世話になりました。

また、ヨーロッパを訪ねる際には是非とも宜しくお願いします。