サンタ・トロフィメナ教会で挙式をされた猪俣様よりこのようなメールをいただきました。

私たちは、2009年11月11日、ミノーリという町のサンタ・トロフィメナ教会にて無事に結婚式を挙げることができました。山田さんはじめ、リージェンシー・グループの皆様のお陰で、素晴らしく素敵な挙式と旅行の思い出が出来たことを心より感謝致します。ありがとうございました。

私たちが初めてリージェンシー・グループのオフィスを訪ねたのは、挙式の約3ヶ月前の8月上旬でした。以前より海外挙式、しかも荘厳な教会での挙式に憧れがあり旅行もヨーロッパがいいというぼんやりとしたイメージだけで、とりあえずお話を伺いに行きました。その時、対応して下さったのが山田さんでした。私たちのイメージを少し伝えただけで、山田さんはお勧めの教会をいくつも紹介して下さいました。何か質問すると、その質問に対する答え+αの情報を教えていただき、すごく頼りになる方だなぁという印象を受けました。他のウェディング会社さんは一切回らず、山田さんという人物に惚れ込みリージェンシーさんにお任せすることに決めました。どの教会も捨てがたく迷ったのですが、相談しながら話を進めていく中で、山田さんは正確な情報をはっきりと伝えて下さったので優柔不断の私たちでも「ここだっ!」と決めることができました。

 

 

二人きりで行くことを前提に、ほぼ勝手に決めてしまった話だったのですが、南イタリアで挙式することにしたと母に伝えると、私(新婦)の母が『いいなぁ、私も行っちゃおうかなぁ。でも、一人じゃなぁ。担当の方に話聞いてみようかしら?』と迷っていたので、山田さんのお名前と電話番号を伝えました。結局、母も含め親族5名と私達二人の総勢7名で行くことになりました。山田さんからの「お任せください!」という力強い一言で、どうせならみんなで行っちゃおうということに話がまとまったそうです。その5名の中には祖母も入っているのですが、年齢はなんと90歳!!とても元気なのですが、90歳という年齢を考えると少し不安がありましたが、山田さんはとても親身に相談にのって下さいました。結局、祖母は私たちの心配をよそに、とっても元気にイタリアを満喫していました(笑)。
旅行の行程は、出来るだけゆっくりのんびりしたいというコンセプトをもとに山田さんが組み立てて下さいました。なにしろ、ツアー旅行と違うので自分たちの思うままに行動できたのが、私たちにとってはとても良かったです。

   

1日目成田→ミュンヘン経由ナポリへ

夜に到着し、卵城近くのホテルに宿泊しました。翌日は11時出発と余裕をとって頂いたので、卵城をみんなで見学できました。

 

 

2日目ナポリ→アマルフィ滞在

紺碧のアマルフィ海岸がぱぁっと目の前に広がった時の感覚が今でも鮮明に思い出せます。言葉では言い表せない絶景で、思わず歓声を上げていました。到着するとすぐにアマルフィの中心部へ。ガイドブックで見てきたドゥオモが目の前にあるこの事実にただただ感動でした。街の中もまるで迷路のように路地が入り組んでおり、白い洞窟のような路地もありまるで物語の世界に迷い込んだようでした。宿泊はルナ・コンヴェントのスイートルーム。目の前には地中海が広がり、滞在中は毎日早起きして朝焼けを眺めていました。またテラスが信じられないほど広い!!修道院を改装したとても趣のある、歴史を感じることができるこの旅で一番のお気に入りのホテルでした。

 
 

3日目アマルフィ滞在挙式

挙式当日は乗っていたホテルのエレベータが停止(?!)という緊急事態!!でもすぐにホテルの方に助けて頂きました。原因は定員オーバー!ホテルの方々に申し訳ない、なんとも恥ずかしいスタートでした。部屋には現地のヘアメイクさん、メイクさんそして現地コーディネーターの佐々木さんに来て頂き、いよいよ挙式に向けスタートしました。メイクさんもヘアメイクさんもとてもユーモア溢れる方々で、しかも腕は確かで希望通りに仕上げて頂きました。

その後、ホテル内でのフォトツアー後、いよいよ教会のあるミノーリへ。外観は白と黄色で彩られたとてもかわいい教会でしたが、中に入ると高い天井、奥行きのある空間、白を基調に金細工の装飾が施され、デコレーションされた柱、壁、天井。まさに荘厳な教会がそこにはありました。パイプオルガンの神聖な音が響く中を歩いたとき思わず、涙がこぼれました。絶対に日本では味わえないと実感しました。本場カトリックの様式に則ったすばらしい挙式でした。

 
   
 
   
 
   
 
   

挙式終了後はミノーリ〜アマルフィにかけてフォトツアー。カメラマンさんの要望に応えようと頑張ってポージング。佐々木さんにはカメラマンさんの通訳からドレスを着て身動きが取りづらい私達のお世話まで本当に良くして頂きました。
最初は緊張の連続でしたが、次第に楽しくなってきました。なぜならウェディングドレスを着てアマルフィを歩くなんてなかなかないことですから。現地の人、観光客、いろいろな方々に「アグーリ!」と声をかけてもらい私達も「グラッツェ」と何度言ったか数えきれません。ドゥオモでは団体観光客の方々から大きな拍手と歓声が巻き起こったりとイタリアの温かさに触れた本当に幸せなひとときでした。ホテルに戻ると、なんと山田さんからのサプライズプレゼントが!みんな大喜びでした。

 
 
   
 
   

