オットー・ワーグナー・ヴィラで挙式をされた矢木様よりこのようなメールをいただきました。

私たちは、オーストリア・ウィーンの郊外に佇む「オットー・ワーグナー・ヴィラ」において、同行した親族7名と共に挙式を行ないました。私たち2人をはじめ、同行した親族にとっても想い出に残る最高の挙式及び旅行となりましたので、ここにウェディング・レポートとして報告いたします。

旅行行程は、平成19年8月20日(月)〜25日(土)の6日間で組み、挙式は23日(木)に行いました。挙式日以外は基本的に各自自由行動という形にし、親族にはそれぞれウィーンでの観光を楽しんでもらいました。私たち2人も、到着日である20日(月)、出発日である24日(金)以外は、「シェーンブルン宮殿」や「ヴァッハウ渓谷」を観光し、ウィーンの街の雰囲気を十分に楽しむ事ができました。

23日(木)の挙式は夕方5時からであったため、午前中は街を探索し、午後はホテルに戻って式の準備を始めました。現地の美容師にホテルの部屋まで来て頂き、花嫁のヘアーセットやメイクを行なって頂きました。通訳なしということで少し不安でしたが、日本から写真を持参していたこともあり、イメージ通りに仕上がりました。着替えについても自分たちで全て行うことになっていたので不安はありましたが、お互いが協力してなんとか時間までに着替えを済ますことができました。
 
  いよいよ挙式場へ向かいます。ホテルからは専用車で式場まで送迎して頂き、途中信号待ち等していると、街の人が笑顔で手を振り祝福してくれます。二人の思いつきで企画した今回のウィーンでの挙式でしたが、いよいよ現実になるなぁ・・といった気持ちでした。
オットー・ワーグナー・ヴィラは、ウィーン郊外のひっそりとした住宅街に突然出現します。その建物の魅力、奇抜さ、重厚さに、一目で引きこまれてしまいます。バロック建築の教会はヨーロッパ中にありますが、このタイプの建物はヨーロッパどこを探しても、間違いなくここだけでしょう。
建築家・オットー・ワーグナーが別荘として建てたというその建物の中に入ると、外観とはまた違った雰囲気に驚かされます。画家のフックスさんが買い取って手を加えたという経緯の通り、内部の至る所にフックスさんが描き上げた絵画の数々が飾ってあります。中には一度も外に出した事がないという「門外不出の絵」もあります、必見です!

挙式が始まると、牧師さんからオットー・ワーグナー・ヴィラが建てられた経緯等の説明があり、その後誓いの言葉や指輪交換等を行います。挙式は全てドイツ語で進められますが、通訳が的確に訳してくれますので安心ですし、挙式の最後にはウィーン市長からの証明書がもらえます!
挙式後はシャンパンレセプションへと移り、親族同士の会話を楽しんだ後は関係者が建物全体を案内してくれます。建物の中には絵画だけでなく様々な作品が展示されており、その全てに目が釘付けです!それからそれから、挙式を行なった二人にしか見せてくれない秘密の教会にも案内してもらいました…その中は……素晴らしすぎて、とてもとても書き表せません!是非挙式を行ない、中を見てみて下さい☆    
 
滞在しているホテルに戻ってからは、その中の素敵なレストランで、ウェディング・ディナーを楽しみました。美味しい料理と、かわいいウェディング・ケーキ、また、思いがけない他のお客さんからの祝福に私たち一同は大変感激しました。

こうして、多くの方のご協力により、挙式は無事大成功に終わりました。天気にも恵まれましたし、なんと言ってもあの建物の雰囲気と内装の素晴らしさに大満足です!建築関係には全く無知な私たちですが、この式場を選んで本当に良かったと思っています。海外の式場選びでお悩みの方が、もし、こじんまりと、それでいて個性的で思い出に残る結婚式を挙げたいとお考えであれば、この「オットー・ワーグナー・ヴィラ」は本当にお薦めですので、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
 
  最後に、挙式場や航空券関係の手配等全てお世話して下さった長妻さん、現地で通訳としてお世話になった山田さん、その他大勢の方々、私たちの挙式が難なく成功し、こうして無事帰国できたのも皆さんのお陰です。本当にありがとうございました、重ねてお礼申し上げます。

矢木 孝&陽子

 

本ホームページの内容、及び画像を無断で使用することを禁じます。©リージェンシー・グループ株式会社