Regency Group Inc. リージェンシーグループ株式会社

Wedding Report

初めてのイタリア!見知らぬ人々との出会いが人生にとって大きな糧となる事を実感!!

鷺坂 豪大 様 & 里奈 様

サンタ・マリア・アッスンタ教会

ウェディングレポートですが、あまりに感動と充実した10日間でしたので旅行記のようになってしまいました。

~イタリア挙式を選んだきっかけ~
結婚が決まり、式と新婚旅行の話をしていた際、ディズニーシーでデートを重ねていた私達。いつものようにデートをしていると、ベネチアンゴンドラに乗りながら挙式をしているカップルに遭遇。ベネチアンゴンドラの雰囲気が好きな我々2人は本場イタリア
のゴンドラに乗って挙式が出来たらなというところから一生に一度しかない結婚式だから新婚旅行も兼ねて少し頑張っちゃおうかということでイタリア挙式と新婚旅行を希望していました。

~リージェンシーに決めたきっかけ サルヴァトーレ(救世主)山田さんとの出会い~
様々なところで調べているとこちらのリージェンシーを見つけました。海外挙式というとハワイなどが多く、ヨーロッパ専門にこれだけの数の挙式実績があるは信頼出来るのではないかということで早速、連絡してみることに。我々、静岡に住んでいるため、メールや電話でのやり取りも出来たようですが、私のどうしてもの希望で最初だけは実際にお会いしてお話したいとアポを取って、初めてお会いさせて頂いたのが、2012年の12月18日という正に年末、年の瀬でした。

サンタ・マリア・アッスンタ教会

神聖な空気に包まれて

最初の印象を一言で表すと「圧巻!」「情熱的!」というものでした。オフィスへ訪問させて頂くと我々の救世主、山田さん
登場!!最初からイタリアに対する「情熱」が並大抵でないことが伝わってきました。前述したように我々がイタリア挙式を希望している理由をお話させて頂いたら、ベネチアも大変素晴らしいのですが、それよりももっともっと素晴らしいところがあると言って写真を使い力説して頂いたのがアマルフィ海岸でした。私自身、織田裕二さんと天海祐希さんの映画「アマルフィ」が好きで何度か見ており、ロケーションの素晴らしさは多少、知っていたのですが、山田さんのプレゼンテーションで私と妻はベネチアよりもアマルフィ、ポジターノの魅力にひかれていきました。その写真を見て我々にその素晴らしさを伝えようとしている山田さんの目を見て、私はこの方にお願いしようと心に決めました。なぜなら、こんなに「情熱」をあらわに説明して下さる人なら我々の一生に一度の挙式をお願いしたいと思えたからなのです。そして3つの教会を提案頂き、その雰囲気を感じて決めたのがサンタ・マリア・アッスンタ教会でした。そして肝心の日程を決めることになったのですが、我々の仕事の都合上、1週間以上の休みを取るのが難しかったのですが、せっかくイタリアに挙式と新婚旅行に行くのであれば10日間はと山田さんがおっしゃって頂いたので、会社にどうしてもということで交渉をしたら、春先の4月なら大丈夫ということで10日間の休みの許可がおりました。がしかし、この時、既にクリスマス。ということは4月まではあと3か月。海外挙式をするのに3か月前にお願いすることなんて正直無理だろうと思っておりました。山田さんに伝えたところ、「出来る限りやってみます!」とのお返事を頂きました。正式に申し込んだのが2013年1月5日。実際に出発したのが、4月10日でしたので、準備期間約3ヶ月。日本での披露宴を6月に計画していたことからイタリア挙式旅行の準備と披露宴の準備を同時進行していたので、休みは全て費やし、準備しました。

~4月10日(水) 1日目~
成田空港からローマへ!機内食が配られたのですが、我々2人だけなぜかとばされてしまい、これはどうしたことかと思っていたら、ちょっとしたサプライズメニューの手配に嬉しくなった我々2人。ローマに到着した私達を迎えてくれたのが、ルイスさん!
外国の方で見た目は少し怖かった!?ですが、実際に話すととても優しく、流暢な日本語で私達はすぐにルイスさんのローマ案内の虜になってしまい、15時にローマに到着した我々は翌日にローマの有名な観光地を回ることに決めていたので、今日はガイドブックにも載っていないような地元の方のオススメスポットに連れていってほしいと無理なお願いをしたところ、コロッセオの定番じゃないところからの見学、丘の上からの夜景、鍵穴からの景色、ローマの高級住宅地など本当にガイドブックに載ってないような地元の方々しか知らないような観光地を案内してくれました。車内ではルイスさんのイタリアンジョークで本当に楽しかったです!夕食は事前にサルヴァトーレ山田さんから頂いた「秘伝の書」(←ガイドブックに載っていない、山田さんが実際の舌で確認したというレストランガイド)をもとにレストランへ行き、本場のイタリアンを満喫しました!!本当においしかったです!