4日目アマルフィ滞在

みんなでポジターノへ。途中、青の洞窟ならぬエメラルドの洞窟があるとのことで、行ってみましたが波がラフなため残念ながら入ることはできず。。。ポジターノもアマルフィとはまた違った雰囲気があり、パステルカラーの岸壁に張り付いた家々やあの紺碧の海も忘れることができない景色です。

 
 

5日目アマルフィ→マテーラ→アルベロベッロ滞在

 

名残惜しくもアマルフィを離れ、マテーラ経由アルベロベッロへ。本当に名残惜しかった!でもマテーラに着いてその光景にびっくり!サッシと呼ばれるその洞窟住居群のあの光景はどこか現実離れしたとても不思議な世界でした。少しでも立ち寄れて本当に良かったと思います。こんど来るときは是非サッシホテルに宿泊してみたいと思いました。
その後、アルベロベッロへ。トゥルッロと呼ばれる伝統的なとんがりお屋根の住居群。なんと宿泊はそのトゥルッロ!1軒がまるまる私達のホテルでした。しかも200〜300年前に建てられ実際に住居として使用されていたものをつい最近改装してホテルにしたそのトゥルッロの広さと快適さんにみんなも大満足でした。

6日目アルベロベッロ滞在

みんなでのんびりとアルベロベッロの街を散策しました。広場では、どんぐりを回
すおじさんに出会いみんなで一緒にどんぐりを回してみたり。人との触れ合いも楽しむこともできました。そしてどこに行っても写真をとりたくなるとんがりお屋根のトゥルッロ。本当におとぎの世界でした。

 
 

7日目アルベロベッロ→ローマ滞在

 

トゥルッロに別れを告げ、ローマへ。バーリからユーロスターでローマに入りました。アルベロベッロからバーリまで一緒に来て頂いた瀧本さんにもユーロスターへの乗り方や現地情報も教えて頂き大変お世話になりました。ローマに着くと待っていてくれたのがルイスさん!本当に頼りになる良い方なんです。

8日目ローマ滞在

午前中はルイスさんの案内でローマ見どころ満載ツアーへ。見るべきところが多く本当にびっくりしました。とてもユーモアのある分かりやすい説明でローマを満喫しました。午後はみんなでショッピング!

9日目ローマ滞在

一足早く親族は帰国。私達二人でローマをまわりました。8日目で回り切れなかったところをいっぱい歩いて、いっぱい見てきました。けどさすがローマ、まだまだ見たいところはたくさんあるんです。

 
 
 

10日目ローマ→フィレンツェ滞在

 

まだまだローマを見たい気持ちを抑えつつ、ローマにお別れ。ルイスさんがユーロスターの中までお見送りしてくれました。握手を交わしたとき思わず涙が出そうでした。
フィレンツェに着くと堀内さんが出迎えてくれました。「お疲れでないようでしたら。。。」と、早速ミケランジェロ広場へ連れて行ってもらっちゃいました。広場からみるフィレンツェの街並みがとてもきれいでした。その後は堀内さんと別れ、ドゥオモへ。夕日に染められた街並がとても綺麗でした。

11日目フィレンツェ滞在

フィレンツェの街を散策、ローマのように派手さはありませんがとても落ちついた街並みで私達二人はその雰囲気に酔いしれていました。

12日目フィレンツェ滞在

周辺の街も見たいと思い、程よく近いシエナに高速バスに乗り行ってきました。フィレンツェに比べ小さな街ですが、路地などとても趣があり世界一美しい広場といわれるカンポ広場、まさに世界一の名にぴったりの広場だと思いました。滞在時間は3時間程度でしたが、とても印象に残る街でした。その後はまだまだ見たいフィレンツェを散策しました。

 

13日目フィレンツェ→ミュンヘン経由成田へ帰国

いよいよ、帰国。堀内さんにお見送りして頂きました。出発まで余裕があるからぜひ私達に見せたいと堀内さんが空港近くの大きなスーパーマーケットに立ち寄ってくれました。そして、空港へ。そこで何とまさかのスーツケースの重量オーバーが発覚!堀内さんにも手伝って頂きながら、手荷物を増やすことにより何とかクリア。最後の最後までリージェンシーのスタッフの方々にお世話になりっぱなしでした。最後に「どうぞお幸せに」と私達に握手してくれた堀内さんにまたもや、涙が出そうでした。

 

私達がイタリアへ向かう11月は1年のうちでも非常に雨が多い季節で、私達が行く直前まで、イタリアでは毎日のように雨が降っており現地の天気予報をチェックしながら不安な日々を過ごしていましたが、実際に行ってみると雨が降っていたのは着いた1日目の夜だけで、後の行程は全て晴天に恵まれ大変ラッキーでした。気温も日本とほぼ変わらず、むしろ温かいくらいで日中はコートなしでも過ごすことができました。

長文になってしまいましたが、最後に山田さんをはじめ、佐々木さん、瀧本さん、ルイスさん、堀内さん、私達のためにご尽力頂いたリージェンシーのスタッフの皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私達二人にとって最高の思い出となりました。「ツアー旅行じゃ、絶対に味わえない体験だったね!!」と同行した親族も大満足でした。親孝行、おばあちゃん孝行も一緒に出来て本当に良かったです!ありがとうございました!!またヨーロッパを訪れるときはぜひリージェンシーさんにお願いしたいと思います。

 

追伸

佐々木さんへ
素敵なクリスマスカード、ありがとうございました。
佐々木さんのおかげで思い出深い素晴らしい挙式になりました。
山田さんへ
帰国後、私達の国内での披露宴にお祝いの電報を頂きありがとうございました。
私達にとって山田さんは本当に「イタリアの兄」です!今後ともよろしくお願いします。

猪俣 聡&由梨子

 
 
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