サンタ・コロンナ教会で挙式をされたT&N様よりこのようなメールをいただきました。

始まりは友人の海外婚DVDを見て、私も海外(それもヨーロッパ)で式を挙げたい!と思い、願った時から。
そしてそれに賛同してくれた夫と、担当してくださった山田様のお力で、私の願いは成就する事が出来ました。

私たちは関西在住ですので、直接お会いする事は殆ど出来ず、主にメールでのやり取りでしたが不安に思う事は無く、いつも丁寧な返信を頂き安心して準備を進めることができました。むしろ何も知らない私たちの質問、お願い、二転三転する内容等など最後の最後まで山田様を困らせたかと思います。また、出発当日には異例?!のフライト欠航に見舞われ関空でオロオロした私たちの救難電話に的確なアドヴァイスと力強い応援を下さいました。

いきなりのハプニングから始まった私たちのウェディング旅行。
チェックインカウンターで交渉の後、一度成田へ行き、エールフランスにてパリでトランジット(到着時間午前4時前)だったのですが、そこでも搭乗口に行くバスが判らずオロオロ。無事搭乗口に付いたかと思えば、そこからまたバスで飛行機まで行くハメに。20分程乗車していたでしょうか・・・飛行機に着いた頃にはとうにフライト時間を過ぎていました。フィレンツェ到着時刻が遅くなる事への苛立ちや、寝不足、今までの疲れ、天候の悪さ(雪混じりの雨)でどうにか現地に到着した私たちは・・・ヘトヘトでした。

 


雪のフィレンツェを空撮
 

そんな私たちを暖かく迎えてくださった現地スタッフの中本さんにはとても感謝しています。ホテル到着後、お腹を空かせていた私たちの為に朝食時間が終わっていたにも関らず、交渉して下さり、直ぐに食事を取ることが出来ました。式の日も、地面が濡れてドレスの裾を下ろせないと嘆く私に優しくアドヴァイスと補助をして下さいましたし、撮影時にはドレスが綺麗に見えるよう整えて下さったり、車中では建造物の案内からイタリアの楽しいお話をして下さったり、フィレンツェを発つ時もユーロスター乗車直前までお世話して下さって、とても気持ち良く過ごす事ができました。

式当日は前日までの雨や寒さはどこへやら!あれほど厚く覆ったグレーの雨雲は朝方には何処かへ去り、奇跡的に雨は止んでいました。ホテルからミケランジェロ広場までは曇り空で残念でしたが、教会に着くころには一面青空で日差しも痛いほど。その日は夜からまた雨が降り始めましたので、あの時間だけ晴れたのは私たちを見守ってくれる多くの人の想いが届いたのだと、そう思いました。
「風はあるけど、暖かくなってきて良かった」と喜んでいた私たちでしたが、石造りの教会の中は、連日の豪雪のお陰で天然の冷凍庫です。ドレス姿の花嫁には過酷な環境です。しかし、空気がどこまでも澄んでいるようなピーンと張り詰めた空間は、ここが神聖な場所だと物語るようで、寒さで凍える身体を押えながら感動していました。そして真っ白い息を吐きながら祈りの言葉を紡ぐ神父様の手は不思議と暖かかったのが印象的でした。

 


ホテルのロビー

 


祭壇に向けて
バージンロードを歩みます

 


厳かな中、神父様より
心のこもったブレッシング

 


サンタ・コロンナ教会

 

また、道中ずっと優しい笑顔で写真を撮り続けてくださったアズさんに感謝しています。挙式中、熱心に色々な角度から撮って下さったアズさんのコートのファーがろうそくの火で少し焦げてしまって、神父様が慌てて手で払っていたハプニングも忘れられない思い出です。式が終わった時、教会の中を掃除し準備して下さったと言う現地の女性2人の方が直接お祝いの言葉を伝えたいと外で待っててくださった事は、感激でした。道中、色々な方からお祝いの言葉を頂き、暖かく幸せな式だったと、改めて思います。

 

式が終われば、気分は旅行モードです。式の準備で朝食抜きだった私たちは、お腹ペコペコで山田様のマル秘メモを頼りに、お店に行けば、どれも美味しく大感激!翌日にはフィレンツェを後にしましたので、沢山載っていたお店に行けなかったのは返す返す残念です。その後、ヴェネツィア、ローマ、オルビエートと巡った旅行中も、濃霧や交通渋滞など等ハプニングが絶えない日々でしたが、結婚できた喜びとイタリアという特別な空間が全てを楽しい出来事に変え、かえってそれらハプニングのおかげ!?で、忘れようにも忘れられない、最高の10日間を満喫できました。


ヴェネツィア・ムラーノ島

 


ローマ・コロッセオ

 


オルビエートのクリスマス

 

この度の挙式と旅行の為に人力を尽くしてくださったリージェンシーの皆様、何より私たちの為に、最後まで最善策をと、手を尽くしてくださった山田様に、心から感謝の意を・・・
有難うございました。

T&N

 


ミケランジェロ広場にて

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