~4月11日(木) 2日目~
午前中、ローマの市内を散策。コロッセオ、ヴァチカン市国、トレビの泉にスペイン階段などのメジャーな観光地を巡りました。
そして午後からいよいよポジターノへ向けてローマから鉄道好きの私の憧れのユーロスターで経由地のナポリに。
折角、1等車を用意して頂いたのに私は車内探索で写真をバシャバシャ、見かねた現地の方がシャッターを押してくれたのですが、「そんなに電車が好きか?日本にも新幹線があるだろ?」などというようなことを会話し現地の方とも交流できてとても充実していました。ナポリ駅にはお迎えの方が来て下さっており、2度と乗れないであろう?高級車で一路ポジターノへ。
ホテルに到着。まずはエレベーターに驚き。エレベーターにクーラーがあり、とても涼しかったのです。イタリアでもエレベーターにクーラーが付いているのはこのホテルくらいではないかとのこと。流石、イタリアの中でも高級リゾート地のポジターノの5つ星ホテル!!せっかくの挙式・新婚旅行のメインのポジターノということで奮発しちゃいました!!
実はこのホテル人気ホテルで3ヶ月前に準備し始めた私達では予約出来たのがラッキーとの事、流石サルヴァトーレ山田さんに感謝です!部屋に入り、部屋から見える海なんてもんじゃない、ダイナミックな景色。これを真の「オーシャンビュー」だと思いました。「頂きました!!星5つですっ!!」と叫ぶ程のホテルでした。ポジターノの夕日を見ながらの散策。まさにリゾート地で時間がとまったような感じでした。夕食は海岸沿いにある非常にムードあるお店で味もシーフードが抜群においしかったです。

空港でルイスさんと初対面

とっておきのスポットもルイスさんならでは

ポジターノのレストランにて

オーシャンビューの絶景テラスにて

~4月12日(金) 3日目 挙式当日~
いよいよ、挙式当日!!ここでいよいよ満を持して登場するのが、アッキーこと佐々木亜希子さんです!
日本での救世主が山田さんなら現地ポジターノでの救世主と言うべき方です。まず朝一で佐々木さんが我々の部屋に来て頂き、日本から持参したウェディングドレスを着付けるのですが、ここでも一苦労!実は妻が選んだウェディングドレスが通常のものと異なっており、着せるにあたり難しいものでした。私は日本の衣装店で教わっていったのにも関わらず、当日テンパってしまい着せ付けることが出来ませんでしたが、さすがプロの佐々木さんに掛かれば、朝飯前と言わんばかりに着せて頂けました。朝から妻のドレスでテンパってしまった私は自分の着替えを後回しにしていたため大急ぎで着替えて、スタンバイ完了。
予定では挙式後フォトツアーの流れでしたが、教会の神父様のご都合で先にフォトツアーに行くことに。フォトツアーの途中、我々が後程、挙式を行うサンタ・マリア・アッスンタ教会の前で撮影していると、何か我々に話しかけてくる外国人の男性が。
イタリア語でしたので、会話の内容が分からなかったのですが、佐々木さんに伺うと何と!その男性はサンタ・マリア・アッスンタ教会の神父様だったのです。神父様の都合がついたから、予定よりも早いが折角、通りかかったならそのまま式を挙げましょうということで我々は心の準備もないままに挙式に臨んだのです。今から考えれば日本ではなかなか経験出来ないイタリアならではの良き思い出になりました。

