ミラベル宮殿で挙式をされた増田様よりこのようなメールをいただきました。

 
9月の挙式・新婚旅行から早くも3ヶ月経ってしまいました。
大変ご無沙汰して申し訳ありません。その節は大変お世話になりました。
ミラベル宮殿でのフォーマル挙式を希望し、初めてリージェンシーさんに問い合わせをしたのが、去年の10月頃でした。 私の大好きな映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台であり、また、音楽を通じて知り合った私たちが、モーツァルトが演奏したと いう場所で式を挙げられたらとても素敵だなと思ったのがこの会場を選んだ理由でした。 その後、両親の了解を無事貰ったあと早速申し込みをし、メールでのやり取りを重ねながら、初めて山田様にお会いしたときには 大変熱くお話をしてくださったことをよく覚えています。その後も、ちょっとした質問や問い合わせにもその都度丁寧に対応して下さ り、安心して準備を進めることができました。

出発日、日本はまだ暑いくらいだったので、ザルツブルクに到着したときはその予想以上の寒さに驚きました。到着日夜には土砂 降りで、式当日の天気が心配だったのですが、雨はその時だけでその他の日はお天気に恵まれました。
 

ザルツブルクの美しい眺め
 
ホーエンザルツブルク城での
ディナーコンサート

サウンドオブミュージックの観光に参加
 

ザルツブルク到着後は市内を歩いて散策したり、ツアーに参加したりして、式前日まで観光を楽しみました。 念願の「サウンド・オブ・ミュージックツアー」に参加し、映画で見た景色を直に見ることができ感無量でした。 またホーエンザルツブルク城のコンサートにも行きましたが、迫力があって素晴らしく、その後のお城からの景色も大変美しかった です。泊まったホテルはザッハーで、5つ星だけあって大変素晴らしいホテルでした。部屋の中も素敵でしたが、部屋からの眺めが また最高でした。朝食にはザッハー・トルテが出て、夫は大変気に入って毎日食べていました。

ザルツブルクに来たらこれ!
ということで、名物のザルツブルガー・ノッケルを食べました。美味しかったのですが、やはり2人で食 べるにはちょっと大変な量でした・・・(なんとか食べきりましたが・・・)。
オーストリアはケーキが美味しいと聞いていたので、カフェ巡りも考えていたのですが、やはりそう沢山は行かれませんでした。 次訪れた時にはぜひとも実現させたいです。でも、2、3軒のカフェで食べたケーキはどれも、とても美味しかったです。
 
オーストリアの甘い誘惑
ザルツブルガー・ノッケル
 
式当日には、朝早くヘアメイクの方が来て下さり、おしゃべりしながらメイクをして頂きました(日本語のできる方と思っていたので、 英語でしどろもどろの対応でした・・・)。そして着替えを済ませるとちょうどそこに山田葉子さんからお部屋に電話がありました。
待望(!)の山田葉子さんとの初対面だったので多少緊張していましたが、まるで前からの知り合いのように親しく接して下さった ので、すぐに打ち解けることができました。
 

挙式前のひと時
 
天使の階段にて


沢山の天使に見守られ

 

大理石の間へ入場
 
指輪の交換

 


指輪は二人の愛する証し

 
宮殿につくと、ちょうど他のカップルの挙式中で、少し待つことになりました。 その間、夫は大変緊張した様子で、私は逆にリラックスできました(笑)。オルガンの音楽が始まっていよいよ入場という瞬間では、 2人とも感極まって胸がいっぱいになり、思わず涙ぐんでしまいました。式の間はなんだか夢見心地で、あっという間に終わって しまいました。緊張もしていたせいか、役人の方がお話して下さった内容もあまり頭に入りませんでした(なんてもったいない・・・)。 ただ、『自分を相手にあげる』・・・一方的に相手から何かしてもらうのを望むのではなく、自分からしてあげるのが大切だというよう な言葉は今でも強く残っています。
 

白亜のオルガンと共に
 
ミラベル宮殿にて婚姻が成立
 


ホーエンザルツブルク城を背景に

 
式の後は宮殿や庭園、また馬車に乗って市内を巡り、各所でカメラマンの方に言われるままポーズをとり、たくさん写真を撮ってい ただきました。2人とも写真が苦手なので、出来上がった写真を見るとぎこちない笑顔が多かったような気がします(笑)。 でも、宮殿や庭園の景色をはじめ、各所の風景はとても素晴らしく、そこに自分たちが一緒に写っているなんて夢のようです。 また、馬車で市内を廻っている時、たくさんの人たちがお祝いの言葉をかけてくれたり、写真も撮ってくれたりしてとても嬉しかった です(前日の「サウンド・オブ・ミュージックツアー」でお世話になったガイドの方が、同じくツアーで日本の観光客を連れてまわって いるところにもちょうど行き会いました。なんて偶然!)。最初のうちは恥ずかしかったのですが、後半では大分慣れ、まるで皇族 のように優雅に手を振り、「ダンケ!」と言っていました。
 

