ヴェルリー城で挙式をされたY&H様よりこのようなメールをいただきました。(お写真のコメントも頂戴しております。)

2007年9月末、フランス・ヴェルリー城で挙式を挙げさせて頂きました。
挙式及びその前後のパリ泊から、その後のハネムーンのギリシャまで、挙式・旅行を手配して下さった大山様、そして、挙式中いろいろとお世話をして下さった渡辺様と、関係各所の皆様のお陰で、思い出に残るとても良い式になりました。私達二人より、心から感謝申し上げます。

ヴェルリー城は、パリからハイウェイで2時間半程南に行った、ロワール地方にある古城です。私達二人が、世界遺産や文化遺産等の古いものが好きだという事や、森の中の湖畔に静かに佇む小さなお城の姿に私が心を惹かれたこと、そして現在一部をホテルとしており、挙式前後はお城のスイートに宿泊できる。というのも魅力で、他にも沢山の素敵な候補等と悩みに悩んで決めました。

旅行二日目のお昼頃、お迎えのタクシーでお城に向かいます。
しばらく経ち、ドライバーのフランス人の方が「シャトゥー」と指を指す。
指差された方向を見て「あぁっ、シャトーだ!」と、二人で声を揃えました。
 
ヴェルリー城といえばやっぱりこの
ロケーション!なショットです。
国内と違って、会場見学等が出来ない海外挙式では、パンフレットやネットでしか確認することが出来ないので、初めて実際の場所を目にして感動も倍増でした。

着後すぐ、ホテルスタッフの渡辺様に、お城の歴史を交えつつ城内を案内して頂き、最後にチャペルを案内して頂いたそのまま、20分程度の簡単なリハ。
感動冷めやらぬ雰囲気と、いかにも歴史ある雰囲気に包まれてのリハに早くも“ぐっ”とこみ上げてくるものがありました。

そしてその日の夜は、挙式前夜のウェディングディナー。
お城に隣接して建てられている、小さな古いレストランで頂きました。
ヤギチーズは少々クセがあり、二人とも苦手と判明(スミマセン)しましたが、お料理は最高!カナリの美味でした。

あっという間に時間は過ぎ、挙式当日。
朝一で渡辺様から「午後から天候が不安だけど、フランスでは“雨の日の花嫁は幸せになる”って言葉があるから…」と事前の心の準備とフォロー(?)なお話を伺っていましたが、朝は晴れていたのに挙式中に突然雨が降り出した様で、チャペルの内側からドアを開けると、目の前はスコールの様な雨景色!?心の準備は敢え無くやっぱり "ボーゼン" としてしまいました。
 

挙式中の様子。厳粛な
雰囲気で凄く素敵でした!
  でも、渡辺様が傘を持って来て下さるのを待ってる間、式を見に来て下さったお城の宿泊客の方々が「雨が降ったから幸せになるわねぇ」的な事を口々に言って下さっているのを聞いて、習慣の違いを再確認したのと共に、気持ち的にも少し救われました。

挙式後の写真撮影は、雨天の為お庭での撮影が出来ず、城内での撮影をしながら雨が止むのを祈っていました。でも、そのお陰で普段はあまり撮影に使わないような図書館等いろいろな場所で撮影をさせて頂く事が出来た上、雨も通り雨だったのかすぐに止み、結局、お庭や希望していたお城を望む風景の中でも撮影する事が出来て、ちょっと得した気分を味わえました。

その後、現在の城主であるデウォルグ伯爵とシャンパンレシェプションでしばし歓談。昔のアルバムを見せて下さり、自分達やお婆様等、ご親族の方々も代々このチャペルで挙式を挙げているとの事で、伯爵家の歴史等も伯爵自らのお話で聞かせて頂くことが出来て、とても嬉しかったです。
 
お気に入りの場内図書室
での写真です。
 

敷地内の川にかけられた
橋の上。まわりの緑が
爽やかで和む写真です。
  そして、城内のお庭を望める場所でのピクニックランチ。
天候が良ければお庭で食事をする予定だったのですが、9月末は既に秋口の上、途中の雨もあって構肌寒く、城内になってしまいましたが、城内も落ち着いた雰囲気でゆったり出来たので良かったです。

翌日も朝はゆっくり出来、パリへの帰り道は、私達の希望でカーヴへの立ち寄りもさせて頂き、“らしいセラー” をしっかり堪能させて頂いて、記念のワインを購入することが出来、最後の最後まで大満足の二泊三日の挙式プランとなりました。
これからこちらで挙式をされる&ワイン好きな方には、是非お勧めだと思います。

お城も含め、ロワール地方は全体的にのんびりと落ち着いた小さな町の集まりでのんびり屋カップルの私達にはぴったりでした。
シャトーホテルということもあり、何(十)年か後に、今度は家族で旅行に訪れられるといいな。と思いました。

思い出に残る素敵な挙式をありがとうございました。

Y&H

 

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