ウェディング・レポート

サンタ・レーナ教会で挙式をされた
佐野様よりこのようなメールをいただきました。

　去る2008年3月25日、澄みきった青空のもと、私達はフィレンツェ、サンタ・レーナ教会にてフォーマル結婚式を挙げました。
前日はお昼過ぎに突然の雷雨に雹が・・・(>_<)。気温も低く・・・最悪のお天気に・・・。何かというと雨が降る私たち。
結婚式も・・・と諦めていましたが、当日は快晴！！やってくれます、イタリアの空(^0^)♪

当日の挙式準備、ヴェッキオ宮殿にて書類申請、ホテルの部屋でのヘアメイク、ドレス＆ヴェール、マキシタキシードに身を包み、白バラのブーケ＆ブートニアも届き、最後に調理師の卵の新郎が、
何故かネイルアートに挑戦し（実は出発前日に完成・・・）素敵なネイルチップをプレゼント！！現地のヘア＆メイクさんの、技術の高さに脱帽。米山さんのサポートに心から感謝いたします。

サンタ・レーナ教会は歴史ある荘厳なカトリック教会。念願だったパイプオルガンの音色と幻想的なステンドグラスのオーロラに心躍らせながら、神父さまのもとへ一歩一歩進んで行きました。「結婚式に参加してよいですか？」と声をかけてくださった地元の方々が、最後まで私たちを見守ってくださいました。リハーサルなしの結婚式には少々焦りましたが・・・「失敗も思い出のうち！」と米山さんに言われ（笑）。神父様の優しく温かい人柄に、私たちもおおらかな気持ちになりました。

挙式後は、馬車に乗って街をまわりました。
すれ違う大勢の地元の方や観光客の方々が“Auguri!（アウグーリ）おめでとう”と、スターさながらに声をかけてくれました♪

フォトツアーでは、車からおりたとたん、拍手と喝采の嵐！！見上げると、ミケランジェロ広場の階段にいた、たくさんの若者たちが、笑顔と拍手で、私たちを祝福してくれました。ちょっと恥ずかしかったなぁ～(^-^;　チューリップをはじめ、花々が美しく咲いていました。

フィレンツェの街並みをバックに、カメラマンに素敵な写真をたくさん撮っていただき、
ここでもまた大勢の方々に“Auguri!”と声をかけていただきました♪

今回私たちは、結婚式を含め、10日間の旅行で、フィレンツェから
イタリア版新幹線ユーロスターでベニスへ。ベニスから寝台列車でウィーンに入りました。
フィレンツェでは、ドゥオモのクーポラに上り、藤本さんに教えていただいたレストランでTボーンステーキを食べ、（美味しかったな～）
ベニス行きのユーロスターの中では、日本語学校に通うベルギー人の男の子たちと友達になり、今でもメール交換をしています。

ベニスで一番気に入ったのは、なぜか、従業員が皆赤いベストを
着ているおじ様達・・・というレストラン！フランクで気さく！
女性に優しい(^-^;
イタリア人ならではの接客がとても楽しく、どの味も最高でした。
ムール貝、美味しかった～♪このレストランのためだけにベニスに訪れたいくらいです。

ベニスからウィーンへの寝台列車は、洗面所やロッカーとオレンジ2個！付きの個室。
スタッフの言葉がイタリア語から急にドイツ語に変わり（オロオロ）。

まず、明日の朝食は何にしますか？何時がよいですか？と聞きに来てくれました。その後は・・・目覚めたら、ウィーン・・・！！

ウィーンは大好き！動物園、蚤の市、とくに最終日は、午前中にスペイン乗馬学校の公演を、午後はオペラ座でバレエ、白鳥の湖を鑑賞、その後ホテルにもどり、ウェディングディナーにそなえ、身だしなみを整え、ホテルザッハーのレストランへ向かいました。

ホテルザッハーの一流のおもてなしと演出は、本当に素晴らしく、大満足(^o^)！ピアニストが私たちのために、上を向いて歩こうを
演奏してくれました。お料理はどれも美味しく、従業員の方々の温かい気配りに心を打たれました。藤本さんが手配してくださった、
夢のウェディングケーキ＆カットは、ザッハートルテを白いアイシングでコーティングし、トップには可愛らしいウェディングドールが
乗ったオリジナルバージョン！！銀のトレーに花が散りばめられ、大変素敵なものでした。藤本さん、本当にありがとうございました。

結婚式までの準備期間が短いにもかかわらず、藤本さんは「私に任せてください！必ず間に合わせます！」と、本当に頼りになる存在でした。
リージェンシーの方々のお力添えにより、フォーマル挙式、ハネムーンともに素晴らしいものになりました。もう一度、振り返って感動しているところです。
藤本さん、本当にありがとうございました。また旅行の機会がありましたら、是非是非よろしくお願いいたします。

佐野宏樹＆万葉子