シェーンブルン宮殿で挙式をされた加藤様よりこのようなメールをいただきました。

5月28日、ウィーンのシェーンブルン宮殿で挙式をしてまいりました。
もともと学生時代にウィーンの歴史について学び、ウィーンが大好きな新婦にとって、シェーンブルンはとても思い入れのあるところでした。
・・・とはいっても、シェーンブルンで結婚式を挙げられるなんて二人とも全く知らず、国内の式場を探していました。ある日雑誌の付録でリージェンシーさんのページを拝見し、その日に伺いました!
今思えば、そこから挙式までは約4ヶ月ほどでした。長谷川さんがいろいろと相談に乗って下さり、面倒なことや不安は全くありませんでした。

今回は挙式がメインの旅行でしたので遠出はせず、市内観光を中心に楽しみました。ウィーンに到着した翌日には、私達の式場となるシェーンブルンに足を運び、結婚式の気分を高めました。
 
ホテルザッハーにて
 

お花で飾られた
ウェディングカーの前で
  そして式前後はウィーンの老舗ホテル、「ホテルザッハー」に宿泊しました。部屋に到着すると、支配人からの手紙とシャンパン、そして真っ赤なバラの花が用意されていて、本当にロマンチックな歓迎を受けました。

そして、いよいよ挙式当日・・・
意外にも(?)定時より早くヘアメイクの方が部屋に到着。通訳無しでお願いしましたが、学生時代のつたないドイツ語と日本より持参した雑誌や写真でイメージを伝えることができたのでとても満足のいく仕上がりでした。

そしていよいよ出発!
ロービーではザッハーの支配人が待っていて下さり、お祝いをして下さいました。とても素敵なラウンドブーケを受け取り、一生乗ることのないであろう、たくさんの花で飾られた車でシェーンブルンに向かいました。通訳の山田さんが市内案内もしてくださり、リラックスできました。

宮殿に到着すると、たくさんの観光客の方に祝福を受けました。いろんな方のカメラに写りながら、「白金の間」に到着。すでに5回以上はシェーンブルンを訪れたことがありますが、未公開の部屋ということで本当に感動しました。素晴らしい壁画が描かれており、圧倒されてしまうほどでした。
 
式は、市役所の方によって30分ほどで行われました。新婦がオーストリア皇妃エリザベートについての卒業論文を書いたことからか、エリザベートの話を盛り込んだ話をして下さり、とても心に残る式となりました。

式が終わると天気が良かったので二人で庭園に出て(この日は33度ほどあったようです)写真撮影をしました。夕方の式でしたが、日照時間が長いので夕方とは思えない素晴らしい青空に恵まれました。
 
指輪の交換
 
シェーンブルン宮殿にて
   
 
写真撮影が終わると再び市内に戻り、フィアカー(馬車)に乗って市内観光をしました。
ウィーンは乾燥していて33度でも殆ど汗を感じません。気付かないうちに2人とも脱水症状のようになってしまったようで、
山田さんに水を買いに走って頂いてしまいました。(本当にありがとうございました。)
ウェディングの衣装と馬車の組み合わせは、ウィーンの町にとても合っていて日本ではなかったであろう「特別感」をしっかり感じることが出来ました。市内ではウィーンっ子たちから「Alles Gute!」(お幸せに!)の言葉を何度もかけてもらい、楽しいひとときとなりました。

馬車でザッハーに戻り、ウェディングディナーへ・・・
ここでも感動的なことが起こりました。6月2日が新郎の誕生日だったので、長谷川さんを通じてケーキのサプライズをお願いしていたのですが、「HAPPY BIRTHDAY」のピアノ生演奏と共に運ばれてきたのは真っ白なザッハートルテだったのです。

シルバーのプレートに置かれ、周りをランダムに花で飾ったザッハートルテは、わたしが今まで見たケーキの中でもっとも美しく、一生忘れないと思います。本当に一日中、幸せに包まれた一日になりました。
 
式後はフィアカー(馬車)で
ウイーン市内を

ウェディングディナーでは
バースディーケーキのサプライズ
  式が終わってからは、ひたすら市内観光を楽しみました。気ままに動いてのんびり過ごすことが出来ました。シェーンブルンにもまた行きました(笑)私服で訪れた時は夢から醒めたようで、ここで結婚式したなんて夢みたいだね、なんて話していました。

とにかく、あっという間の1週間でしたが、中身は濃く充実していて心に残る1週間になりました。また二人でウィーンを訪れたいと願っています。

長谷川さん、山田さんはじめ、皆様本当にありがとうございました。

加藤 基樹&祐子

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