プッブリコ宮殿で挙式をされた谷中様よりこのようなメールをいただきました。

【2008年1月18日 シエナ・プッブリコ宮殿フォーマル挙式(イタリア)】

こんにちは(●^^●)大変遅くなりましたが“新年早々挙式inイタリア”のレポートを提出します!

―最初に―
私達は海外挙式をするにあたって、リージェンシーのサルヴァトーレ山田さんに出会えた事が本当に幸せだったと思います。そして本当に運が良かった!(←ものすごく本気)

挙式&旅行は、楽しすぎて10日以上もテンションが上がりっぱなしでした。いわゆる団体旅行のツアーではなくて、2人でヨーロッパの街から街をレンタカーで移動したり、ブラブラと一日中散歩したり、美味しいレストランばっかりでご飯を食べたり〜!ヨーロッパ旅行は初めてだったのに山田さんのスーパー抜かりのない手配のお陰で、すごく楽しかったです!本当にありがとうございました(●^^●)

―イタリアに決めるまで―
結婚する事を決めてから、挙式をするならレストラン?ホテル?リゾート地?といろいろ考えたのですが、いまいちコレと言う案が無く・・・。そしてどれもこれもピンと来ない・・・。そこでホテル・結婚式場・レストラン・リゾート地・ついでに憧れの海外挙式と、ありとあらゆる資料を実に迷惑な程沢山取り寄せました。
 
資料は取り寄せましたが海外挙式は候補から外していました・・・。憧れはあるものの「海外挙式=超高額」と思っていたのと、海外で挙式するという事があまりにも漠然としていて遠くの世界の事の様に感じていたんですね。

しかし彼の母様が海外挙式に乗り気になってくれた事も手伝い「海外挙式についてどこかで話を聞いて見積もりだけでも貰ってみたらどうだろう?」と言う事になり・・・。そして2007年6月に一番最初にお話を聞かせて貰ったのがリージェンシーさんでした。その時の山田さんのインパクトが強すぎて、その後に訪問した会社の事は殆ど覚えていないんですけど・・・。

山田さんはとても良い感じの方で、初対面なのにとても信頼できる人だと私達は2人とも直感しちゃったんですね〜。
そして私達にとっては一大イベントである挙式をお任せするならこの人だ!と思ったんです。
いやー。しかしこういった出会いはなかなか無いです。ステキな方に巡り会う事が出来て良かったと思ってます。
本気です。笑
場所も挙式スタイルも希望が無いに等しく何もかも漠然としていた私達に、山田さんはヨーロッパ挙式についてそして特にイタリアについてものすごい熱さで語って下さいました。この時の山田さんの熱い話しに夢中になり、まだ行った事もないイタリアが大好きになってしまった私が単純なのか・・・それとも「山田マジック」だったのか・・・。そんなステキな山田さんのお陰で「もうイタリア以外有り得ない!」という気持ちでイタリア挙式に決定したのでした〜。
 
―出発までの用意などなど―
シエナのプッブリコ宮殿で挙式をしたいと決めたのが、挙式の約7ヶ月前でした。決定後も何度かリージェンシーさんを訪問しイタリアの情報を教えてもらい「どこに行ってぇ〜何を見てぇ〜あんなことやこんなことや〜」と数ヶ月間かけて妄想しすっかりイメージが出来た頃、山田さんがステキな旅程表を作成して下さいました。
そしてその旅程表を眺めつつ「ココに行きたい!アレを見たい!コレを食べたい!」と提案するのは私の役目で、それを元に実際の細かいスケジュールを考えるのは彼の役目でした。(と、私が勝手に役割分担しました・・・)

後は、私達はフォーマルウェディングだったので用意しなければならない書類が少々あったのですが、そんな書類を揃えるのも2人で楽しく出来て良い思い出になったと思います。
 
