テッラノーヴァ・チャペルで挙式をされた福岡在住のKazuhisa様&Toshimi様よりこのようなメールをいただきました。

私たち旅好きな二人が、いつ、どうゆう形で、どこで式を挙げるか…を決めかねていた去年の秋、たどり着いたのがリージェンシーでした。条件は、二人だけの結婚式、アットフォームな雰囲気で、旅をメインに、しかもできたらその行程に世界遺産も含めて・・・等々。
まず、担当してくださる山田さんに希望を伝え、何度もスケジュールと費用などをメールで交わし、この人なら望みを叶えてくれる!と、納得したうえで話しを詰めていきました。決まったのは、予定日数より延びた行程11日間イタリア・アルベロベッロ「テッラノーヴァ・チャぺル」での挙式。アルベロベッロってどこだ?とグーグルで場所を確認(笑)山田さんからの説明や、このコーナーのリポートを眺め、なんかよさげ!と決めてしまいました。

 

話は飛んで、バーリ空港に到着。車でのお迎えに、疲れてはいるけれど旅の高揚感に包まれた二人がたどり着いたのは、おとぎの国のような夜のアルベロベッロ=トゥルッリ群落、道は石畳、迷路のような細い路地を縫って、やはりトゥルッリでできたホテル。美人の女性がドアを開けてのお出迎え。この女性、一人で切り盛りしている様子。そして、ひととおり建物の説明を受けたら、鍵を渡され「あとは自分の家のように使っていいわよ。朝食は私が作りに来るわ。」と帰って行きました。宿泊は我々のみ。明日の打ち合わせに不安を抱きつつ、それでも何とかなりそう・・・と遠路はるばるもって来た衣装のしわを伸ばしました。ここには3泊しましたが、本当に落ち着けました。

 
 

明けて朝、雨ではあったけれど、早速散歩に繰り出し、街を確認。かわいい!クリスマス前のアルベロベッロはサンタの飾りがそこかしこ。朝食後にプロのメイク・アンナさんが明日の式での化粧のリハーサルに。そして、昨晩も迎えに来てくれた通訳の瀧本佳世さん(アルベロは彼女なしには始まらない!)と、式の打ち合わせ&タイムスケジュールの確認。このあと、佳世さんに教えてもらったレストランにて食事、そのあとアルベロベッロの散策。「明日、結婚式なんだなぁ」と幸せな気分で歩き回りました。

 
 

明けて当日の朝。この時期のイタリア南部の気候は雨がほとんど。しかし!太陽が出ているじゃありませんか!挙式も一滴の雨も降らずにすみました(感謝) 今回の旅はこのあとの旅程も不思議と天候に恵まれました。
さて、ホテルで準備を済ませ待っていると、小さな小さな車が…アレッサンドロ(現地ガイドの一人or社長?=ひょうきん者)のおじい様の車で、イタリアでは小さい車で式場に移動するのが慣わしなどと、ドライバーも兼ねる彼とおしゃべりしながら、あっという間にチャペルに到着。ぞろぞろと式に参加してくださる方々が集まる中、セレモニーマスターのペッピーノさんの笑顔がお出迎え。ホテルの準備の時からずっとシャッターを切り続けるカメラマンのジャンビートも上機嫌そうで、ニコニコパシャパシャ。オルガンとバイオリンの生演奏の中、お祝いの言葉から始まり、誓いの言葉、指輪の交換…と式はすすんでいきました。

 
 

チャペルから出る私たちはライスシャワーを皆さんから浴びせられ、そして庭にはシャンパンと自家製のワイン&お菓子が用意されていました。可愛らしいトゥルッリのミニチュアをプレゼントされ、こちらも手作りで用意した粗品を配ったり、ペッピーノさんへのプレゼントを渡したりと、楽しいひと時でした。みんなニコニコ、幸せな気分だったのは、言うまでもありません!
その後、トゥルッリの建ち並ぶ街中でのフォトツアーで、またまたジャンビートに、(お決まりなんでしょう)恥ずかしいポーズを撮られました(笑)

 
 
   
 

ホテルに戻った我々を、徒歩2分の距離にある素晴らしいトゥルッリ・レストランで自慢のフルコース、ウェディング・ディナーが待っており、食べきれない悔しさも残りましたが、大変楽しい一日を満喫!その夜、散歩もし、昼間写真を撮った場所にも行きました。夜歩いてもなんと安全な街だったでしょうか!

 
   
 

翌アルベロベッロ最後の朝、ちょうど朝市が開かれており、お土産も買えた私たち、お迎えの車に乗り込み次の街へ移動。さらに我々は、アルベロからロコロトンド→オストゥーニ→マテーラ→アマルフィ→フィレンツェ→ローマ、と世界遺産めぐりに。訪れた土地でもたくさんの楽しい思い出を作れました。車や列車の移動で観る景色も楽しく、いい人たち、いい食事にも出会うことができました。

 

山田さんをはじめ、アルベロベッロでの一見クールな佳世さん、雪のフィレンツェでのフランクな堀内さん、ローマでの明るい笑顔のルイスさん他、現地のリージェンシー・コーディネーターの皆さん、ドライバーの方々、そのほかスタッフの皆さん本当にありがとうございました 。いつかまた、アルベロベッロに行きたいと、二人で話しております。

Kazuhisa&Toshimi
 
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