サンティ・ヴィンチェンツォ教会で挙式をされた吉永様よりこのようなメールをいただきました。

担当の長妻様を始め、リージェンシー・グループの皆様には大変お世話になりました。おかげ様でとても思い出に残る挙式と旅行をする事が出来ました。イタリア初心者の私達2人の希望を丁寧に聞き入れて下さり、アドバイスをして頂いたオーダーメイドの日程表は本当に満足の出来るものでした。私達は8泊10日の旅行の中でローマ、挙式を行ったトスカーナ地方のバニャーイヤ、フィレンツェ、フィレンツェからの日帰りでピサとポルトヴェーネレ、ヴェネチア、ミラノと盛りだくさんの行程で、毎日がとても楽しく本当に充実した日々でした。

<ローマ>
ローマではガイドさんによる半日ツアーでコロッセオ、トレビの泉、バチカン市国を巡り、午後はあまり目的も決めず、地図を見ながら歩いて観光しました。ぶらぶら歩いて途中カフェによったり建築物を見たりと雰囲気を楽しみました。スペイン広場はやはりずっと混んでいましたが、翌朝朝食後に朝市を目当てにスペイン広場方向へ進むと人もまばらでゆっくり観光出来ました。

 

ローマ
 
ローマ
 
ローマ

<イタリア新幹線ユーロスターでフィレンツェへ、そして専用車でバニャーイヤへ>
フィレンツェへ向かうにつれて天気が崩れ始め、フィレンツェのSMN駅に到着する頃には小雨が降り始めました。そこからバニャーイヤへの移動途中で雨足が強くなり、挙式を行うホテルに到着する頃にはさらに強くなっていました。しかし、チェックインを済ませホテルの広大な敷地内を散策していると夕焼けが綺麗に見え始めました。「夕焼けが綺麗だから、明日は晴れるよ。」という夫の言葉に少し安心し、翌日の挙式に備えました。翌朝になると雲一つ無い青空になり、朝食をとるレストランへの敷地内の散歩も空気が澄んでいて清々しく気持ち良かったです。

 

<ウェディング>
朝食後、ホテルの自室にて通訳の米山さん、現地のヘア・メイクさん2人にて準備が始まりました。私自身あまりヘア・メイクのこだわりはありませんでしたが、希望のヘア・メイクの見本を持参し、お願いをしました。ヘアスタイルはうなじ辺りからバラを差し込むスタイルをお願いしました。バラを片側に差し込んだ後に「日本人は全体に差し込む方が好みだけど、片側と両側のどちらが良いですか?」と通訳を通してきちんと好みも聞いてくれましたので、安心して任せられました。私は撮って欲しい写真のアングルを、事前にスケッチし、挙式後米山さんを通してカメラマンさんにお願いしましたところ、これが結果的に大正解でした。

 

事前に簡単なリハーサルを行った後、式は滞り無く進み、米山さんに「皆さん誓いの言葉は恥ずかしがって声が小さいのですが、お2人は大きな声でとても感動しました」とお褒めの言葉を頂き、とても嬉しかったことを覚えています。挙式中は緊張もしましたが、心に残るとてもいい式でした。私達はヘア・メイクさん、神父様、カメラマンさん、米山さんに日本からおせんべいのお土産を持参しました。カメラマンさんは声を上げて喜んで下さり、神父様はその場で包装紙をビリビリ破り、箱を開け米山さんに味の種類を尋ねていました。皆さんにとても喜んでいただけたので、頑張って日本から持っていった甲斐がありました。

 
 
     
 
     
 

挙式後のフォトツアーでは私の希望するアングルがカメラマンさんとのセンスが合ったのか「私のギャラリーに飾りたい。」とまで言って下さいました。後日、日本に届いた写真は、どれもこれもとても良く撮れており、二人にとって、とても大切な宝物となりました。

 
 
     
 

<ハネムーン旅行全般について>
欲張って短期間の日程で沢山の街を観光しましたが、どこへ行っても街並が素敵で、目的を決めず歩いているだけでも楽しめました。建物の配色が素敵だったポルトヴェーネレ。ピサの斜塔を登って上から見た街の景色。ミケランジェロ広場から見たフィレンツェの街並。水上ボートから見たヴェネチアの街並(特に朝や夕方は太陽が水面に反射してキラキラ見えたのはとても素敵でした)。最後の晩餐のある教会までの歩いたミラノの街並(日曜日だったせいか朝早かったからか店がほとんど閉まっていて人通りも少なく、閑散とした風景も新鮮でした)。それからフィレンツェからバニャーイヤの車の移動中やローマ、フィレンツェのユーロスターから見えたトスカーナの風景と挙げたら切りがない程です。


ポルトヴェーネレ
 
ミラノ
 
ピサ
 

フィレンツェ
 
フィレンツェ
 
ヴェネチア
 

教えて頂いたオリジナルグルメ・レポートは、始めほとんどお客がいなく、アレと思うところも有りましたが、瞬く間に地元の方で満員になりビックリしました。もちろん味も値段も大満足でした。フィレンツェの中央市場にあるリージェンシーお薦めのエノテカロンバルディでは、バジルソースの日本人に合わせた調理方法やおすすめのお土産を教えて貰いました。旅行の時期も、9月で正解でした。朝晩は冷え込むものの日中は軽めのジャケットで過ごせ、ちょっと涼しければストールで防寒すれば問題が無い気温で過ごし易かったです。ただ日ごとに寒暖の差が大きくなると言われておりましたが、運良く天気の崩れも無く快適に過ごせました。

 

最後になりましたが、旅行と挙式共にトラブル無く過ごす事が出来ましたが、唯一「忘れ物」をしてしまい、現地の堀内さんにはご迷惑をお掛けしてしまいました。イタリアへは絶対に、また行きたいと思います。その時はまた宜しくお願いします。

吉永 行秀&直子

 
 

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