ドゥミール・デ・ヴューバンで挙式をされた木下様よりこのようなメールをいただきました。

家族水入らずで一緒に旅行をしながら海外で結婚式を挙げたいと思ったのがきっかけで、
海外挙式を選びました。
どうせ挙げるなら、もちろんフランスと思い、式場を探していたところ、パリ郊外の中世時代の面影を今に残すプロヴァンという町にあるドゥミール・デ・ヴュ−バン(DEMEURE DES VIEUX BAIN) ウェディングを見つけ、一目で気に入り、リージェンシー・グループに問い合わせをしてみました。

挙式の前の週、パリはとても寒く天気を心配していたのですが、家族がパリに入ってからとてもよい天気に恵まれました。

パリから1時間程の距離にあるプロヴァンは、静かな田舎の景色が広がり、途中の道は菜の花畑がたくさんありとてもきれいでした。
 
  ホテルに着くと、ホテルのマダム、式のお手伝いをしてくれた日本人アシスタントの八塚さん、カメラマン、セレモニーマスターが迎えてくれました。
ホテルもとてもきれいで、日本では見ることのできない景色に感動してしまいました。

マダムに私たちのお部屋を案内してもらったのですが、部屋は全部で3部屋(バスルーム込み)あり、ベットルームには暖炉、サロンにはグランドピアノ、バスルームにはハマムとジャグジーがついていて、これもまた主人とびっくりしてしまいました。パリ市内ではありえない、郊外ならではの部屋の大きさです。
 
ドレスに早々と着替え、結婚式が始まりました。
八塚さんに簡単に式の進行の仕方を説明していただき、誓いの言葉はフランス語で言おう!となったのですが、
結局、うまく発音できず、きっと不思議なフランス語を話していたのでしょう。
そんなこんなで、家族だけのとても暖かく、なぜが笑いがあふれる、なごやかな式となりました。
 
   
 
     
 
   
  式の後のシャンパンパーティーは、とてもにぎやかに、みんなで大騒ぎでした。
マダムが、いろいろなカナッペを用意していてくれて、母は日本語でマダムにどうやって作るのかを聞いていたり(もちろん通じてはいません・・・)、父はシャンパンが飲めないので、お酒を持参したり、ビールをお願いしたり・・・。
きっと、好き放題でご迷惑をおかけしたでしょうが、マダムは笑顔で快く対応してくれていました。
 
そして、私は待ちに待った、ラデュレのクロカンブッシュとご対面!!(事前にスペシャルオーダーをしておきました)
なぜフランス挙式にしたかったのかの、もう一つの理由はまさしくこれです!!!
かわいすぎて、食べずに取っておきたかったですが、そんな感動も家族はさておき、みんなむしり取って食べていきました・・・
 
みんながシャンパン、日本酒、ビール、カナッペをがつがつ食べている中、八塚さんが次のウェディングランチのレストランに案内してくれました。もう、既にマダムお手製カナッペをお腹いっぱい食べているので、ちょっと食が細くなってしまいましたが、食事はとてもおいしく、ウェディングケーキもとてもすてきにデコレーションしてありました。
 
  式もランチも無事に終わり、その後は町をみんなで散策しました。とても小さな町で、鷹のショーが面白いということで、みんなで見に行きました。

その後も、名産のバラのジャムを買ったり、中世時代の建物をみたり、景色をみたりしてのんびり過ごしました。
本当にすばらしい歴史のある町で、家族はとても気に入っていたようです。
 
 
観光後はホテルに戻り、帰るとマダムが心配そうに帰りを待っていてくれました。
サロンで、ビリヤードをしよう!と、兄と主人と主人の妹は、ビリヤードを始めました。
母、主人の母、兄の嫁は、おひな様をマダムに作ってプレゼントしよう!と、マダムと一緒におひな様を作り始めました。30分くらいで出来るおひな様なのですが、海外の人にあげると喜ぶと、わざわざ日本から持って来ていたようです。
女性が集まると話が盛り上がるんですよね。どこの国も一緒ですが・・・文化と言葉の壁を乗り越えて、お互いの旦那さんの話で盛り上がっていました。
 
  海外での挙式、自分で言ってみたもののとても心配していましたが、家族全員終始笑顔で居られたことが本当に嬉しく、時間をわざわざ作って知らない土地にまで足を運んでくれた両家族に、深い愛情をとても感じた旅でした。
「フランスの結婚式に招待してくれてありがとう、こんな機会じゃないと来られなかった。」という言葉に、むしろ私達の方こそ本当にありがとう、と深く思いました。

大勢での結婚式、珍道中ではありましたが、支えてくださった皆様にも本当に感謝しております。
どうもありがとうございました。

木下 一&洋子

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