サンタ・レーナ教会で挙式をされた森様よりこのようなメールをいただきました。

 

この度は、大変、思い出深いプランを企画して頂き有り難うございました。お蔭様で充実した旅と素敵な結婚式を迎える事ができました。去る10/10、晴天の中、イタリアのフィレンツェにあるサンタ・レーナ教会にてフォーマル・ウェディングを挙げる事ができました。
10/8にアリタリア航空にて日本を出発し、フィレンツェのホテルで家族と合流。先に着いていた家族は、すでに周辺を散策したとの事。何度かイタリアへは訪れた事のある家族は、道にも習慣にも慣れていて、安心して共に行動する事ができました。初日の私達は、ローマ乗継ぎで、フィレンツェ着が夜22:00を回った為、何もせずに明日に備えて床に就きました。

 
 

10/9挙式前日。この日は、家族とフィレンツェ市内を散策。新婦のみが初めてのイタリアだった為、ウフィッツィ美術館、ドゥオーモ、明日、式を挙げる事になっている教会の下見、ヴェッキオ橋を 渡ったり、サルヴァトーレさん(秘)メモのジェラート屋さんに寄って、美味しいイタリアン・ジェラートを頂きました。その後も至る所でジェラートを食べましたが、やはり、サルヴァさんお勧めのお店の味は格別!!!フレッシュで味も濃厚でフィレンツェ滞在中、何度も足を運びたくなるようなお店でした。教会は、街の中心地にも近く、中に入ってみるとステンドグラスの素敵な、いかにも“ヨーロッパという格式の高そう”な教会。ここで、明日、式を挙げるのかと思うと胸が高鳴りました。

 
 
   
 
   
 

10/10挙式当日。朝早めに起きて朝食を終え、入籍の為、ヴェッキオ宮殿へホテルから通訳の中本さんと一緒に徒歩で向かいました。朝から天気もとっても良く、この日は降水確率0%との事(晴れ女が家族にいたお陰!??で全日程晴れでした)ホテルからヴェッキオ宮殿まで徒歩で約15分。中は広くて中庭を通り抜け、階段を上がった所に私達が今回、手続きを行う部屋がありました。優しそうな職員の方と私達2人、通訳の中本さん、それにビデオカメラ担当の妹、両親と全員が揃い手続き開始です。先ず担当者から入籍に関しての説明があり通訳の中本さんに日本語に訳してもらい、全て間違ってなければサインするという事から始まりました。イタリアの法律に従って着実に事が進むにつれ、私達は、もう直ぐイタリアにて入籍をするんだ〜という実感が湧いてきました。職員の方がパソコンに私達の生年月日や名前を入力、妹がビデオで撮影。私達の為に貴重な時間を割いてくれた周りの方々には感謝の気持ちで一杯でした。最後のサインも終え、無事、入籍終了。記念に職員の方と写真を撮らせていただく事になりました。その後、一旦、別部屋へ戻り、挙式の大まかな段取りの説明を受け、次は13:30にホテルの部屋にて待ち合わせをして、中本さんと別れました。

 
   
 
   
 
   
 

私達は、入籍後、折角だからとヴェッキオ宮殿内を拝見する事にしました。流石に市庁舎、入る前に荷物チェックがありました。中に入ると沢山の絵が展示してあり、広い空間で人も少なく、ゆっくり、観る事ができました。とはいっても、時間が限られていたので、1時間程でヴェッキオ宮殿を後にし、近くのカフェでテイクアウトをして、ホテルにて昼食をとりました。昼食が終わり、新婦はひと足先に着替えの準備で自室へ戻り、新郎も支度の為、一旦、部屋へ。13:30に通訳の中本さんとメイク担当の方が部屋にいらっしゃいました。予め、日本でリハーサルメイクをしてきたカルテを渡し、この通りにしてほしいとお願いした所、上手にカルテ通りにメイクしてくれて大満足。メイクが終わり、ヘアー担当の方がいらっしゃいました。ヘアーもカルテを見せ、『こういう風にして下さい』とお願いしたら、正にその通りにしてくれました。正直、ヘアメイクが日本人の方ではなかったので不安で、カルテも作ってきましたが、思い通りにしてくれ、イタリアの技術と腕の良さには、驚きでした!!

