フランスのヴェルリー城で挙式をされた片野博之様&真理子様よりこのようなメールをいただきました。

この度は、挙式やホテル、送迎車の手配など、本当に有難うございました♪ お陰様で、とてもとても楽しい旅行をすることができました!!
 
フランス入国の翌日午後、ホテルに迎えに来てくれたドライバーと共にヴェルリー城へ向けて出発しました。 朝早くから冷たい雨の中、徒歩で観光していたため、疲れていたのか、乗り心地のいい車に乗り、パリの街を抜けてしばらくすると…夫婦そろって寝てしまいました(笑) 起きた頃は、シャトー・ド・ジアンが見えて、ドライバーさんが教えてくれました。

オペラ座前で

 
16時過ぎ、ヴェルリー城に着くと、渡辺和子さんが温かく迎えて下さいました。あいにくの曇り空でしたが、湖が鏡のように綺麗なのが印象的でした。18時から、渡辺さんに城内案内して頂きました。私も主人も歴史に関する話を聞くのは好きな方なので、 渡辺さんの話、自分が見たものなどをメモしたり、時々質問させて頂いたり…とかなりじっくりと見入ってしまいました。渡辺さんも そんな私たちの為に、絵画や調度品にまつわる様々な逸話を教えて下さり、とても楽しい時間を過ごすことができました。 見学ツアーの後は、引き続きチャペル内で簡単な挙式リハーサルです。 そして、20時からディナー。食堂には、暖炉がついていました。パリでは食べられないような、郷土料理の数々がとても美味しかったです♪ 夜は、天蓋つきの柔らかなベッドでぐっすり眠りました。
 
翌日は、7:30から部屋で朝食を摂りました。庭にキジバトがいて、『あれが狩猟で追われるキジバトかな』と思いました。 この時、外はまだ薄暗かったのですが、「昨日曇りだったし、今日も寒いだろうねー」、「馬車の時だけでも晴れるといいね」 と話しながら、食べているうちに…だんだんと外が明るくなってきて、気づけば青空!!! 渡辺さんにも、「この時期にこんなに晴れるのは珍しい」と言われて、嬉しかったです♪♪ 8:45に男性の美容師さんが到着されて、ヘアセットスタート。見本写真を3パターンも持ち込んで、「後ろはこっちの写真みたいに。高さはあっちの写真みたいに。」とあれこれ注文つける私の言葉を、渡辺さんが細かく伝えてくれ、美容師さんも快諾して下さり、 楽しい雰囲気の中ヘアセットができました。美容師さんも会心の出来だったようで、自分の携帯で写真撮って帰られました(笑) メイクさんも明るい方で、要望に合わせて、出来上がりを見ながら、丁寧にメイクしてくれました。 ヘアセットの最中に、窓から日が差し込んできて、少し暑いくらいでした。11月半ばとは思えない日差しにテンションも上がり、寒さは感じませんでした。
 
11:30頃チャペルへ移動。カメラマンさんは部屋の外の階段で待っててくれて、早速写真を撮り始めてくれました。挙式には、前日から宿泊していたご夫婦が参列して下さいました。ディナーの時に顔を合わせていたので、なんだか嬉しかったです。旦那様が、たくさん写真撮ってくださったり、奥様が、床の突起にトレーンが引っ掛かった時に直して下さったり、と優しくサポートして頂きました。挙式は目の前に進行の紙を置いてくれたので、あまり緊張せずに進めることができました。ステンドグラスから入り込む光が 綺麗だなーと見る余裕もありました。チャペルを出ると、城主のド・ヴォグエ伯爵と参列していたご夫婦からのフラワーシャー!! 伯爵の買われている黒い犬も寄ってきて、祝福してくれました。
 

階段下りてチャペルへ

 

フレスコ画の残るチャペル

 

挙式後、伯爵からのフラワーシャワー

 
 