―フィレンツェ〜シエナ―
お昼過ぎの成田発の飛行機で約12時間後にミラノ、そして飛行機を乗換え現地時間の夜にフィレンツェに到着しました。ドレスや靴等の挙式アイテムを機内持込みにしていたので、スーツケースの他の荷物が多いし重いしでフィレンツェに着いた時にはもうフラフラのグッタリ・・・しかしそんなヨレヨレな私達を、現地の日本人アシスタントの方とドライバーの方がすぐに見つけてくれ、素早くホテルまで車で連れて行って下さったのはものすごく助かりました^^。
この時もしお迎えが無かったらと考えると・・・自分たちで荷物を持ったままホテルを探してチェックインして〜なんて恐ろしすぎる・・・。

翌日の午前中は、フィレンツェのホテルのまわりをブラブラお散歩しました。そしてお昼頃迎えに来てくれたドライバーと一緒にシエナまで車で移動しました。シエナに到着後、現地のリージェンシースタッフの米山さんとシエナ市婚姻登記所にて翌日の挙式の手続きをしました。
 


アリタリア機内食

 


シエナ・ホテルの部屋から朝もや

 


シエナ・ホテルの部屋から夕焼け

  米山さんがテキパキといろいろして下さったので手続きはあっという間に終わり、午後はシエナの街を散歩したり、雑貨屋さんに寄ったり、喫茶店でコーヒーを飲んだりしての〜んびりと過ごしました。山田さんの超おすすめのホテルはとても雰囲気が良く、部屋からの景色も涙が出るほどステキでしたよ!
そして部屋にはシャンパンを用意して下さっていたので、2日目にして少々疲れ気味だった私達はココでかなり癒されました^^。
 
―プッブリコ宮殿での挙式―
日本の美容院でリハーサルメイクをして写真とカルテを持っていったのですが、イタリア人の担当の方が「こっちの方が良い」と全く違う髪形とメイクにしてくれました。そんな強気なプロ意識の高いイタリア人に少々驚きましたが・・・
しかし結果良ければ全て良しですね^^。しかし・・・「言うべき事を言うのはとても大事」なのは分かっているのですが、つい・・・ヘラヘラニコニコしてしまうんですよね・・・。ハッキリキッパリは若干日本人には難しいです・・・。
え?私だけか?
 
   
 
   
 
挙式ではプッブリコ宮殿の一般に開放されていないらしい所に入る事が出来た事がとても良かったです。
宮殿の中は絵画や彫刻がとてもステキでした。オフシーズンだったからかあまり人がいなくて貸し切り・・・
もしくは自分の家?!と間違えそうでした(妄想癖が・・・)。
そんなステキな場所で挙式の写真撮影をして頂いたので、絵の様な写真が沢山残りました^^
挙式後のシエナの街中でのフォトツアーはちょっと恥かしかったですが、通りすがりの沢山の方がいろいろな言語で「おめでとう」と声を掛けてくれたのには、とても感動しました^^
 


ドゥオモへ向かう途中

 


ドゥオモ前にて

 
―シエナ〜サンジミニャーノ〜フィレンツェ―
シエナからフィレンツェまでは、サンジミニャーノという塔の沢山ある街を経由し車で移動しました。
(彼がイタリアでどうしても車を運転したいと言い張り、自分で日本からレンタカーを予約していました)
なんとなくですが、イタリア人は運転が上手い人が多い様な気がします。ルールに従って整然と走っているという印象で、安心してドライブを楽しめました^^。
トスカーナの田舎の風景は日本とはまるで異なり、まさしく「ヨーロッパを旅してる!」という感じでした。好きな時に車を停め、写真を撮ったりお店に入ったり・・・とてものんびりと楽しい移動になりました^^
 


シエナ有り得ない駐車の仕方

 


カンポ広場前のデカイピザ

 


