ザウアーホーフ・チャペルで挙式をされたT&E様よりこのようなメールをいただきました。

いつも大変お世話になっております。無事、予定通りすべての日程を終え帰国する事ができました。
バーデンでの挙式からもう1週間が経過したのですね。以下、私達の珍?道中をご報告いたします・・・。

実は出国時から、バタバタが続きまして、色々と大変だったのです。
まず、成田でメガネを忘れた事に気づき、運良く空港内にメガネ屋があったので購入できました(痛い出費(涙))
その後、妻がメイク落としを忘れた事にも気づいたのですが・・・。
 
長時間のフライト後、ようやくホテルに到着し、なんとも豪華な部屋で2人とも感動!!したのもつかの間、例のメイク落としの件が・・・。ホテルのフロントで頑張って英語でトライしましたが、店は既に全て閉まっていて、しかも翌日日曜は国の法律で店は開かないので購入は不可能だろうと言われ、最後の手段?で困った時の”サルバトーレ”山田氏に夜中にメールを差し上げた次第です。

翌日は朝からシェーンブルン宮殿の半日ツアーでしたが、ずっとメイク落としの事が気になっていました。ツアーガイドに聞いたところ、ウィーン西駅なら日曜でも開いている店があるというので、観光後、すぐに地下鉄を乗り継いで向かいました。が、しかし西駅にはそれらしき店が見当たらない・・・。実は運悪く現在大工事中で、店のほとんどが少し前から閉鎖されているという事でした・・・(涙)
ここで初めて現地の重鎮??山田葉子さんに電話を入れたところ、「サルバトーレから聞いてますよ〜!私の物で良かったら、仕事の後にホテルにお持ちしますよ〜。安心して下さいね!!何事も前向きに!!」と有難いお返事を頂き、ようやく落ち着きました。
   
その後は、妻の目的の一つである、フンデルトバッサーハウスも訪問、ディナーも大判シュニッツェルを堪能し、少しずつテンションが上がってきました。ホテルに帰ると、山田葉子さんから素敵なプレゼント(メイク落とし)が届いていました!!これで、妻はひとまず安心といったところでした。本当にサルバトーレはサルバトーレでした!!
   
挙式当日、ここでも軽いハプニングが・・・。まずメイク担当(セルビア人)が30分程遅れてきて、ヒヤヒヤしました。その後、すぐにメークに移ったのですが、どうも妻の希望と彼のプロフェッショナル意識が合わないようで・・・。私が見る限り、キレイに仕上げて下さったと思うのですが・・・。相手も外人ですので、コミュニケーションが難しかったです。ドレスに着替え、少々テンション下がり気味だったのですが、ホテルのロビーで待っている時、宿泊客やスタッフから祝福され、気分は少し上向いてきました。

ホテルを出発し車で30分、挙式会場のグランドホテル ザウアーホーフに到着!ウェルカムボードには私達のウェディングの告知までされており、部屋の中もバラの花びらがちりばめられ、挙式モードにデコレーションされており、私のテンションはかなり上がっていきました。そんな中、ついに山田葉子さんが登場!!本当にこの方には助けられました。サルバトーレ氏に負けずとも劣らない明るさ、楽しいお話の数々に、挙式30分前にして、2人のテンションは一気に上昇してきました。
 
 
いよいよ、挙式です。なんとも可愛らしいチャペルだこと!私達にぴったりな雰囲気。そして挙式スタート。2人の永遠の愛の誓いにドイツ語で「ya!!」と答え、セレモニーマスターから感動の有難いお言葉も頂戴しました。今の2人にぴったりのメッセージだと感じました。結婚は幸せな事ばかりでない。辛い時こそ、2人で協力して困難を乗り越えていくのだ!と。
そして、驚いた事に、式の始めは私達2人だけだったのですが、しばらくして後ろを振り返ると、宿泊客やスタッフが大勢駆けつけて下さり(ほぼチャペルが満員)、皆から盛大に祝福されました。最後にはなんと、本物の鐘まで鳴り、もう妻の思い描いていた通りの挙式となり、最高の気分でした。
その後は、簡単なフォトツアーと、それに続き、レセプションにてウェディングケーキのカットまでさせていただき、感無量でした。ここでも山田葉子さんとの楽しいおしゃべりでついつい葉子さんの帰途の予定時刻が遅くなってしまいました(汗)。葉子さんには色々な面でご迷惑をお掛けしましたが「もうこんなの普通よ〜。結婚式は花嫁さんのものなんだから、これでいいのよ!」「あと、お2人は妻のお姫様っぷりと、旦那のしっかり+ノホホンぶりのバランスがとってもグーよ〜(笑)」なんてご意見も。本当に何から何まで感謝でした。
 
