シェーンブルン宮殿で挙式をされたT.I&S.B様よりこのようなメールをいただきました。

この度は大変お世話になりました。シェーンブルン宮殿でフォーマル挙式を執り行い、無事帰国しました。申し込み自体が3ヶ月前と比較的遅かったこともありますが、出発前から思い通りに行かないことが続き、ハラハラする日々が続きましたけれども、山田さん始め関係者の方々の熱意とお力添えで、最高の日を過ごすことができました。

 
  挙式当日、天気は快晴、湿度も低く快適な陽気でした。準備を整え、ザッハーのロビーで記念撮影をしてからホテルを出発したのが15:00過ぎ。迎えに来てくれた車はロングリムジンで、ボンネットにはブーケと同じ薔薇が綺麗に飾り付けてありました。シェーンブルンまでの道すがら、ウェディング仕様のリムジンを見て、多くのドライバーが祝福のクラクションを鳴らします。そして宮殿到着。入口までリムジンで乗りつけ、そこからは各国からの観光客に拍手をされたり写真を撮られたり、恥ずかしいやら何やら。

入口で参列してくださる方々と合流し、一緒に宮殿内に入りました。通常観光客の入れない部屋の戸の前にはセレモニーの案内。中に入ってから、控えというには余りに華麗な部屋で待機します。やがて16:00となり、オルガンの調べに乗って白金の間へ。シシィゆかりの美しい部屋でフォーマル挙式を執り行いました。
 
   
 
結婚の誓い、指輪の交換、署名と式が進行する間、少しばかりの緊張感をたたえながらも穏やかで和やかな雰囲気に包まれます。指輪の交換時には事前にリクエストしたバッハのコラールがオルガン演奏で響き、感動も一層高まりました。式の終了後、記念撮影をし、参列者やスタッフの皆から祝福を受け、乾杯のシャンパンパーティ。

その後は、外に出て記念撮影です。まだまだ眩しい夕陽が射し、紺碧の空にマリアテレジアイエローがよく映えました。宮殿前での撮影、庭に降りてグロリエッテを背景にしての撮影、観光客からの祝福もあり、この時ばかりは世界の中心にいるような気分です。それから、皇太子の庭へ移り、記念撮影をした後で、皆に見送られながらリムジンに乗り、シュテファン寺院へ。
 
 
   
 
シュテファン寺院からは白馬の馬車に乗り、街中を一周します。私たちに手を振る人、祈りを捧げてくれる人、お祝いの言葉を投げかけてくれる人、多くの人に祝福してもらえました。ホテルザッハーの前で馬車を下りた時は、たくさんの人だかりができ、ドイツ語、イタリア語、英語、フランス語、日本語でのお祝いの言葉が行き交いました。
 
  通訳の山田葉子さんにはとても良くしていただきました(個人的にもつながりがあることがわかってビックリです!)。東京の山田さん共々、両山田さんのお陰をもちまして、笑いと感動の、そして念願のウィーン挙式を、思い通りに(期待以上に!?)挙げることができました。少人数ではあっても心の底から祝ってくださる人達に囲まれた挙式の何と素晴らしいことか! 皆様には心から厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

T.I&S.B

 

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