見知らぬ人々から拍手喝采

アッスンタ教会とパステルカラーの家々を背景に

様々な国の人々が集い

感謝の気持ちを込めて甚平を贈呈

挙式は写真で見ていたものでは味わえない、何とも厳粛で豪華絢爛な教会でそこに入場のためのパイプオルガンが流れた時には鳥肌が立ちました。挙式は佐々木さんのベストアシストもあり、とてもスムーズに行われましたと言いたいところでしたが、事前に打ち合わせしていた聖書を日本語で読む際に緊張して漢字を読み間違えてしまい動揺し、少し、妻とかみ合わないところもありましたが、それも私達らしかったかと。式の最中にはパイプオルガンの音色を聞いてか、様々な国の観光客の方々や地元の方々が教会の中まで入り、祝福してくれました。今回、家族はイタリアに同行せず我々2人だけで少し寂しかったのですが、ここはイタリアのポジターノ!!日本では見知らぬ人が挙式をしていても何か声を掛けづらいものですが、沢山の方々が祝福してくれたのが、とても嬉しかったです。式が終わった後、神父様に日本からのお土産をお渡ししました。中身は「甚平」です。神父様にも喜んで頂けて、挙式は終了!フォトツアーの途中でしたので、まだまだ撮り足りないと言わんばかりにカメラマンのマッシモさんに連れられたくさんの写真を撮ってもらいました。トータルで1時間くらいのツアーでしたが、時間が過ぎるのが本当に早かったように感じます。その後、とてもお世話になった佐々木さんを夕食にお誘いし、イタリアの話は無論、プライベート、人生論まで語り合えたこととても良い思い出です。

フォトスポットをたっぷり巡りました

挙式大成功に導いてくれたチーム!ポジターノ

~4月13日(土) 4日目~
ポジターノをあとにし、アマルフィを経由してアルベロベッロへ。無事、挙式も終了し、ここからはイタリア周遊です。今日の目的地はアルベロベッロです。定番だけでなく、どこか新婚旅行では行かないような通なところも入れて欲しいと山田さんにお願いし、紹介して頂いたのがアルベロベッロです。ポジターノを出て、風光明媚な海岸線を車でアマルフィに向かうのですが、これが何ともクネクネ道です。比較的、乗り物酔いには強い方の自分も酔いかけてしまったのですが、乗り物酔いが激しい妻は案の定、酔ってしまいました。それでも何とかアマルフィまでは到着出来たのですが、やはり酔いが治まりませんでした。昨日、佐々木さんとは別れたのですが、翌日アマルフィを案内してもらえることになっていましたので、佐々木さんと合流。慣れないイタリアで車酔いをしてしまい、これから更に3時間も車での移動が控えていたので、イタリアの薬局事情が全く分からない私達に代わって快く佐々木さんが購入して頂けました。お陰様で妻はその後、3時間の道のりを何とか乗り越えることが出来ました。また、日本語が通じないドライバーさんに妻が酔ってしまった旨を伝えてもらったところ非常に気を遣って頂きました。まさに佐々木さんが救世主と思える所以なのです。本当にありがとうございました。アマルフィは、ポジターノとは違った雰囲気でこれもまた素晴らしいところでした。名物のリモンチェッロを頂いたのですが、非常に度数の高いお酒で妻は車に!私はリモンチェッロに!!酔ってしまったことも思い出です。そして、本当にお世話になった佐々木さんと別れ、アルベロベッロへ。途中、マテーラへ寄って頂きました。マテーラは洞窟住居の町で本当に今にも崩れそうなサッシがたくさんありました。アルベロベッロに到着し、今夜のお宿はトゥルッロというキノコ型のお家。キッチンなどがついており、日本の貸別荘みたいな感覚も覚えました。そのまま就寝。

~4月14日(日) 5日目~
アルベロベッロ散策。妻の体調はだいぶ回復したものの、お腹にやさしいものをと言うことで「おかゆ」が食べたいとのこと。これがトゥルッロチョイスの素晴らしさ!山田さん、ありがとうございます!!近所のスーパーに行き、イタリア語が話せない私達は簡単な英語と身振り手振りで何とかお米と卵を入手しトゥルッロに戻り早速、調理し二人で一緒に玉子粥を食べました。イタリアのトゥルッロで玉子粥を作って食べるのは後にも先にも我々くらいでないでしょうか(笑) その後、アルベロベッロを散策しました。世界遺産にもなるだけあり、とても歴史的な建造方式で何か日本の竪穴式住居に建造方法が似ているとも感じました。