カンポ広場前のバール

 
フィレンツェはどこを歩いてもステキな建物ばかりでブラブラしているだけでも楽しかったです。
日本語を話すイタリア人が多いのに驚きました。それと山田さんから頂いた「マル秘のレストランリスト」のレストランは、どこへ行っても何を食べてもすごく美味しかったですよ!大袈裟ではなくこのリストを頂けただけでも、山田さんに手配して頂いて良かった!と思ってしまいます。特にビステカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)は絶品!!!でした。あとはワインの値段の安さと質の良さにビックリ。ホテル近くのスーパーで適当に買った1000円のワインもすごく美味しかったです。
 


フィレンツェ・ドゥオモ前

―ローマ〜ヴェネツィア―
日本から持っていったガイドブックに「イタリアではタクシーを道端で拾ってはならない」と書いてあったので、バカ真面目な私達はタクシー乗り場を探し求め・・・ローマを1時間以上フラフラとさまよい歩く事に・・・。歩き疲れ、もしかして迷子か?!と思い始めた頃に偶然「カラカラ浴場」に辿り着きました。少し離れていて行く予定では無かったので、ちょっと嬉しかったです。その後は、なんちゃってイタリア語とインチキ英語とたまに日本語を駆使して・・・やっとの思いでタクシー会社に電話をし、迎えに来てもらいました・・・。タクシーが目の前に止まってくれた時は、心の底からホッとしました。
 
あとは、ヴァチカンにも行ったのですが全く並ばずに入れました。混んでいる時期だとヴァチカンの外で4時間待ちだったりする事もあると聞いていたので、空いていて良かったです。かなりゆっくり見学出来ましたよ〜^^。

ローマからヴェネツィアまでは、ユーロスターで移動しました。しかし、そのユーロスターったら!!発車してからすぐに30分以上止まったままアナウンスも無し・・・。まぁ、アナウンスされてもよく解らなかったかもですが・・・。
そして動き出しても途中で何度も止まり、2時間遅れで途中駅のフィレンツェに到着・・・。エンジントラブルとの事でフィレンツェで別の列車に乗り換える様に言われました。そしてさらに驚いたのは、私達の目的地は「ヴェネツィア・サンタルチア」と言う駅だったのですが、なんと・・・知らない間に一つ手前の「メストレ」という駅が終着駅に変更になってました・・・。後は各自で勝手に行けと言う事だったんですねー。いやいや話には聞いていましたが・・・イタリアの列車の適当な感じに笑いが止まらず・・・おかしなテンションで半分途方に暮れてしまいました。
しかし現地の日本人スタッフの方が私達を探して下さって迎えに来てくれた時は、とても嬉しかったです。と言うかものすごく助かりました!2人だけだったらその日はどうなっていたんだろう?と思うとちょっと怖いですね。
ちなみに、送迎の方が迎えに来てくれずにその列車に乗ったままだった場合・・・ヴェネツィアではなく、ミラノに行けたそうです・・・。

最後に行ったヴェネツィアは、建物の造りや街の持つ独特な雰囲気、行き交う人々、全てが別世界の様で街灯がピンク色のとてもかわいらしい街でした(●^^●)
そして魚介料理がとても美味しかったです。特にイカ墨のパスタは絶品でした!!
 


フィレンツェからローマへのユーロスター

 


ローマ・コロッセオ

―最後に―
私達は団体旅行のツアーで周らなかった事が本当に良かったと思っています。2人で半分迷子になりつつ地図を見ながら歩き回ったり、地元の人に道を教えてもらったり、疲れたら適当に喫茶店に入って休憩したり。
今となっては笑える話など・・・いろいろあって本当に楽しい旅行でした!イタリアには絶対にまた行きます!

あと挙式のDVDは絶対にお願いした方が良いと思いました。写真より雰囲気が伝わるので、来られなかった両親もすごく喜んでくれました。とても人様には見せられませんけど・・・2人の宝物です(●^^●)

谷中 志織&かおり(●^^●)

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