ミラベル宮殿で挙式をされた小島様よりこのようなメールをいただきました。

2010年6月8日、偶然にもシューマンの生誕200年のこの日に、ミラベル宮殿(オーストリア・ザルツブルク)で挙式を挙げました。
また、ウィーン、ドイツ(ミュンヘン)、チェコ(プラハ、チェスキー・クルムロフ)の旅行も兼ねて行ってまいりました。
簡単ですが、挙式と旅行のご報告をさせていただきます。

 

海外挙式を選んだこと

海外で挙式をしたのはといいますと・・・。ちょうど、私たちの周りは結婚ラッシュ。いろいろな友人の結婚式におよばれしている最中でのプランニングでしたので、「すこし違った結婚式がしてみようか。」と感じたことです。また、時を同じくしていずれの両親も仕事を引退し、第3の人生を楽しむきっかけを作りたいという願いもありました。とくに康輔の両親はこれまでの仕事柄、なかなか旅行に行く機会がなく、海外も初めてだったのです。また、このような挙式を兼ねた旅行というのは、お互いの家族同士が親睦を深めるよい機会であるとも感じました。もっとも、裕美子の小さなころからの憧れだったからですが・・・!!そして、サルバトーレ山田さんの熱意に確信を持ち、ミラベル宮殿での挙式を決めました。

 

感動のミラベル宮殿での挙式・フォトツアー

歴史ある優雅なホテル・ザッハーでの宿泊。挙式当日、サルバトーレ山田さんからのメッセージがお部屋に届きました!山田さんならではの熱いメッセージが込められており、ふわふわしていた気持ちもいよいよだと、引きしまる思いでした。お部屋でのメイクとヘアセットは、国が違えば、好みも異なるかと思いますが、せっかくこの地で挙式をするわけですので、おまかせでお願いしました。康輔のセットも一緒にやっていただきました。

山田葉子さんが迎えに来てくださり、ジャガーに乗ってミラベル宮殿へ。天使の階段をのぼり、婚姻の間・マルモアザールへ向かいます。宮殿ですし、現在はザルツブルク市庁舎とのこと。我々のほかにも婚姻式を挙げるカップルやその家族らが先にいらっしゃいました。国籍も多様で、それぞれ異なる雰囲気があり、とても興味深かい印象から始まりでした。

 


ホテル・ザッハー

 

さて、このマルモアザールはモーツァルトが演奏したことでも知られる歴史に加え、大理石が本当に美しい間です。入った瞬間、その美しさに圧倒されました。挙式中は、あたまが真っ白でした。。。
しかし、役所の方のお祝いの言葉にジーンときたこと、ソプラノシンガーの方による生歌、特にエーデルワイスの歌声に感動の涙し、ここザルツブルクで挙式をしていることを実感できたのはいまでも鮮明に覚えています。
また、現地の法律に基づく結婚式ですので、挙式後に法的効力のある婚姻証明書もいただけました。日本ですと、紙一枚での提出で婚姻が成立してしまいますが、それ以上に婚姻の「重み」を感じることができた挙式だったと思います。

 


天使の階段


ザルツブルク市の役人による挙式

 


大理石の間

 


家族友人たちと

 

挙式後は、白色の馬車に乗ってミラベル庭園や旧市街を観光し、さまざまなスポットで馬車を降りては写真撮影を行いました。
ザルツブルクでの素敵な街並みや景色を背景に写真を撮っていただけたのはもちろんのこと、何といっても、市民や観光客、お年を召した 方から小学生まで、いろいろな方から拍手喝采をいただいたことがとてもうれしかったです。高いところで屋根の修理をしていた方々、遠くから一生懸命に手を振ってくだいました。その時に、危うく足を滑らせてしまったので。。。大丈夫でしたでしょうか!?こうやって、いろいろな方から祝福をうけたフォトツアーは、結婚に対する喜びは万国共通だなぁと実感した瞬間でした。

 


幸せ一杯のフォトツアー開始

 


優雅な白い馬車で出発

 


季節折々の花が咲く庭園

 


ホーエンザルツブルク城と馬車

 


威風堂々モーツアルトの像

 


馬洗い

 

フォトツアーのあとは、ホテル・ザッハーにてウェディングランチです。挙式に参加した家族、またグルノーブルから駆けつけてくれた友人夫妻、そして山田葉子さんの楽しい会話とともに、とても美味しく、また見た目も本当にきれいな食事をいただきました。

 


ライスシャワーでの歓迎

 


ウェディングランチ(デザート)

 


ホテルの部屋にはザッハートルテが

 
 

旅行

私たちは、ウィーンから始まり、ザルツブルクでの挙式と観光、ミュンヘンとノイシュバンシュタイン城の観光を家族とともに過ごしました。その後、私たちはチェコ、両親らはスイスに向かい、帰りは乗継の空港で再会、帰路につきました。旅行についても報告したいことはたくさんありますが。。。
ウィーンでは、山田葉子さんのおかげでウィーンフィルの定期公演を聴くことができました。野菜作りに夢中の両親は、ナッシュ・マルクトにて、ヨーロッパならではの色とりどりの市場に大感激でした。ちょうど旬であった白アスパラガスは、毎日のように食しました。

 


ウィーンのナッシュマルクト

 

ザルツブルクでの挙式後は、再びミラベル宮殿・マルモアザールに向かい、ピアノコンサートを聴きました。
結婚した思い出の場所とモーツアルトの生まれたザルツブルクをあらためて肌で感じることができました。

 


ホーエンザルツブルク城からの眺め

 


ミラベル宮殿を標的に

 


幻想的な夜の旧市街

 

チェコでは、ちょうど2010年ワールドカップが始まりました。
(今回、強豪チェコが出られなかったのは何とも残念でしたが!)
ポスポダ(居酒屋)で、ビールを飲みながら常連客らとドイツvs.オーストラリアを観戦。一緒にサッカーへの思いを語れたのは思い出です。また、どの地でも人々が非常に親切だったのが印象的で、気持ちよく、楽しく旅行できました。

 


2次会!?


プラハも音楽の街

 


チェコにはこんなおもちゃがいっぱい

 


世界遺産のチェスキークルムロフ

 

最後に

ミラベル宮殿での挙式ができたこと、本当に感動し、最高の思い出になりました。私たちを祝福してくれたザルツブルク、これからも人生の節目などには必ず行きたいなぁと、そう思わせてくれる素敵な街でした。また、両親らとの親睦を深めることができたことも本当によかったです。結婚とは、家族どうしの結びつきでもありますから。帰国して1ヵ月以上たった今も、頻繁に思い出話しのメールがやってきます。

 

最後になりましたが、サルバトーレ山田さんをはじめとするリージェンシー・グループの皆様、ならびに、挙式時にお世話や楽しい現地のお話をたくさんいただきました山田葉子さん、アシスタントの方、カメラマンの方々、演奏者の方々、その他私たちに感動を与えてくださった方々、本当にありがとうございました。これからもさまざまな方々が、貴社を通じて感動的な結婚式を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。

小島 康輔&裕美子

 


庭園をバックに家族友人と

 
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