ヴェルリー城で挙式をされた佐々木様よりこのようなメールをいただきました。

9月18日にフランスのヴェルリー城で挙式をしました。
リージェンシーさん訪問から挙式希望日までは、3ヶ月ほどしかなかったのですが、担当いただきました長妻さんにご尽力頂き無事に終えることができました。 数々の無理をお願いしましたが、お忙しい中に手配頂きましてありがとうございました。

ヴェルリー城は、パリから車で3時間ほど郊外にあり、牧場などの田園風景の中を移動。 旅行・式までの準備疲れもあったせいか、車中ではついウトウト・・・。 前日は天気もあまり良くなく、途中で雨も降ったりして翌日の式が心配になりました。 お城で出迎えをしてくれたのは、こちらに常駐していらっしゃる堪能なフランス語を操る渡辺さん。 式のみならず、近郊の情報やレストランでの料理の説明まで滞在中はお世話になりっぱなしでした。 歳も近く、ご実家も比較的ご近所さんだということもわかって、ローカルな話題まで出るほど。 とてもフレンドリーな方です。

 

挙式当日は残念なことに、やや小雨模様。 朝は湖もあるせいか、湖畔には霧がかかっていました。 霧のお城も趣があっていいのですが、挙式をする私たちにとっては天候の不安が募るばかり。 ヴェルリー城の城主さん、渡辺さんから「フランスでは雨の日の挙式は幸せになれるという言い伝えが あります」、と言われ気を持ち直したり...。 でも教会に入場する前にはパラついていた雨も止み、式が終わって出てくる頃には青空も出るほどに天気は回復していました! ヘアメイクの方は現地の方なのですが、正直こちらのメイクは濃いのでは?と不安だったのですが、無用な心配だったようです。 日本でのリハーサルよりもキレイにしていただきました。 ヘア担当の方も、「この方がいいと思う」とアレンジまで加えて下さいました。 後ほど聞いたお話では、城主さん直々に街で一番腕のいい方にお願いしてくださったようで・・。 ありがとうございました。

 

式は城主さんがフランス語で読まれた内容を渡辺さんが訳して下さいます。 挙式本番は、前日に行ったリハーサル通りであり、入籍もすでに済ませていたのですが、実際に式を行うとあらためて結婚するんだなぁという実感がわいてきます。 二人だけの式なのに緊張しました・・・。 参列者なしの挙式でしたが、ヴェルリー城によく泊まりに来られるという常連さんのご年配のご夫婦が 式の様子を覗いていたようで、終わったあと「厳かでよかった」とお祝いに来てくださいました。 あとは写真を撮っていただいたり、シャンパン・セレモニーで城主さんとお話などをし、着替えてからのんびりとお城周辺を散策。 オプションで延泊を申し込んでいたので、この日の夜もレストランでゆっくりディナーを取り、別れを惜しむように夜のお城を写真におさめてきました。 もうお城に泊まるなんてことはないでしょうね・・・。

翌日再びパリに戻り、ニース、ローマへと旅行は続くのですが、式を終えて安心した新郎はニースで病に伏し、海外旅行保険のお世話になるというハプニングがありました。 今まで形式的に入っていただけなので、まさか実際使うことがあろうとは・・・。

とにかく、リージェンシーさんに一歩足を踏み入れた時から帰国まで思い起こして、いろいろと思い出深い 旅行となりました。 猶予時間のない中からのプランニング・手配をしていただきまして、長妻さんをはじめ、スタッフの皆様に心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。

佐々木 宏太&孝恵

 

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