1)旅のコース
名づけて、おいしいハモン(生ハム)求めスペイン!の旅(笑)
でもスペインっていっても広い!
卒業旅行でマドリッドからバルセロナまで大満足のバックパック旅行をしたこともあるし、いろいろまわる「つらい」観光旅行はしたくないし。
どうせなら車で走って気持ちのよいところを、というわけでコスタ・デル・ソル(太陽海岸)を中心にヴァカンス9日間決定。
コルドバ→マドリッド間のみAVE.あとはレンタカーです。

1日目:夜便でパリへ
2日目:お昼過ぎマラガ着。レンタカーを借りて海岸線を走る (エステポナ泊)
3日目:ロンダ&マルベーリャ (エステポナ泊)
4日目:マルベーリャ 夕方アルヘシラスへ移動 (アルヘシラス泊)
5日目:タンジールへのツアー。初のアフリカ大陸です。(アルヘシラス泊)
6日目:マラガ。夕方グラナダへ。(グラナダ泊)
7日目:グラナダ (グラナダ泊)
8日目:コルドバへ。その後夜はAVEでマドリッドへ移動 (マドリッド泊)
9日目:帰国の途へ

2)旅の下準備
あんまり時間がないので、チケット&レンタカー&ホテルの一部はリージェンシーさんにおまかせ。その他旅の情報収集はネットで行いました。というのも日本のガイドブックではコスタ・デル・ソルの町の情報はほとんど手に入らないのです。各都市のオフィシャルサイトが今回かなりお役立ち。たまにスペイン語しかないページも出てきますが、ホテル情報、仔細な地図、闘牛の見方ガイドまでほとんどの情報を西/英/独/仏語などで得ることができます。事前に並ぶと予想されるアルハンブラなども先にネット予約が無難です。楽できます。その他、闘牛など現地の生情報は各都市のインフォメーション&ホテルのコンシェルジュなどで。

01 マラガの空港を出て高速に乗ったとたん飛び込んできたのは雄大な山、真っ青な空。そして海でした。思わず運転席で「わー、スペインだ!」と大騒ぎ。高速を降りてホテルに向かうまでにちょっと迷い込んだビーチは人影がなくまるでプライベートビーチ。思わず自分が道に迷っていることを忘れて一枚。 02 03
04 05 ホテルについたのはもう3時近く。腹が減ってもう歩けない!と唯一近くにあっ たビーチレストランへ。どうせ『海の家』でしょ?と期待していなかったら思った以 上においしいものが次から次へと。 でもまずはスペインに来たら!ってわけでフリットとパエージャを。 日差しも風も強い。残念だけどちょっと泳ぐ気にはなれず、しょうがないので酔っ払 いに変身。
こじんまりしたホテルが大好きです。今回もコスタの中心地からはずれたエ ステポナという町の小さなヴィラを探し当てました。 自称「ホテルには鼻が利く」私が選んだのはここ。部屋はたった9つで、それぞれが 独立。でもびっくりしたのは勝手に値段が下がったことです、20ユーロも(笑) 06 07 08
09 10 11 海で走り回る子供と犬を眺めながらおなかいっぱいになったあとは急に眠くなっ てベッドへダイブ。気がついたら夜中でした。どうやら時差ぼけ?ちょっとヴィラの 外に出てみたら、こんなに立派な椰子の木発見。南国ですなあ。
コスタの朝は遅い。のんびりしたものです。テラスでだらりとあさごはん。ごはんをたべたら探検に出発です。 ちょっと車で走るとマリーナがありました。ここはカンヌ?と間違いそうな風景。そぞろ歩きしながらヨットの中をしっかり覗き込んで見たり。  
12 13 14 マルベーリャは海と坂の町。コスタのリゾートのへそ。車はどこかにおいて歩くことをおすすめします。お魚がとにかくおいしくて涙もの。町並みもかわいらしいので探検してたら壁にもお魚が。オレンジ広場という名前の広場はその名の通りオレンジの木に囲まれていい香り。
15 マルベーリャで毎日食べていたのはこのタパス。”ピルピル”ってかわいい名前が気になって頼んでみたら、何のことはない小エビのオイル煮でした。きりっとビールや冷えた白ワインにぴったり! 16 気分を変えて山登り。ロンダに向かいます。海辺から1時間ひたすら山道を。くねくね路をかなりのスピードで駆け上がるとずいぶん高いところまで来ました。
17 18  ロンダの見ものはこの橋です。橋の上から眺めるだけでもいいですが、それじゃもったいない。で、どこから見るか!に結構頭を捻らなくてはならなくなります。どうぞ気合をいれて青空の下を歩きながら一番すてきなスポットを探してください。 中央の小さな窓が見えますか?中に入るとこんな感じ。
ロンダの町の中心には多くのスターを生んだ美しく歴史ある闘牛場も。闘牛場&付属博物館は中に入ることもできました。どこからか牛の息づかいが聞こえてきそう。
中に入ってっみたらホンモノが見たくて見たくてたまらなくなりました。運良く今日は土曜日。マルベーリャへ戻れば闘牛が見られるのです!というわけでそそくさと退散!
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というわけで闘牛!
大きい街ではどうだかわかりませんが、ご参考までにわたしたちの闘牛鑑賞はこんな感じ。
チケットは街のチケットボックスかもしくは闘牛場の入り口で購入します。1時間くらい前でも余裕で買えました。
お席は日の当たるソル席と日陰のソンブラ席。日陰の最前列が一番高い。でもソルの上の席でも十分楽しめます。ちなみにソルの中間席で50ユーロなり。ソルはほとんど観光客でした。
開始の合図はラッパの音。場面が変わる(マタドール登場!とか、とどめ!とか)時もラッパが合図。
この日はピカドール(馬に乗る闘牛士)はおらず、バンデリリェーロ、メインのマタドールが二人。
なんとお一方は日本人でしたよ!驚き!
牛はすべて4歳の牡牛。
まずはバンデリリェーロが登場して牛に刺激を。危なくなったら写真のように数箇所に設けられた柵のなか逃げ込みます。が、牛に倒されたり突かれたりするどきどきな場面も。
牛に刺さった赤と緑のひらひらは銛。これで牛を手負いにしたらいよいよ剣を持ったマタドールの登場です。
マタドールのムレタ(布)だけは赤。このマタドールですが、やはり人気者になるにはパフォーマンスのすばらしさに加えて男前かどうか、が大いに関係している気が。だってかっこよかったもん(笑)

