シェーンブルン宮殿で挙式をされた佐藤様よりこのようなメールをいただきました。

こんにちは。無事、日本に戻りました!!
早速ではございますが、オーストリア、フランスのお話し・・・色々ありすぎて何から書いたらよいやら、とにかく素晴らしい挙式・旅行になりました!!
 
   
 
私の憧れだったシェーンブルンは、歴史の重みと、当時のハプスブルク家の壮大な力が感じられる宮殿で、ここでマリー・アントワネットが多くの時間を過ごしたかと思うと、ジーンときてしまいました。

式の入場の際は、彼が私には内緒でお願いしてくれていた生演奏が流れ、とても嬉しかったです!

写真撮影の為に外に出た際には、いろんな国の観光客の方が祝福して下さり、写真を撮らせてほしいと言われたり、突然インド系(?)の女性が近寄ってきてキスされたり、かなり注目されてしまいました(笑)

そうそう、外に出る時に通った道!ハプスブルク家の方々が頻繁に使ったであろうと思われる部屋を通りぬけて、本来は撮影不可の大広間でも写真を撮らせていただきました!!

ちなみにブーケは、山田さんのお心遣いのおかげで、とっても素敵なオレンジ色のお花で感激しました!ありがとうございました!!
 
   
 
そして車で移動し、どこで降りるのかと思ったら、なんと一番人通りの多いシュテファン寺院の前で、真っ白な素敵な馬車(ウェディング仕様でした‥・!!ありがとうございました!!)が待っていました。車を降りると、私たちの周りは、ウィーンの街の人々や観光客の方でいっぱいになっていて、びっくりしました!!馬車に乗っている間中、街中の人‥・すれちがう人、カフェのテラスでお茶を飲んでる人‥それこそお店の中にいる人までもが、私たちに向かって笑顔で手を振ってくださったり、何か声をかけてくださったりしました!本当に嬉しかったです!!

ホテルに戻ると、ザッハーの支配人の方が、お祝いに、大きなザッハートルテをくださいました(行きに、出発する際にも、支配人の方がわざわざドアを開けに来てくださいました!)
 
山田葉子さんは、明るく陽気で、とても頼りになる方で、たいそう親切にしてくださいました。ウィーンの人も、ホテルの方をはじめ、街の方々も本当に温かく、街も美しいし‥・あと5日位は滞在したかったです!(住みたくなりました!!) 
ザルツブルクにもいつか行ってみたいです。
 
   
 
フランスに移動する際、オーストリアの空港で、現地係員の方が、荷物の中身がウェディングドレスで、私たちがシェーンブルンで挙式をしたと話すと、荷物チェックの係の若い女性2人が、笑顔で「羨ましい!」「そこで挙式するのが私たちの夢なんですよ!!」と言ったそうで、シェーンブルン宮殿は、現地の人たちにとっても憧れなんだなぁ!と、少し驚きました。
 
   
 
パリは、思った以上にものすごい交通量だったのが、少し私のイメージと違っていたものの、古城巡りで行ったロワール地方はとても素晴らしく、ツアーだったのでどこも足早に通り去りましたが、ゆっくり留まってじっくり見学してみたかったです。そうそう、そのツアーの中で一つ大きな発見がありました。写真撮影の為だけに一瞬だけバスを降りたあるお城前の川岸で、そのお城の景色を見た瞬間「あっ‥・!!」と思いました。なぜなら、その風景は、中学の時に私が、たまたま立ち寄った絵画展で一目惚れして買ったお城の絵と全く同じだったからです。その絵は『水辺の古城』というタイトルで、買った時に、それは『ドイツのお城』だと聞かされていたので、ずっとロマンティック街道のどこかにあるドイツのお城だとばかり思っていて、その場所にもいつか行ってみたいなぁと思っていたのが、なんと『フランスのアンボワーズ城』で、しかもその絵が描かれた所も、私が今いるこの場所かもしれないと思うほど、絵とまったく同じ風景で、そんな場所にたまたま自分が来ているなんて‥・!!もうすごく感動しました!!
 
セーヌ河のディナークルーズもホント、プランに入れて良かったです!!素敵な演奏と夜景! 食事もとてもおいしかった!!船があんなにきれいだとは思いませんでした(笑) フランスの歌(シャンソン)って、なんともせつなげというか、とてもしんみり聞き入ってしまいました。
そしてヴェルサイユ宮殿!!これまで何度も写真で見てきたその宮殿が目の前に見えて来た時には、本当に胸がいっぱいになり、私の部屋にも飾ってあるアントワネットの肖像画の本物を、ヴェルサイユ宮殿の中で見た時には、もう涙が出そうになりました‥・!!宮殿内を見学した後は、プチトリアノンに行き、アントワネットが捕われる直前まで、好んで引き篭もっていた小離宮、田舎の農村を再現した庭や、公務の呼び出しの知らせから逃れる為に作らせた秘密の洞窟など、「いつか見に行きたい‥・!」と思っていた場所をひとつひとつ、じっくりと見学してきました!・・・感無量でした。

この他にも、帰るまで素晴らしい発見の連続で、いろんな事がありましたが、本当に、たくさんのお手数な準備、手配等、ありがとうございました!! 一生の思い出になりました!!

佐藤 浩泰&祐子

 

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