緑濃き庭園の一角で
 
映画の舞台にもなったミラベル庭園


挙式後は白亜の馬車で遊覧


ザルツブルク旧市街での
フォトツアー
 
ザルツァッハー川の流れ
 


ホテルザッハー前でライスシャワーの祝福

ホテルに戻るとライスシャワーで迎えられ、シャンパンで乾杯の後、待ちに待ったウェディングランチをいただきました。 どれもおいしく、出される都度ぺろっと平らげてしまいました。その間、山田葉子さんとお話しましたが、葉子さんの音楽の知識は ものすごく、いろんな楽しいお話を聴かせていただきました。(私はそれほどクラシックに詳しくなかったのですが、夫は大いに盛り上がって話していました。) 楽しい時間はあっという間に経ってしまい、葉子さんに部屋まで送っていただきお別れしました。後で思ったのですが、葉子さんと 3人での写真を撮ってもらえば良かった!!と思いました(カメラマンさんに撮っていただいた、乾杯の写真はありますが・・・)。 この旅行で1番の後悔です・・・・。  
山田葉子さんとシャンパンで乾杯
 

名門ザッハーでのウエディンク″ランチ
 
宝石箱のようなデザート
 


食後のプチフールも妥協なし

 
さて、その夜はこれもまた楽しみだった、宮殿コンサートを聴きに行きました。式の間はあまり見られなかった大理石の間をじっくり眺めることができ、こんな美しいところで結婚式をしたんだなあ・・・と、改めて感動しました。 終わって出た後、どこかの国の方に「今朝ここで結婚式を挙げた人よね?おめでとう!」と声をかけていただき、嬉しかったです。

翌日はウィーンへ。ザルツブルクにもっと居たかったなあ、と後ろ髪をひかれつつ、ウィーンでも観光を楽しみました。 シェーンブルン宮殿は広大でとても素晴らしい建物でした。人の波に流されるように移動していったので、じっくり見られなかったの が残念です。ホーフブルグにも行き、こちらもその美しさに感動しつつ見学しました。2人とも楽器を演奏するだけあって古楽器博 物館は絶対に見たい!と思っていたので、ここはゆっくり見て回りました。 ホイリゲで食事とコンサート鑑賞も楽しいひとときでした。シュトゥルムと呼ばれるにごりワインはとてもおいしかったです。度を超す と後で大変なことになるとのことでしたが、もう少したくさん飲んでおけば良かったです。 そうそう、プラター大観覧車に乗った時、(この眺めも幻想的できれいでした!)隣のワゴンではカップルがキャンドルの灯りのもと 豪華な食事をしていて、「プロポーズ中!?」なんてみんなで噂していました。
 

ハスプブルク家ゆかりのシェーンブルン宮殿
 
初秋のホイリゲではシュトゥルムを是非
 


特大美味なウィーナーシュニッツェル

 
ウィーンに来たらウィーナー・シュニッツェル!ということで、夜、山田さんにお勧めいただいたフィグルミュラーに行こうとしたのですが、2人とも方向音痴で、何度も行ったり来たりしてなんとかたどり着くことができました。 話には聞いていましたが、本当にお皿からはみ出すほどの大きさで、最後の方はかなり満腹で苦しかったです。 でも大変おいしかったです。今度来るときは、昼食抜きで来ようと密かに心に誓いました(笑)。 旅行最終日の夜は、あの有名な楽友教会でのコンサートでした。 演奏者がよく見える素晴らしい席で(こんないい席で聴いちゃっていいの!?という感じでした)、建物の美しさに感動しつつ演奏を 聴いていましたが、まるで夢のようで、目の前で演奏しているというのが信じられないくらいでした。かなりものすごい公演とのことで、チケットを取るのもかなり大変だったそうですね。リージェンシーさん、山田葉子さんに本当に感謝!!です。
 

ウィーン市立公園のヨハンシュトラウス像
 
 
憧れの楽友協会
 
ゲヴァントハウスのコンサートを
特等席にて鑑賞
 
1週間という旅行もあっという間に終わってしまい、もっと居たい〜という思いでいっぱいでした。 帰りの空港では、荷物が重量オーバーしてしまい、アシスタントの方には手続きでとても迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんで した。でも、他にもいろいろ気を遣っていただき、本当にありがとうございました。
 
今回、海外初心者同士2人だけの旅行で不安もあったのですが、渡航前もメールのやり取りでしっかりフォローしてくださり、旅行 中も各所でアシスタントの方がついてくださったりしたので、安心して過ごすことができました。英語もままならない私たちが、2人だ けで堂々と(?)レストランで食事したり、博物館に見学に行ったりできたのも、こうした安心感があったからだと思います。旅程では たくさんわがままを言ってしまいましたが、全部叶えてくださり、本当に素晴らしい結婚式&ハネムーンになりました。
いつか、子供と一緒にオーストリアに行けたらいいな、と思っています。その際にはまたお世話になりますので、どうか宜しくお願い しますね。

最後になりましたが、サルヴァトーレ山田さんをはじめ、山田葉子さん、アシスタントの方々、その他スタッフの方々には、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
 
増田 龍一&美絵
 
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