すばらしい試合であれば終了後惜しみない賞賛の声とともに白いハンカチが振られます。この写真じゃわかりにくいですが、観客の賞賛に上のほうにいる主賓(スペインの国旗模様の席が上にあるでしょ?)が答えたときのみ記念に牛の右耳を切りとることができるのです。耳はマタドールの好きにしていいので、「日はまた昇る」(ヘミングウェイ)のロメロは恋に落ちた相手ブレッドに。この日のマタドールは見に来てたちびっ子にプレゼント。ちなみに美しい死とは牛に一発でとどめを刺すことらしいけど、これは難しそう。死んだ牛はろばに引かれて退場です。

26 「ねえ」ブレッドが言う、「ほんとの話。彼、19になったばかりよ。おどろくじゃない?」
(岩波文庫「日はまた昇る」より)
この若いハンサムマタドールがいくつかは知らない。でもなんだかこの一節を思い出す若くて色男なマタドール。
途中牛に突かれて腰が引けてましたが。
27 さて、気分を変えて今日は初のアフリカ大陸!
モロッコのタンジール一日ツアー(45ユーロ)に参加してみました。
ちなみに往復のフェリー料金よりツアーのほうが安い!のが笑えます。ツアーは夕方到着したホテルでチェックインとともに申し込みました。
ツアー客はイギリス、アメリカ、ポルトガル、カナダ、そしてわたしたちの多国籍。
モロッコ人ガイドは英・仏・ポルトガル語で解説。
つまり母語で解説してもらえなかったのは私たちだけってことですね!

一時間高速船に揺られるとそこはもうモロッコ!・・・なのですが。最終的な感想は「まだまだモロッコ度が足りないよ!」でした。でもまあ、出かけてみましょう。写真にはないですが、ここから続くビーチはもしかしたらスペインよりステキかも。
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ああ、でもありました。スペイン側で見なかったもの。港にあったミナレット(尖塔)とモスク
29 バスに乗り込んでまず最初はお約束のラクダのり。乗らずにいられましょうか!1周1ユーロ。乗り心地? 馬よりぜんぜん高く、象より安定性がないってとこでしょうか。 鳴き声が何より怖かった。 30 31
  ツアーにはクスクスのお昼ごはんもついてました。初挑戦でしたが実は期待していたほどでも・・・。 期待してたほどでもなかったというか、もう表現のしようのない味だったのはミントティー。 すごく楽しみだったのにほとんど生のハーブを口に入れたのと同じ感じです。 ちなみにアラビア文字がついてるのがうれしくて買ったコーラは気が抜けてました。
32 33 カスバの市場へ。
売っているものはヨーロッパ側とほとんど変わりませんが、ラマダン(断食)の準備がそろそろ始まるのでいつもより静かです、ってことでした。写真は超おいしそうだったオリーブ屋さん。
文字と食べ物が少し違うだけで、どこでもおなじみの光景ですが、一歩横道をそれると香辛料とごみのすえたようなにおいの交じり合う 日のあたらない細い道も。
迷子になったら面白そうな町ですが多分帰れなくなるだろうな。
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36 ステキなタイル&ドアの彫刻に見とれました。しかしこういうのってなかなか見つからない。 37 38
39 40 今日で海岸線とはお別れです。 コスタ・デル・ソルを後にする前にちょいとマラガにも寄ってみました。 中心の町なので建物も立派だけど…人が多くてうるさい!