~4月15日(月) 6日目~
アルベロベッロから水の都ベネチアへ。朝から車でバーリ空港へ行き、空路でベネチアへ向かいます。
実はこの航路は1日1便しかないそうです。山田さんが緻密に調べて頂いて、ベネチアへ行くことが出来ました。
マルコポーロ空港到着後、水上ボートでホテルへ!って水上ボート!?流石、水の都と呼ばれるベネチアです!!水上ボートがそのままホテルのフロント横付けという何とも粋なホテル。その後、リアルト橋、サン・マルコ広場などを散策しました。夕食は恒例となりましたサルヴァトーレの「秘伝の書」のレストランへ。少し早い時間だったのでランチのブッフェとディナーと両方お得に頂けました!お味もとても良く、大満足でした。

憧れのヴェネチアで本場のゴンドラ遊覧

ルネッサンス芸術の街フィレンツェ

~4月16日(火) 7日目~
ベネチアからフィレンツェへ。午前中はベネチアでゴンドラに乗りました。憧れの本場のゴンドラに乗れて大感激!!
そこで日本からの新婚旅行の方々と一緒になり、そこでの交流も思い出になりました。午後はフィレンツェへ向けてまたユーロスターを利用。前回とは車両が異なっていたため、またしても大撮影大会で大興奮のうちにフィレンツェへ。到着後ウッフィッツィ美術館の予約をお願いしてありましたので、スムーズに見学出来ました。長蛇の列に並ぶと2時間から3時間待ち!とのことで本当に予約して良かったです!その日、妻がお腹を壊してしまっていたので、日本食を食べたいとのことで夕食は日本料理店を探し行きました。また、そこでの出会いが素晴らしく、愛媛で脱サラをして日本の寿司店で修行をしてこちらで日本料理店を開いているとのこと。同店、現地の方々でとても繁盛しておりましたが、1人でお店を切り盛りしているため、テンテコ舞い。そこで、私達は即席で日本人従業員としてお手伝いをしました。そこで現地の方とも交流が出来て、楽しかったです。更にそのお店の斜め前で一緒に日本人が共同経営しているイタリア料理店を紹介して頂きました。何とそのお店、日本のマンガのモデルにもなったとか。両方とも大変おいしく頂いて、色々な方とお話をしていたら、閉店時間に。手伝ってもらったお礼にと車でミケランジェロ広場に連れて行ってもらいました。日本の夜景とは違って暖かい感じの夜景でとてもキレイでした。

~4月17日(水) 8日目~
フィレンツェ観光とピサの斜塔。午前中、フィレンツェの市場など観光地とショッピングを楽しみました。午後からはどうしても行きたくなってしまったピサの斜塔へバスに乗り、出発。実際にピサの斜塔の頂上へ昇る階段が本当に斜めになっており、手すりもなく300段近くで大変でしたが、頂上からの景色は素晴らしくもありスリル満点でした。夜はバールなどで過ごし、イタリア最後の夜を満喫しました!

~4月18日(木) 9日目~
フィレンツェからローマを経由し帰国の途へ。堀内さんのお迎えでフィレンツェの空港へ向かったのですが、たくさんのお土産を買ってしまったため、何と荷物が大量に。手荷物の大きさが規定よりも大きいとの指摘を空港の方に言われてしまい、堀内さんと一生懸命小さくして頂くということを3回程やって何とかOKをもらえました!!最後の最後で荷物を持って帰れなくなりそうなハプニングにも襲われながらも堀内さんのご協力で何とか乗り切れ、帰国のためのローマ乗り換えの飛行機に乗れ、成田空港へ!本当にありがとうございました!!

~4月19日(金) 10日目~
成田空港から自宅へ。無事に成田空港に到着し、自宅へと帰りました。以上が旅行記です。
最後にメッセージを書かせて頂きます!!

<妻>
一生に残る幸せいっぱいの挙式、思い出のつまった新婚旅行をリージェンシーさんで企画していただけてよかったです。
本当にありがとうございました。

<夫>
旅にはハプニングがつきものと言いますが、私達は本当に素晴らしい挙式・新婚旅行になりました。
ハプニングや思いがけない出会い、それが旅をより思い出深いものにしてくれるのはもちろん、その後の人生においても大きな糧となったり、人の繋がりとなったりするものだと実感しました。それは、山田さん、佐々木さん、堀内さん、ルイスさんなど数えきれない方々が本気で我々の挙式・新婚旅行をサポートして下さったからであります。今回、リージェンシーさんにプロデュースして頂いたこと幸せでした。本当にありがとうございました。また、イタリア、いやヨーロッパ旅行の際には宜しくお願いします。

お伽の国のようなアルベロベッロ

ポジターノは二人にとって格別な町