   
 
挙式後は、ベートーベンがこよなく愛したバーデンの散策をしました。とても素敵な街並みで感動!!
そしてホテルに帰ると、スペシャルディナーが待っていました。自分達の名前の入った専用のメニューも用意されており、
ムーディーな雰囲気かつ料理もワインも最高でした☆
 
   
 
感動が続く中、翌日からはザルツブルグへ。小さな街でしたが、川から望む、旧市街の街並みが美しかったです。
夜は、念願のクラシックコンサートも聴く事ができ、満足でした。
実は、私は今回の旅行の中ではザルツブルグが一番気に入りました。
 
   
 
翌日の朝、ミラベル宮殿の庭がとても素敵だったので、宮殿をバックに相当な枚数の写真を撮りました。
午後はザルツカンマーグートへのバス観光。これも良かったです!ちょうど紅葉しかかっている頃で、自然の美しさを堪能できました。ガイドさんもこれまた、葉子さんばりのテンションで、とても面白かったです。なぜかうちら夫婦がツボにはまったようで、かなり良くしていただきました。

そして翌日は、私達の愛猫チロルと同じの名の「チロル州」へ!!
早起きして特急列車で州都インスブルックへ!
 
 
大変小さな街でしたが、ザルツ同様きれいな街並みでした。あとはバックの山々が素敵!スワロフスキーの本社工場にも行きました。この辺りに差し掛かると、さすがに妻は旅の疲れがでてくるのではと心配していたのですが、毎日、良く食べ、良く寝る事で、体調は良好のようでした。ちょっとした事件はありましたが、一つ一つ自分の目標を達成できて、満足しているようで、その姿を見ているとこちらも安心しました。    
 
翌日からは隣国ドイツへ!朝もザルツのガイドさんが見送りに来てくださり、朝からテンション高く出発できました。最後のホテルもミュンヘン駅の目の前でわかりやすく、しかも豪華なホテルでした。朝食も充実してました。

ミュンヘン初日は市内をぶらっと歩いて回り、ショッピングに費やし、翌日は妻の友人と会い、簡単なミュンヘンツアーをしてもらいました。

そしてあっという間に帰国の途へ。帰りの飛行機では、日本に帰りたくない気持ちで一杯でした。10日間、何だか夢を見ているようでした。ずっと結婚関連でバタバタしていて、落ち着く時間がほとんどなかったもので・・・。
帰国してからは、一気に疲れが出て、2人とも爆睡でした(笑)。買ってきたお土産を広げて、撮った写真を見ては、楽しかったなあと、思い出にふけりました。そうでした、妻の目的の一つである、ドイツ語の絵本も沢山購入でき大満足でした。
 
 
  この旅行中、何度も2人で話したのですが、山田さんにおまかせして本当に良かったと、心よりそう思いました。
妻の希望を最大限取り入れて下さり、また、旅行中のトラブル?まで、きちんと対応して下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。

長くなりましたが、この素晴らしいオーストリア・バーデンでの挙式をいつまでも忘れずに、2人で幸せな家庭を築いていけたらと思っております。
本当にほんとうにありがとうございました。今後も何かの機会にまたお世話になるかもしれませんので、その折には是非とも嫌がらずに?お付き合いくださればと思います。

以上、御礼と無事の帰国のご報告まで。

T&E

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