パラッツォ・パリジオで挙式をされた神田様よりこのようなメールをいただきました。

遅くなりましたが、マルタ共和国パラッツォ・パリジオでのウェディングレポートを送付させていただきます。
 
ヨーロッパでの挙式をフォーマルウェディングで行いたい!と考えてから、初めてリージェンシーさんにお伺いし、藤本さんと話をさせていただきながら準備を進めました。私たちがマルタ共和国での挙式に決めたのは、現地での法律に基づいた挙式で日本でも法的に認められるフォーマルウェディングを行える場所で探しており、その中から、気候や手続きの問題とかも検討して決めたのですが、何よりマルタというちょっと(?)、他ではあまり聞かない場所での挙式が可能だったことが決め手となりました。マルタという国も、色々調べれば調べるほど、その歴史や風景、文化などに引かれていき、是非この国で挙式をしたい!と思うようになってきました。

お互いの両親と姉妹も同行したのですが、行く前から私達よりも楽しみにしており、実際現地でもこちらが引率者気分になるほど楽しんでおりました(笑)
 
 
マルタにはイタリアのローマ経由で入りました。ローマに到着すると天気が悪く、季節外れの雪まで降ったとかで、かなり心配になりましたが、マルタ、そして挙式後、ハネムーンとして訪れたイタリア共に、ほとんど雨が振ることなく、非常にラッキーでした。これも普段の日ごろの行いがよかったせいかと・・・(笑)
マルタでの挙式は本当に心に残るものでした。午前中の役所での手続き、挙式に向かうため、ホテルを出て、真っ白なリムジンに乗るところから、パラッツォ・パリジオでの挙式、イムディーナやスリーシスターズでのフォトツアー、夜のウェディングディナーまでどれをとってもしっかりと記憶に残っています。そして現地アシスタントの岩切さんには最初から最後までお世話になり、新婦の着付けのお手伝いやイヤリングを無くした際などにも色々と対応していただき、非常に助かりました。

パラッツォ・パリジオはとてもとても美しく、豪華な内装や調度品に囲まれ、一生に一度の式に相応しいものでした。新郎新婦とも緊張の中、岩切さんや役人の方、立会人の方、宮殿のスタッフの方、カメラマンの方、皆さんにサポート、また祝福していただき、本当に嬉しかったです。
   
 
式も終わり、シャンパンレセプションでほっと一息ついた後、宮殿内から美しい庭での写真撮影を
行いましたが、カメラマンの人にのせられて、普段しないポーズで写真を撮っていただいたのが少し恥ずかしかったのですが、今思えばとても楽しい思い出です。
 
  新婦などは気恥ずかしさから笑ってしまってカメラマンさんに「彼女大丈夫?」って心配されたほどです(笑)。
また、サイレントシティーの異名をもつイムディーナはほんとに何と言ったらいいのかわからないほど、すごく雰囲気のある街で、自分たちがそこに溶け込んで主役になって
フォトツアーを行えたことは一生の記念となりました。
スリーシティーズも美しい港とヨットハーバーの中、わずかに日が落ちた雰囲気で、これもまた違った風景にけ込んだ自分たちがいました。
 
 
でき上がった写真を見たときも、それぞれすごく美しい風景の中に自分たちがいることが不思議な感じでもあり、誇らしくもあり、フォトツアーを行って本当によかったなぁと思いました。ちょっと恥ずかしいポージングも素直に行えて、また以外と様になったのはカメラマンさんの腕もあり、日本ではない非日常の中のためもあるのかもしれません。ただ島国のためか風がすごく強く、ドレスの新婦が寒そうで、最後の方は少し疲れた顔で写っていたのがちょっとかわいそうだったのですが、これもよい思い出です。
 
   
 
挙式翌日の観光では首都バレッタや地下神殿ハイポジューム、港町マルサシュロックなどを巡り、それぞれの歴史を感じ取ることができました。青の洞窟だけは風が強いため、中に入ることが出来ず残念でしたが・・・・。料理の量が多過ぎるのがちょっと困りものですが、とても治安もよく、美しく、ちょっと田舎でゆっくりとした時間が流れていたマルタ、今度また是非マルタに行って青の洞窟含めゆっくりと回りたいと思います。その時は今回いけなかったゴゾ島のほうにも足を伸ばしたいと考えてますので、藤本さん、またアレンジお願いしますね(笑)。

その後、イタリアに戻り、ローマ、フィレンツェ、ベニスと旅行を楽しんできました。ちょうどミュージアムウィークということで、ほとんどの美術館も無料で入館でき(混んでましたけどね)、こちらも天気に恵まれ、本当に楽しい旅行が出来ました。
イタリアの方は気さくで、列車移動中に簡単なイタリア語会話集を読んでいたらとなりの女性が暫くイタリア語会話教室をしてくれたり、レストランやお店で片言英語と身振り手振りで話したり、とても楽しかったです。そうそう、 フィレンツェのエノテカ・ロンバルディアで会社の人へのお土産をまとめて買ったのですが、あまりに数が多いためか、オーナーがパニックになりながら働いておりました(笑)オーナーがこんなに働いているなんて初めてみたから山田さんや藤本さんに是非言っておいて、と、日本人スタッフの人に言われましたのでお伝えしておきますね(笑)
 
  それぞれ現地のスタッフの方々、藤本さん、本当に皆様のおかげで一生の記念に残るよい式を挙げることが出来ました。本当にありがとうございました。リージェンシー・グループさんに頼んで本当によかったです。

藤本さん、マルタとイタリアのオリジナルレストランガイドとかもとても助かりました。藤本さんの出身地に現在住む自分たちと不思議な縁もありますし、地元に帰って来た時、もし姿を見かけたら遠慮なく声をかけて下さいね。こちらからも声をかけますよ〜。

神田 直成&律子

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