カスティーリア教会で挙式をされた床鍋様よりこのようなメールをいただきました。

2006.6.8に南イタリアのアマルフィ海岸カスティーリア教会にて結婚式を挙げました床鍋です。
もう挙式から2ヶ月が経とうとしているんですね!なんだか信じられないくらいで、アマルフィでの感動は昨日のことの様に鮮明に思い出されて、今も思い出しては2人で盛り上がっています。あの感動を言葉で表すことは本当に難しいですが、その一部のほんの少しでも、思いが伝われば嬉しいと思いメールさせて頂きました。

 
 

本当に感動の日々でした。
アマルフィの海と空は、目の前にしても信じられないくらいに蒼く、時間の移り変わりと共に全く別の色に移り変わる海と空の色、そして街の煌きがもったいなくて、毎日、テラスから朝昼夜と(時には1時間おきに)眺めていました。
式の前日は2人で教会に訪れて、「明日、ここで式をあげるんやね」と言いながら、のんびりとアトラニとアマルフィの街を散歩しました。

 
     
 

そして、式当日!
2人の願いが届きアマルフィの晴れ渡る真っ青な空と、紺碧の海を眺めながらカスティーリア教会で挙式を行う事ができました。
教会の中は神聖な雰囲気で、神父様の言葉とパイプオルガンが響き、素晴らしく、心に残る結婚式でした。
南イタリアの人々はどこへ行っても温かく、人懐っこい人達ばかりで、街を歩いても、ホテルでウェディングランチをいただいている時も色んな人々に次々と「アゥグリー!(おめでとう)」と祝福していただき、2人で少し照れながらも本当に幸せ一杯でした。

また、通訳のクラウディアさんや、フォト・ビデオツアーのカメラマンの方々がとても良い方で、私達がお願いしていた場所の1つのレモンの木がなかなか見付からなかった時も、せっかくアマルフィまで来たんだからと時間を延長してまでいい場所を探して、とても素敵なショットを撮影してくださりました。

 

出来あがった写真、ビデオはドラマチックで少し恥かしいショットもありましたが、とても素敵に仕上げて頂き、感激しました。
色々とお願いしてしまいました、お土産物屋さん、白い路地、レモン棚も私達の想像を数倍上回ったシーンの数々で、イタリアのプロカメラマンの腕とセンスにまた大感激!!

アマルフィの紺碧の海、街の雰囲気、そして式の様子がすばらしく伝わってきましたよー。

美容師の方も、さすがプロ!という手つきで、色々と意見も取り入れて頂きながら、あっと言う間に素敵な髪型にしていただきました!

 

そして、サルヴァトーレさんお勧めのホテルは、どこも素敵で、全てを書ききれませんが、特に南イタリアでの3つのホテルが群を抜いてダントツでした!

その中でもまず、2人のお気に入りのホテルはなんといっても「サンタカテリーナ」です!!
お部屋から見える素晴らしい眺め、朝食やカプチーノをいただくテラス、お庭やレモン棚、真っ青な海に突き出すビーチバー、ホテルマンの方々や、そこに宿泊する人達の温かさとホテルの雰囲気全て、どれをとっても本当に素晴らしく、言葉では表現できないくらいでした^^

3泊しましたがまだまだ足りなくて、チェックインの日も朝からビーチバーで海を眺めたり、泳いだり、のんびりしてから出発しました。次回、アマルフィに行った時も絶対また泊まりたいね、と2人で話しています。
 
ポジターノの「レ・シレヌーセ」は、映画の中に迷い込んだみたいに雰囲気満点でした。
朝はテラスに出ると、色とりどりの街と海がキラキラ輝き、夕方から徐々にその風景は変わっていきます。
その時間になると、ホテルのバールの音楽が部屋に届いて、夜遅くまで心地いいBGMとして、私達を楽しませてくれました。
夜になると、空に大きな月が出て海に月の光が映り、街の煌きとその光がとっても幻想的です!
テラスで暮れていくポジターノの風景をみていると、時間の流れが全く違って感じられ、とっても贅沢なひとときでした。
 
   
 
最後にタオルミナのサンドメニコ・パレス。このホテルは昔、修道院だったということが頷ける、とても落ち着いた良い雰囲気でした。美しい回廊と見事なお庭が印象的で、街で見付けたお気に入りの雑貨店のとても可愛いおばあさんが「サンドメニコ・パレスに泊まっているの!?あのホテルは、この街でいちばん歴史があって、美しいホテルなのよ」と話してくれました。
 
   
 
そして、あの「グランブルー」にも登場していることもあり、お庭に観光ツアーの方々が来られた時は、すごいところに泊まってるんだなぁとびっくりしてしましました!
このホテルには3泊しましたが、旅の中頃だったこともあり、1日はお庭をゆっくり散歩したり、プールのテラスでくつろいだりしてのんびり楽しみました。
街の中心からもそれほど離れていなかったので、ぶらりと街を散策するにも、とても良かったです。
その他の日はイソラ・ベッラで泳いだり、青の洞窟へのクルージング、「グランブルー」でジャン・レノが海の幸のパスタを食べたレストランでランチをしたり、ギリシア劇場でのオペラを楽しんだりと、シチリアの休日を満喫しました!!
 
   
 
10日間程、南イタリアに滞在していたのですが、南を出発して、北に向かう時は、後ろ髪を引かれる思いで、このままずっと南イタリアに留まりたい!青い海をずっと眺めていたい!!と2人で叫んでいました(笑)
もちろん、フィレンツェ、ベニス共、とても素敵な街で、美味しいものも一杯食べて、今は2人で、行って良かったねと話しています。

15日間、ナポリ、アマルフィ、ポジターノ、タオルミナ、フィレンツェ、ベニスと南イタリアを中心に欲張りなくらい色々な土地を訪れましたが、全てにおいて、私達の予想以上に素晴らしい旅で、各土地での思い出と、そこで知り合った色々な人達との出会いは、今後も私達の大切な宝物です。
 
そして、この素晴らしい挙式、ハネムーンで色々とお世話になった多くの方々と、それを実現する為に、なんと1年近くもお付き合い頂いたサルヴァトーレ山田さんに本当に感謝しています。
計60通にもなるメールに、翌日には必ずお返事を頂き、いつのまにかメールをみるのが楽しみにまでなっていました(笑)
色々と難解な注文にも丁寧に答えていただき、関西・関東の距離を全く感ないほどでした。
しかも、挙式後の披露宴の相談まで・・お世話をかけました!頂いた、全ての街でのオススメ料理(秘)メモはもちろん大活躍で、今後も大切にとっておきますね。

そして、また必ず南イタリアに訪れたいと思いますので、今後とも夫婦揃ってどうぞよろしくお願いします。
長くなりましたが、また、いつかお会いできる日を楽しみにしています。
京都に来られる際は、約束しました通り、ぜひ、一声かけてくださいね。2人で案内させて頂きます!

床鍋 孝徳&明子

 

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