プレトリオ宮殿で挙式をされた南様よりこのようなメールをいただきました。

この度は、私どものために素晴らしい旅行プランを検討くださいまして、本当にありがとうございました。
明日から2人とも仕事です!!2週間も休ませていただいたので、働いて返さなければならないところです。

また、この度は2人とも初めての海外旅行であった為、何が必要だったか何が必要なかったかも色々と学べました。 今度はもっと十分な準備をして、再度イタリアへ行きたいと思っています。行けなかった土地、シエナ、サンジャミニャーノ、青の洞窟、ドロミテ山塊・・・その時はまたぜひ、山田さんにお願いすることになるかもしれません。 初めての海外がツアーではなく、個人旅行でよかったと思います(とはいえ、殆どの重要な場面はガイドの方がいてくださいましたが)私どものためにご尽力くださいました現地の皆様へ改めて御礼申し上げます事をお伝えくださいませ。  
 
天候は、ローマについた日と、ツェルマットから帰る時のユーロシティ内で2度だけ夕立にあいましたが、ほぼ濡れずに済みました。
プレトリオ宮殿の修復工事も奇跡的に終っており、チェルタルド市自体が協力してくれたような(?)気がします。
 
前日に手続きのためお伺いした時は新市街だったのですが、その新市街からしてゆったりとした田舎の(というか牧歌的な)雰囲気で、フィレンツェや、後日訪れるローマ、ミラノとは違う雰囲気。
役場で婚姻課の順番待ちをしているところでも日本人が珍しかったらしく、東京にいると麻痺しますが、僕たちが地元(北海道)で外国の方と会った時に感じるどうしたら良いのかわからない戸惑いを、こちらへ向けられるのが新鮮でした。 違う窓口へ用事の人もみんな一緒に待っていたのですが、それぞれ窓口が空くたびにみんな、「あなた達の順番だよ」と譲ってくれるんです。婚姻課に用事なんだと説明すると、「それはおめでとう」とニコニコしてくださる。嬉しかったです。
   
 

プレトリオ宮殿のある丘は普段、車は入ることが出来ず、そこに住んでいる人か、許可を得た車両のみ、通行できるようになっております。丘の上は旧市街となっていて中世の町並みをそのまま残しており、トスカーナ色(とは言わないかもしれません)レンガ色一色の町並み。そんな町並みに、佳南子が選んだシンプルなウェディングドレスはベストマッチしていたように思います。  
 
   
 
宮殿からみえる景色は、美瑛のパッチワークの丘を連想させる広大な農園と太陽のみ。中世の古城プレトリオ宮殿は、滞在先のフィレンツェのドゥオーモやヴェッキオ宮殿のような華やかさはありませんが、派手好みではない私たちに丁度いい(?)それでも贅沢な時間でした。
 
   
 
   
 
中庭で私たちは誓いの言葉を交わし、書類に署名したわけです。ギャラリーは殆どおりませんでしたが、観光で来ていた人たちや、役場の職員さん何人かが出てきてくれており、みんなで拍手をしてくれました。 手続きの際も非常にスムーズに済み、証明書も即日いただけました。非常にゆったりしたところでしたし、またゆっくり歩いてみたいと思います。
 
   
 
 
   
 
   
 
   

ツェルマットですが、これも奇跡的なまでに全ての日が晴れており、特に朝は素晴らしい景色に恵まれました。 夕焼けに染まるマッターホルンは残念ながら見れなかったものの、朝焼けにほんのりとピンクがかったところは観れました。 オススメのレストランも何箇所か行かせていただきました。本当に美味しかったですけれども、店の方たちが優しかったのでもっとコミュニケーションを取りたかったです。言葉の勉強をするべきでした。
 
   
     
 
また、ホテルも素晴らしかったです。 佳南子はアルベロベッロへ移住してトゥルッリに住みたいと思うほど気に入っておりました。あの街自体が非常にゆったりしていて、街も穏やかで暖かく、気候も素晴らしかった。ツェルマットのシュロスホテルのフロントの方がイケ面で気さくで、とても気を使ってくれ、僕個人的にはツェルマットへ住みたいと思います(スイスですが)。
 
   
 
   

また、フィレンツェでのヴラ・ラ・ヴェデッタ、私達が泊まってしまって良いのかと思うほどに高級で、全てのサービスが長けており、五つ星ホテルとはこういうことか、と思わされました。山田さんが「一度ホテルで夕食を食べるといいよ」とおっしゃっていたので、宿泊中に夕食を一度頂きたいと伝えたら、なんと6月24日が守護聖人の祝日で花火大会があり、花火を見ながらテラスでディナーが食べられるから、と、一番花火の見やすい席を用意してくれました。予算は掛かりましたが、翌25日はわたし達の結婚の日、最高の晩餐が楽しめました。
 
   
 
サルヴァトーレは最高!! です!
長くなってしまいましたが、とりあえず帰国のご報告をさせていただきました。
重ね重ねになりますが、この度はこんなに素晴らしい旅行をありがとうございました。
南 亮平&佳南子
   
 
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