 

ヘアメイクも終わり、ドレス着用です。ロングトレーンだった為、多少着用に時間がかかりましたが、憧れのウェディング・ドレスを着て、気分は最高!!ホテルのロビーで、最初の記念撮影が行われ、同時にビデオを依頼していたので、DVDを録画開始してもらいました。沢山の人に祝福されながらホテルを後にしてミケランジェロ広場へ移動。この日は、気温も温暖で最高の撮影でした。おそらく何十枚と撮ったのですが、周りの景色がとても素晴らしく、フィレンツェでのフォトツアーは、以前からの夢だったので、夢が叶ってすごく嬉しかったです。写真でしか見た事のないミケランジェロ広場に自分が実際いるという事が信じられません。見渡す限り世界遺産のフィレンツェの風景。今からフィレンツェで式を挙げるという実感が湧いてきました。『ここにして良かった〜』心底そう思いました。

 
   
 

サルさん(義父母がそう呼んでいます)とアマルフィにするかフィレンツェにするかで迷っていた時に写真をみせてもらいアマルフィも非常に捨て難かったのですが、フィレンツェの街並みと教会のステンドグラスやパイプオルガン、長いヴァージンロードに心が大きく揺れ、フィレンツェに決めました。結果、最高の日を迎える事ができました。ミケランジェロ広場でもアメリカからの新婚さんが義父に『とっても素敵な思い出を有り難う。私達もつい先日、結婚したばかりなの。』と声をかけられたそうです。私達を終始ビデオで撮られていたそうです。また、沢山の見知らぬ方々から『おめでとう』の祝福を受けました。ミケランジェロ広場でのフォト撮影が終わり、いよいよ、1年間待ったサンタ・レーナ教会での挙式です。ロングベール(5m)だった為、フォトツアーの際は外していたベールを取り付け、ベールを下ろし、新郎と入場です。ここでも礼拝にいらした方や観光客の方々に祝福を受け、参列までしてもらいました。教会は、基本、誰でも参列OKらしいです。そういった所も日本と違いますね。皆に祝福されるのはイタリア挙式ならではですね。

 
 
   
 

新郎も新婦も緊張して所々言葉が詰まったり、指輪交換の際は、中々お互いの指に嵌らず焦りましたが、何とか指輪交換も終え、パイプオルガンが鳴り響く中、私達の式は無事終了しました。式の後に神父様と記念に写真を撮っていただき、日本から持参した手土産をとても喜んで下さ り、いい思い出になりました。教会からフィレンツェの中心地までドレスのまま歩いて移動し、途中、途中にも沢山の方々から祝礼のお言葉を頂きました。こんなに海外で注目を浴びたのは勿論初めてで、慣れない私達は恥ずかしいやら嬉しいやら何だかスターになった気分でした。中心地でも、記念に写真とビデオ撮影をして沢山の写真を撮りました。

 
   
 

その後、ホテルへ戻り、一旦、着替えてからサルさん(秘)のレストランへ19時の予約をしてタクシーで現地へ。サルさんお勧めのお肉を2kg頼んだのですが、ビックリな大きさと量で全員でも完食できませんでした(涙)味はどれも美味しく、流石(秘)レストランですね〜。ホテルへ戻り家族で今日一日の出来事を話しました。家族全員が、『いや〜本当に素晴らしい結婚式だった』、『何度も結婚式には参加しているが、こんなに素晴らしい式は初めてだ!感動した!!』と言ってくれました。家族も呼んで本当に良かったです。もし、私達の周りでヨーロッパ挙式を希望しているカップルがいたら迷わずリージェンシーの山田さんを紹介してあげたいです。

 

今回の旅を通して家族との交流も深まり、また絶対に行きたいね〜と話しています。最後になりましたが、支離滅裂な要望に嫌な顔ひとつせず快く全てを可能にしてくれた山田さん、正にサルヴァトーレ山田さんには、家族一同、心より感謝しております。1年もの長い間、色々とプランを練っていただき、有り難うございました。最高の結婚式&旅でした。

森 健展&良子&新郎家族一同

 

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