聖ミクラーシュ教会で挙式をされた橋本様よりこのようなメールをいただきました。

2010年10月14日にチェコのプラハにある聖ミクラーシュ教会での挙式ではお世話になりました。 帰国して1ヶ月ほど経とうとしておりますが、今でもプラハの町並みやミクラーシュの白壁が鮮明に 蘇ってきます。
海外での挙式という事で夫婦それぞれに不安を抱いていました。それまでヨーロッパは何度か訪れていて「アジア人に対する現地の人達の思い」のようなものも僕の頭にはあったからだと思います。
10月13日に挙式の打ち合わせの為、ミクラーシュ教会に行ったときの感動といったら言葉にはできず、目には涙がたまりました。 夢にまで見た旧市街広場、美しい建物、時計台に集まる人々。 こんなにも綺麗な場所が世の中にあるとは思ってもみませんでした。本当に綺麗でした。

打ち合わせに同席していただいた現地通訳のクリスティーナは、大変気さくで、教会まで徒歩で移動する 間もおすすめのレストランや土産物屋、翌日の天候などのお話をいただき、この方ならお任せできると安心しました。(待ち合わせ10時半の約束で、11時近くになってしまった事は大変申し訳なく思っています。すいませんでした。)
いざ当日の10月14日は朝方霧が出ていて天候が心配でした。 朝10時半ホテルを出発する頃には快晴で、心配していた気温も想像していたよりも暖かく、なにもかも順調といった風でした。

教会に到着すると教会内部での写真撮影や家族との記念写真を撮り、11時から挙式が行われました。非常に緊張しておりました。前日にお会いしていた牧師さんは打ち合わせの際も、挙式中もすべてチェコ語で、クリスティーナを介してのコミュニケーションでしたが、挙式証明書にサインし、退場する際にはじめて英語で「おめでとう!」と手を差しのべてくださいました。
 
   
 
プラハでの挙式は一年前から計画していた大プロジェクトでした。言葉や挙式様式に対する不安、また、出席をしてもらう方々への負担などさまざまな思いが沸いては頭にとどまり、何度も中止の考えが頭をよぎりました。妻にしてみたら、出発するほんの間際までそれを口にしている程、不安に思っていたようです。
牧師さんの手を握った瞬間、全てに感謝をしたいような、今までに味わったことのない不思議な感覚に捉われ、感動し、幸福感を味わいました。 今まで生きてきた意味はこれだったのだと思いました。
 
   
 
挙式終了後は教会前から馬車で20分程度遊覧し、街の人々からは祝福の言葉をかけられ、日本では気恥ずかしいこともプラハという地の力を借りて、素直に喜べました。もしこれから、挙式を計画している方がいるとしたら、馬車での遊覧は絶対にオススメです。「極楽」とはこの事だと思います。
挙式を行う前、一生の思い出にしようと計画を進めていました。 今終わってみて、想像以上の大切な思い出になっています。あの記憶は僕ら夫婦の財産です。
 
   
 

この挙式に携わっていただいた方、出発直前に体調をくずしていたお父さん、挙式中、旅行中に声の出なかったお母さん、盛り上げ役のお父さん、大きな子供の子守をしているお母さん、将来有望な弟君、髪の毛をセットしてくれた大先生、今回の旅の隠れた主役のおじさん。皆さんがいなければこんないい思いはできませんでした。感謝しています。ありがとうございました。 末筆ながら、長妻さん、ご手配ありがとうございました。ご多幸、ご活躍をお祈りいたしております。
ありがとうございました。  

橋本 周&真実

 
 
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