サンタ・レーナ教会で挙式をされた |
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その日は土曜日。 挙式で纏う衣装はある程度決まってきていたものの、こと挙式自体の話となると、ただ資料に向かいながら二人の希望を考えるだけで滞ってしまっていました。そのため、実際に挙式手配をされる会社の方へ直接会っていろんなことを聞く方が疑問も解決し早く決められると決断し、その日にでもアポイントをと考えました。そこで海外挙式経験が豊富という言葉に魅かれお昼過ぎに電話したのがリージェンシー・グループ。ただし、どこの会社もそうだと思うのですが、週末というと挙式を考えているお客様とのアポイントがいっぱいで大変忙しい一日。もちろん、リージェンシー・グループも例外ではありませんでした。 しかしながら、「予定として考えている挙式日までに少し時間が迫っているのですが。。。」との言葉の中に私達の差し迫った雰囲気を感じとってくださり、なんと営業時間外を使ってまでその日のアポイントに応じていただいたのが山田さん。そう、山田さんこそが私達二人の挙式の始まりとなる人物となりました(後になって分かったことですが、その日は私達の無理なアポイントを優先していただいたため、山田さんには以前からしていた奥様とのお約束を延ばしていただくことになってしまいましたね。その節はご迷惑をおかけしてすみませんでした)。 それまで、私達二人とは何の繋がりもなかった山田さんでしたが、青山のオフィスでお会いしてすぐに感じたそのバイタリティー溢れる人柄からこの人にお任せすれば私達の挙式もうまくいくだろうと確信させる出会いとなりました。 通常、海外挙式を考えるなら半年以上前から準備していくのが一般的な予定の立て方だと思うのですが、私達に残されていた時間はもう2ヶ月も切っており、今考えれば挙式と新婚旅行の手配がうまくいき、きちんと旅立つことができたのは全て山田さんのおかげでした。特に、挙式として一番大事なサンタ・レーナ教会やヴィラ・コーラでの宿泊、バカンスに入って予約の取りづらいアマルフィの情緒あるホテル、折しもダ・ヴィンチ・コードの影響で事前の鑑賞予約も難しいサンタ・マリア・デッレ・グラツェ教会の最後の晩餐のチケットを出発直前までご尽力いただき、手配いただいたのは奇跡に近かったと思います。あれもこれも全てはSig“サルヴァトーレ”山田のおかげ。私達にとって本当に山田さんは“サルヴァトーレ”の言葉が示すとおり“救世主”的な存在となりました。その後は、本当に、二人のわがままを取り入れて作っていただいた旅程に沿って私達は幸せを築いていくだけでした。 出発日当日、成田空港に到着した時から二人の気持ちは高ぶっていました。久しぶりの海外で、初めてのイタリア。アリタリア航空に搭乗した時から、美女と伊達男揃いのフライトアテンドのもてなしに、もうすっかり気持ちはイタリアを感じる思いでした。しかも機内での初めての食事では、誰よりも先に私達にハネムーンミールが届けられ、何か特別な気分にさせてくれる思いに。さらに、その料理は他に搭乗されている方のものよりもちょっとだけ豪華! 出発直前に少しだけお話は伺っていましたが、この瞬間も飛行機の手配をしていただいた山田さんに感謝の気持ちでした。 長時間にわたる移動でしたが、イタリアでしたいこと、見たいこと、食べたいものを考えたり話したりするだけで、そんな機内での13時間もあっという間に過ぎていきました。 |
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あったりとホテルの中を散策するだけでも南イタリアの雰囲気を感じとることができます。また私達の部屋からは海岸線の素晴らしい景色を見下ろすことができ、風景はその時間帯によって様々な表情を見せてくれ、それは一枚の絵画でも見ているような、何時間見ていても飽きないほどの贅沢な光景でした。今でも目を瞑ると瞼の裏側にはその光景が浮かんでくるほどです。毎朝目を覚まして洗面所に行くと、大きな窓の外から鳥の鳴き声が聞こえたりして自然を満喫できるホテルでもありました。挙式も無事終わったという安堵感もあり、このゆったりとした贅沢な時間が心も体もリラックスさせてくれました。散歩がてらにぶらりと街中に出ると、海に沿ったこの街はバカンスの真っ最中。海に入って泳いだり、デッキチェアに寝そべって本を読んだり、うたた寝をしたり。南イタリアのバカンス気分を堪能することができました。ドゥオモ周辺のお土産を売っている商店街ではフィレンツェ特産のレモンをモチーフにしたかわいらしい商品もあって、ウィンドウショッピング感覚で楽しめます。 | |||||||||
また、山田さんお勧めのレストランでは、味はもとより、日本では受けたことのないような気持ちのよいサービスや少し驚くような 洗練された演出も受けました。山側に少し足を延ばして広大なレモン畑を眺めたりと、小さな街ですが、アマルフィは人々も気さくで親切な人が多く、ローマやフィレンツェなどの都市とはまた違った素朴で温かい魅力を感じることができました。 | |||||||||
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