ハイデルベルグ城チャペルで挙式をされたT&M様よりこのようなメールをいただきました。

私たちの二週間のドイツ新婚旅行=音楽鑑賞旅行は、全てにおいて感動的でした。それを私の文章力でお伝えすることは大変難しいですが、素直な気持ちで綴ってみたいと思います。

私がリージェンシー・グループに決めた理由は、ずばり山田さんのお人柄です。ドイツでの挙式を検討する中で、数社から資料を取り寄せました。そして、メールでご連絡をいただいた山田さんへ問合せを入れてみたところ、早急に返信をいただきました。その後数回メールのやりとりを行い、相談をさせていただく中で、ヨーロッパに精通していて経験と実績が豊富なリージェンシー・グループの山田さんに、全て安心しておまかせしたいと思い、御社に決めさせていただきました。出発まで二か月半という短期間でしたが、ドイツ旅行、挙式へ向けての準備を楽しみながらすることが出来ました。
 
私たちの旅行は、関空→フランクフルト2泊(コンサート1回)→ハイデルベルグ2泊(挙式)→バイロイト2泊→ドレスデン2泊(オペラ1回)→ライプツィヒ1泊(オペラ1回、コンサート1回)→ベルリン3泊(オペラ1回、コンサート1回)→関空 という日程でした。二人ともクラッシック音楽が好きで、聖堂や美術館や博物館めぐりにも大いに興味を持っていたため、今回のドイツ旅行は旅立ちから帰国まで感動の連続でした。
フランクフルトに到着し、最初に訪れたレーマー広場の木組みの建物と石畳はとても美しかったです。雨上がりの街にニコライ教会の鐘の音色が響きわたり、そこでゆったりと過ごしている人たちを眺めていると、ようやくドイツに来たのだなと実感することが出来ました。マイン川沿いのシュテーデル美術館は素晴らしい展示品の数々で一日じゅう観賞していたい程でした。美術館の余韻に浸りながら、川沿いの遊歩道をのんびりと散歩しました。時折ベンチに座り休んでいると、犬の散歩をしている人やジョギングをしている人、幸せそうな親子連れが目の前を通り過ぎ、静かな時の流れを感じながらおだやかで安らかな気持ちになりました。夜はアルテオーパーでベルリンフィルの演奏を聴きました。
 
ハイデルベルグ。ここで過ごした二日間は、大好きな物語を何度も読み返すように、思い出す度にいつまでも美しく優しく心に残ることだと思います。ハイデルベルグに到着した日、私たちは街全体のロマンティックでノスタルジックな佇まいに感動しながら、翌日の挙式に備え、お城の下見に出かけることにしました。ハイデルベルグ城は、廃墟でありながら美しく、芸術的で、テラスからは煉瓦造りの街並とネッカー川の絶景が広がっていました。
その日の夜は、ビスマルクやマーク・トゥエインも訪れたという老舗の学生酒場へ行き、ピアノの生演奏を聴きながら、ビールとジャガイモとソーセージ料理でドイツを堪能しました。宿泊したホテルは1592年に建てられた歴史的建造物。
ホテルへ戻ると、挙式のお世話をして下さるベッカーさんからのメッセージが入っていたため、電話を入れて翌日の打合せをしました。また、美容師のクメさんへも連絡を入れ、明朝7時からヘアメイクを行うことになりました。お二人とも日本出身の方だったため、安心して心の準備をすることが出来ました。
 
いよいよ挙式当日、予定時間ちょうどにクメさんがホテルに来て下さいました。お部屋にはあいにく大きな鏡がなかったため、クローゼットの鏡を利用してヘアメイクをしていただきました。クメさんは、母性を感じさせる温かさと包容力があり、とてもお話好きな方で、ハイデルベルグの歴史やご自身が若い頃の自転車旅行のお話、新婚時代のことなど、 楽しいお話をたくさんして下さいました。そのおかげで私は緊張感が和らぎ、リラックスした気持ちで出発時間まで過ごすことが出来ました。
ドレスを着終えた頃、ベッカーさんが白いバラのブーケを持って迎えに来て下さいました。
ロールスロイスでお城へ到着すると、観光客がたくさんいました。車から降りると一斉に注目を浴び、何枚も写真を撮られ「おめでとうございます。」と声を掛けて下さる日本人の方もいらっしゃいました。
チャペルでの挙式は感動的でした。パイプオルガンの趣のある音色と、牧師さんの美しいドイツ語の響きが印象的で心地よかったです。挙式の合間のオルガン演奏は、 音楽が好きな私たちのために、特別に長くして下さっていたのだそうです。また、牧師さんのお話は、挙式を行うふたりに合わせ、毎回違った内容で行うそうなのですが、最後に朗読していただいたカリルギブランの詩が、私たちの理想とする夫婦のあり方をあらわしていたため、とても感激しました。
その詩は、記念にいただいたカードにも記されていたため、今でも時々読み返しています。
挙式において、お世話をして下さった方おひとりおひとりの心の温かさに触れ、歴史を感じさせるパイプオルガンの調べに導かれながら、神の祝福を受けたことにより、お互いに今後の人生のパートナーとして尊敬の気持ちで接し、歩みを揃えながら前に進んで行こうという気持ちになりました。挙式の後、テラスに出て牧師さんとベッカーさんと私たちの4人で乾杯し、楽しくお話をさせていただいたことも美しい思い出となりました。
 
   
 
ハイデルベルグの後は本格的な音楽の旅でした。
バイロイトの祝祭歌劇場、ドレスデンのゼンパーオーパー、ライプツィヒの聖トーマス教会、ゲヴァントハウスホール、ベルリンの国立歌劇場・・・憧れの施設を次々と訪れることが出来て大満足でした。
ドイツ国内では、列車を利用しながらの移動となりましたが、山田さんからいただいた時刻表(更にわかりやすいようにマーカーでチェックが入っていました。)を頼りに、安心して楽しい列車の旅を過ごすことが出来ました。また、挙式当日には山田さんより心のこもったお祝いのFAXを頂戴し、とても嬉しかったです。(今でも大切にとってありますよ。)
 
   
 

これからヨーロッパ旅行、挙式を計画されている方がいらっしゃいましたら、ぜひリージェンシー・グループをおすすめしたいと思います。希望に沿った素敵な旅のコーディネートをしていただけることだと思います。私たちは、山田さんのおかげで一生の思い出となる夢のような二週間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも多くの人に夢と感動を与え続けて下さいね!

T&M

 

本ホームページの内容、及び画像を無断で使用することを禁じます。©リージェンシー・グループ株式会社