ウェディング・レポート

　サン・レオ教会で挙式をされた和久井様よりこのようなお手紙をいただきました。

私達が初めて山田さんにお会いしたのは、7月の暑い日でした。私達は、イタリア！特にフィレンツェ！にとても憧れており、新婚旅行は必ず！！！と決めておりました。ただ・・・～～本当は結婚式をしない約束だったのに、私が、ど～してもと頼んだ形でしたので、とにかく、その分の費用の準備がありませんでした・・・。よって、『10日間の旅行に結婚式をプラスして2人で50万円で頼みます』という、“爆弾発言”で山田さんを苦笑させることとなってしまったワケです。

しかし！！この私達のものすごいワガママにも真剣に対応して下さり、信じられないような今回のリーズナブルで素晴らしい旅行となったのです！本当は、相手にしてもらえず、実現できないと思っていたんですよ・・・。何度思い返しても、山田さんの情熱なくしてはありえませんでした。

で・・・、私達は、2人とも歩くのが大好きなので、フィレンツェの街を歩きまくろうと、予約はウフィッツィ美術館とピサの斜塔のみ、ホテルはお湯が出れば・・・あとはお任せでお願いしました。手配いただいたホテルはフィレンツェ、ローマとも駅の超近を選んで下さったおかげで、バスに乗っても、地下鉄に乗っても、本当に便利で楽でした。

出発日、日本はドシャ降りで、出国しちゃうから関係ないワ！！と思っていたのに・・・フィレンツェに着いても雨・・・。
でも『これは私にカサを買わせる為の雨なんだワ！！』なんて考え、ウフィッツィ美術館で“ボッティチェリの春”のカサを購入し、初日から歩きまくりました（実際、雨は初日だけで、あとは暑い位の快晴でした！！）
右を見ても、左を見ても、中世のまんまの街並み。本当に時間を忘れ、その雰囲気に酔う、感じでした。全く疲れることもなく、どこまでも歩けそうでした。

ただ、おなかはへるので・・・。
ここで山田さんの丸秘メモ！！

常に持ち歩き、黄色で印をつけて下さった店・・・
全部、行っちゃいました！！
全部！！！
おすすめの料理、たぶん、全部食べました。（^-^）　もう美味しくて、美味しくて、やっぱり旅行は、食べ物が美味しいと楽しい！！！　よって、街を歩き、食事をして、また歩き、コーヒーを飲み、更に歩き、食事をする・・・の毎日でした。

すっかり、フィレンツェの街にも慣れ、観光もほぼ終えて、5日目が挙式の日でした。
『式で街を歩く時間が半日減っちゃう！！！』と文句を言っていた彼も、さすがに朝は口数が少なく、2人ともちょっと緊張ぎみ・・・でも、通訳さん、メイクさんが到着し、『メイクさんの車の窓が故障しちゃって！！』などと話しをしているうちに、すっかり緊張もとけ、教会に向かい、いざ本番！！

優しく神父さまに迎えられ、突き抜けるような青空と、雄大な緑に囲まれ、静かに、そして力強く、全ての物が祝福してくれているような気持ちでした。
あっと言う間の出来事のようでしたが、一つ、一つ、1秒、1秒がしっかり胸に刻まれ、無二の経験となりました。

やはり、式を挙げて良かった。　出会えたのが山田さんで良かった。　本当に心から、そう思いました。

ほんの3ヶ月前にぶらりと来て、激安でイタリア挙式をさせてくれ！！なんて舐めた私達に、大切な事を一つ一つ教えて下さり、何より、わがままに嫌な顔一つしないで付き合ってもらった上に、旅行を素晴らしい宝物にして下さり・・・

本当に、ありがとうございました。

こんな言葉では、言い尽くせない程、感謝でいっぱいです。
これからもお体には充分気を付けて、お仕事頑張って下さい。そして、幸せなカップルが、
次次と誕生しますように。

和久井竜正＆泰子