 

マラガでも市場に行ってみました。
左はハモン&チーズのお店。店ごともって帰りたい。

41 マラガにもローマ劇場が。残念ながら少し保存は悪いです。
城壁が好きなのでここらの城壁を見て歩いてたら渋滞に巻き込まれてビーチに行く時間がなくなっちゃった。
42 グラナダまで1時間半ほどのドライブ。
「オリーブ林と乾いた岩肌」アンダルシア特有の景色は話に聞くのと実際に見てみるのとではスケールの大きさが違います。
美しく並んでるオリーブ。この景色が延々続くんです。
アルバイシン。どこを歩いても白い壁、見上げると真っ青な空。犬にほえられ、迷子になったあとは我慢できずカフェで「セルベッサ!(ビール)」 43 44
45 グラナダといえば有名なのはアルハンブラ宮殿ですが。
この日まだ昼ご飯にしてすでに?本目のビールは・・・
ものすごい勢いで飲み干したあとで気がつきました。
なんと名前が「アルハンブラ」ですよ。
アンダルシアって城壁好きにはたまらない。 この角度で美しい城壁が見られて思わず一枚。
そしてアルハンブラの城壁の塔から見えるグラナダの街。ここから見ると暑さよけにパティオを作っている家のつくりがとってもよくわかります。
ちなみに街からアルハンブラのほうを見てみるとこんな感じ。砦だったのがよくわかりますね。
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48 アルハンブラ
といえばこれ。
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51 52 アルハンブラへは分厚い歴史書のコピーを持参。
でもそんなの読む暇もないくらい、美しい彫刻にため息の連続でした。
これを作った人々も、そしてここを武力で勝ち取った人々も、
きっと同じようにため息をついたように違いありません。(事実政治は長続きしていない)
異教徒の建物だったとはいえ、それを壊せなかったキリスト教徒の気持ちもわかる。
そしてたぶん『アルハンブラの魔法』(つまり腑抜けになる)は今に有効です。
お姫様になってこのままここに残りたい・・・。
外は結構気温が高い午後、それでも中庭はとてもひんやりしてました。
天井の彫刻はレースのように精緻で美しい。
少し青く見えるのは当時の色が少し残ってるんです。
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  今回の旅のメイン。パラドール・デ・グラナダ。
アルハンブラの中にある修道院を改造したパラドールです。一般車が入れないアルハンブラの中を車で走るのはちょっと快感です。
有名なのは、このステキな中庭(リスが走り回ってた)とおそらくは予約のとれにくさ。何がいいって、アルハンブラを歩き回って疲れてもすぐに部屋に倒れこめるってこと。バルでビールも気持ちがいいから泊まらなくてもぜひ行ってみて!
55 56 グラナダといえば!のお約束で夜中にタブラオへ。
サングリアを飲みながら好みの女の子探し。
終わったのは1時ごろ。ライトアップされたアルハンブラを見ながらだらだら歩いて帰っちゃった。
57 グラナダからコルドバへは国道のドライブ。
オリーブの直売所を一生懸命探してたんですが見つからず。結局ガソリン入れによったスタンドのバルに置いてあったオリーブオイルを買いました。
延々続くオリーブ畑の真ん中にはときどきこんなにかわいい街が出現。
中世に作られた小さな塔と城壁に囲まれた町がそのまま残ってます。中に入り込んじゃうとどうってことない小さな田舎町でしたが。
 
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コルドバは結局あまり時間がなくなっちゃった。ここも城壁がきれいに残る町。どこをとっても絵になるんだ。
62 63 64 コルドバのメスキータ。これがお目当て。当時の色はどんなにか鮮やかだったことでしょう。自然光の入り具合が本当に美しい。イスラムとキリスト文化の奇妙な融合の最たるものです。
飛行機のためだけにマドリッドへ。美術館めぐりもせずにひたすら散歩。
大都会のマドリッドが楽しいのは断然夜だよね!とグランヴィアからソルまで歩いてきたら、あったあった!
ヘレス(シェリーの代表)ティオペペの広告
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67 68 最後の夜の食事は・・・行きたい店を見つけた!のが遅すぎ、さらに高級店でしたゆえ、予約が取れずあきらめました。
で、代わりに何をしたかというとバルのはしご。 1軒めは「ハモテリア」つまり、ハモン専門のバル。メニューはもちろんハム、サラミばっかです。
ハモンにありえない値段を払い、一番高いの頼んでみたら、いや、ほっぺたが落ちるほどおいしかったよ。
ちなみにお店は壁二面にハモン各種。
店のつくりはきたなかったけど、これ一本200ユーロとしても・・・と思わず計算してみた。 これだけでひと財産だ。
2軒めは、憧れのカフェ・ヒホン。ベルベットの赤が重厚な雰囲気のステキなお店でした。文豪が足しげく通ったというお店です。もちろん、へミング・ウェイも通いつけ。男のロマンを羨むわたしが行くのもよかろう。ウエイターのいる席がヘミングウェイの指定席。
飲み物はもちろんヘレス。
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