サンタ・レーナ教会で挙式をされた
下平様よりこのようなメールをいただきました。

大変ご無沙汰をしております。お元気にされていますか?
昨年は年末までバタバタしており、ようやくイタリアの写真の整理を始めることができました。
色々と準備は、大変でしたが今振り返ってみると本当にいい思い出になりました。
藤本さんとは、初めてご相談に伺った2月ごろからのお付き合いですね(笑)。
本当にお世話になりっぱなしだったと思います。

もう5年前になりますが、イタリアのフィレンツェに留学していた時、ふと立ち寄った教会で、イタリア人の方の結婚式を見たことがありました。夕方でひとけもまばらだった小さな教会で家族だけの厳かな式でしたが、とても心に残るものでした。いつか私もこんな式ができたらいいな・・・」と、漠然と思ったことを覚えています。でもそれを実現できることになるなんて・・・・・・。ほんとにリージェンシー・グループを選んでよかったと思います。
 
 
  最初は、旅行でも訪れて感動したポルトヴェーネレにある「サン・ピエトロ教会」にするか迷いましたが、大好きなフィレンツェで、家族や現地にいる友人にも来てもらいたい!という希望があったので、フィレンツェの「サンタ・レーナ教会」を選びました。

挙式の当日、午前中にヴェッキオ宮殿での手続きも無事済ませ、午後から支度にかかりました。
出発前に少し心配だったイタリア人の方にされるヘアメイクでしたが、イタリア人らしいハプニングはあったものの(笑)、結果的にイメージ通りに仕上がり、満足しています。

フォトツアーは、両家の家族とともに一台の車に乗り込み、挙式の前の緊張も感じることなく、お祭り騒ぎのようにワイワイと楽しく盛り上がりました。(ただ、この日は天気は良いものの風が大変強く、私は髪かざりが飛んでいかないか、ヒヤヒヤしていましたが・・・)
 
   
 
そして午後4時半から、いよいよ教会での式が始まりました。友人も集まってくれている中、なんだか最初は照れくささもありましたが、いざパイプオルガンの音色が聞こえてくると、感動して泣いてしまいそうになりました。彼と一緒に練習した、イタリア語での誓いの言葉もなんとか間違えずに言えたので、ホッとしたのを覚えています。
   
 
 
夜は、家族と集まってくれた友人とでPiazza Tassoの近くにある「パンデモーニオ」というトラットリアで、ミニパーティを開きました。
みんなにたくさんお祝いの言葉をもらって、「本当にフィレンツェで結婚式をあげたんだな〜」と実感しとても幸せな気持ちになりました。(「パンデモーニオ」は、私が留学中に大変お世話になった思い出のお店です。料理ももちろんおいしいのですが、家族経営ならではの温かさでいつも迎えてくれるので、フィレンツェに行く度、必ず訪れることにしています。オススメです!!)
 
挙式の後は、ローマに移り、バチカンを観光したり、ずっと行ってみたい思っていた、アマルフィ海岸やカプリ島でのんびりとした休日を過ごしました。ゴダールの映画「軽蔑」が撮影された、カプリ島にある「マラパルテ邸」をどうしても見たい!という彼の希望で、地図を頼りに、海辺の道を散歩したりもしました。途中、急な階段や細い道を通り抜けなければならず(時々トカゲも出没しました・・・)、私は何度も弱音をはいてしまいそうになりましたが、よく写真で見ていた風景を目の当りにした時、がんばって歩いて良かった〜!!と、疲れもふっとんでしまいました。

今回のイタリアの旅の最後に、「せっかくここまで来たのだから」ということで車を手配してもらい、マテーラやアルベロベッロまで足をのばしました。マテーラの街の静寂さ、そしてアルベロベッロの白くかわいらしいトゥルッリ群、イタリアという国は、構成している街ごとに違った特徴があり、訪れる人を惹きつけてしまうんだろうな〜とあらためて感じさせられました。
 
 
   
 
  約16日間の旅でしたが、本当に充実していて楽しい思い出になりました。5年前の私の小さな夢を叶えてくれた彼、そして家族や友達に感謝の気持ちでいっぱいです。そして何より、いつも笑顔で熱く私たちをサポートしてくれた藤本さん、現地スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。これからもたくさんの人を、幸せな海外ウェディングに導いてあげてくださいね。

下平裕之&慶子

 

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