フラワーシャワーの後、チャペルの入り口で写真を撮っていると、 ザッザッザッという音がして、栗毛色の馬2頭が馬車と共に中庭に入ってきました。写真では見ていましたが、想像以上に本格的な馬車に驚きました!!そのまま馬車に乗り込み、伯爵、ご夫婦、渡辺さんに見送られ、城外の湖周辺の散策へ。 一度、中庭に戻ってきてから、兼ねてからの要望通り、髪飾りをティアラとベールから、カチューシャ型のものへ変更させて頂きました。ケープつけたい、ヘッドドレス変えたいと言ったリクエストも、渡辺さんは快くサポートを引き受けてくれて感謝の気持ちで、一杯です。再び、馬車に乗りながら写真撮影。黄や紅に色づいた葉が青空に映えて、そしてそんな光景が湖に映って…絵画のような 美しさにうっとりしながら馬車遊覧を楽しみました♪お天気が良かったし、乗り心地も良かったので、時間めいっぱい馬車に乗らせてもらいました。夫は、御者席にも座って、手綱も握らせてもらい…貴重な経験ができたと喜んでいました。

冬とは思えない真っ青な空!!

 

紅葉が美しい湖畔をお散歩

 

お城をバッグに

 

夫が手綱を握ってます

 
馬車遊覧後は、図書室で伯爵とシャンパンセレモニー。伯爵は、フレンドリーな紳士で、素敵な言葉をたくさん掛けてくださいました。私の拙い英語、フランス語を一生懸命聞き取ろうとして下さったおかげで、"会話"も楽しめました。シャンパンセレモニー後は、 食堂で2人だけのランチ。オードブル、メイン、デザート、ブレッド…どれも美味しかったのですが、コルセットの締め付けで私は食べきれず、デザートのアップルパイは、部屋に持ち帰って、ゆっくり食べさせて頂きました。 ランチ後、ディナーの20時までは自由時間になります。天気が良かったので、散策しても良かったのですが、衣装を脱いでしまうのがもったいなくて、ドレスを着たまま城内のサロンでピアノ弾いたり、ジグソーパズルしたり、読書したりして寛ぎました。 何百年も前からある本物のお城だからこそ、廊下が広く、階段の段差も低く、ドレスでいても過ごしやすくて、そうしたところにも、 時代を感じることができました。 20時からディナー。チーズは羊とヤギのもので、「クセがあるから好き嫌いある」と言われたのですが、チーズ好きの私は美味しく頂きました。
 
翌朝は、食堂でビュッフェ形式の朝食を楽しみました。ブレッドやフルーツが美味しかったです。出発の11時まで、サイクリングを楽しみました♪あいにくの曇り空と霧で、改めて「前日あんなに晴れて良かった!!」と心から思いました。 けれども、霧の中の古城もまたロマンチックで良かったです。
 
11時に城を出発してパリへ。渡辺さんの細かな心遣いのおかげで2泊の間、本当に夢のような時間を過ごすことができました。
 
パリに戻ってからは、パリ市内観光、ヴェルサイユ観光、パリディズニーを満喫しました。 マリーアントワネットが好きなので、ヴェルサイユでは小雨の中、プチトリアノンや王妃の村里まで歩きました。 また、ルドワイヤンという本格フレンチ料理のレストランで、シャンゼリゼ通りのイルミネーションを眺めながら優雅な時間を過ごしました。パリディズニーは、日本よりも小規模でしたが、ユニークなキャストさん、親切なキャストさんがいる点は、さすがディズニー!!日本にはないアトラクションやキャラクターとの触れ合いを楽しむことができました。
 

出発前に渡辺さんと記念撮影

 

クリスマスコスチュームのミッキー

 

凱旋門

 
パリ市内のメトロで不審物発見による運転見合わせに巻き込まれたり、帰りに乗る予定だったTGVが30分も遅れたり…という少しヒヤッとする出来事もありましたが、それもいい経験・思い出です(笑)
 
申し込みから出発まで、色々な質問や要望に迅速かつ丁寧に対応して下さり、本当に有難うございました。文字通り、一生の思い出に残る素晴らしい挙式・旅行になりました。
 
片野博之・真理子
 
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