ミラベル宮殿で挙式をされたJ&K様よりこのようなメールをいただきました。

私たちが人生たった一度の記念すべき挙式、ヨーロッパでできたら素晴らしいことだよねと話をし、貴社に伺ったのが1月中旬のことでした。サウンドオブミュージック及びモーツァルトが好きな彼女と、日本ではなかなかできない馬車での遊覧を体験してみたいという私とが、ヨーロッパでのフォーマル挙式希望となると、ミラベル宮殿での挙式に心動かされるのは必然であったと思います。
(色々とその他式場の良さをも熱く語っていただいた山田様には大変申し訳ないです)

お互い会社には多少無理を言い、新緑鮮やかなヨーロッパでの挙式を希望し、GW明けの5月下旬に休みをいただくことになりました。さぞかしすばらしい気候のもと、挙式&馬車での遊覧を楽しめると思っていたところ・・・。
挙式当日は朝から生憎の雨でした。
現地のスタッフの方々からは「ヨーロッパでは雨の挙式は末永く幸せになるらしいですよ」との恐らく天候が悪くなったときの常套句を言われたものの、「雨の中での馬車遊覧はさすがに勘弁だよなぁ・・・」と現地の美容師さんによる彼女のヘアメイクを横目に見つつ、ホテルの窓から外を気にし、
落ち着かなかったことをよく覚えています。

これから彼女からは「雨男」と言われつづけるのを覚悟しなければいけないと思いつつ、車でミラベル宮殿に向かいました。
 
ミラベル宮殿の大理石の間は、それはすばらしい場所でした。市役所の方が式の口上を話されている間、「なんと音響が素晴らしいところなんだろう。これは今晩この場で開かれるクラシックコンサートに行くしかない!」と雨に気を取られ過度の緊張が薄れたせいもあり、大理石の間のすばらしさを楽しむ余裕がありました。
(実際挙式当日のクラシックコンサートは感動的なものでした)
 
挙式が終わると奇跡的に雨が止んでいるではありませんか。
前日散策した観光客で溢れ返っている旧市街を回るのは多少恥ずかしい気持ちもありましたが、隣の彼女はお姫様気分で手を振っている姿を見てすぐに慣れ、楽しむことができました。
なんと言っても、街ですれ違う方々から「Alles Gute!」とたくさん声をかけてもらったこと、これは非常にうれしく感じ、涙が出そうになりました。これはヨーロッパならではの感動だと感じていた自分を思い出します。
実は約1時間の馬車での遊覧の終了を待っていたかのように、再び雨が降り出してきました。式のアテンドをしていただいた山田葉子さんから「ものすごく運が良かったですね、あの時だけ雨が上がって・・・」と言われ、私たちも「雨で末長く幸せになれる(ハズ)&写真もバッチシ!」とこれから二人で切り拓いていく人生、幸先が良いスタートを切れたと大変満足しております。
 
 
最後になりましたが、担当していただいた山田様をはじめリージェンシーの皆さまに、大変お世話になりました。何のトラブルもなくスムーズに挙式が執り行うことができたのも、一重に皆様方のおかげと感謝しております。ウィーンでのオペラ鑑賞でも舞台正面の席で堪能できたこと、続いて訪れたプラハでもコンサートを楽しめたこと、本当に素敵な思い出になりました。

今後ともヨーロッパ挙式の素晴らしさを数多くの人に伝えていただき、一組でも多くの方々へ私たち同様の温かいサポートをお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。

J&K

 

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