挙式、旅行の報告を、写真を添えてお送りします。今回、ヨーロッパは初めてという母と姉を連れての旅となりましたが、2人とも大満足、最後まで楽しく旅行しておりました。
挙式は、当初、グエル邸ウェディングを希望しておりましたが、現在は工事中の為、挙式ができないということで、諦めてグエル公園挙式をしましたが、グエル公園は思いっきり観光地です!ものすごい数の観光客がいました。また、挙式は石の回廊でなく、広場のようなところで行いました。上のほうからも沢山の人たちが見ていました。とんでもなく恥ずかしいですが、皆さんお祝いの言葉を(恐らく)叫んでくれました。世界各国の言葉でおめでとう!と言われました。多分!(分かったのは英語とスペイン語くらいですが)直接私たちに声をかけてくれるのは、女性が多かったです。
誓いの言葉の後、軽いキスをしたときは、ものすごい歓声が!!今まで体験したことのない歓声が自分たちに向かって発せられました。その後イタリア人観光客と思われる団体に、アンコール!だか、キース!キース!だか、まぁそういう感じのコールがかかってました。ノリの良い方々ならやってあげたら更に盛り上がること間違いなしです!(私達はシャイなので出来ませんでした・・。)
式が終わり、写真撮影のときも、地元の人から観光客まで、いろんな人に「キレイ!」とか「お幸せにね!」など、いろんな言葉で言われました。通りすがりのトラック兄ちゃんも、「グアパ!!」と叫んで走っていったり・・・。今回、フランスの親戚の方も一緒でしたが、「皆きれいって言ってるよ!」と教えてくれたりしました。ヘアメイクのおじさんも、フォトグラファーの方も皆親切でにこやかでした。シャンパン・レセプションを行ったホテルもとても素敵でした。出てきたピンチョス達がとってもお洒落で美味しかったです。
そして、今回の挙式後のフォトツアーでリクエストしてよかったと思ったのが、「カサ・アジア」です! ガウディ作品に負けない素晴らしい建築です。天井や入り口のステンドグラス、小さな小さな中庭の噴水が素敵です!ここは内部にも入って撮影出来るので、落ち着いた気持ちで写真撮影が出来ました。これからバルセロナ挙式する方がいればお薦めします。
挙式後も、十分に日程があったので、落ち着いてバルセロナ観光をすることが出来ました。現地の市場からデパートまで、たどたどしいスペイン語で乗り切り、ガウディから他の有名作家の建築まで堪能できました。気をつけていれば、治安が悪いバルセロナもそんなに怖くありませんでした。電車に乗って郊外にもちょっと出ましたが、そこは田舎で都会のピリピリした感じが全くなく、ほっと落ち着いて古城を眺めながら、買っておいた飲み物を芝生で飲んだりしました。
食べ物は、どれも本当においしかったです!やはり生ハムは最高です。日本の5分の1くらいの価格で売られています。羨ましいです。ただ、バルセロナでのホテルのトラブルですが、新婚旅行だから、思い切って素敵な所を!と奮発して高級ホテルとかかれた所を頼みました。ところが初日、ガイドブックに謳われているモデルニスモ建築でない、新館に泊まる、とのこと・・・。そこでがっかりしました。新館があるかも確認しない私もどうかしてますが。
フロントの態度もぶっきらぼうで、高級ホテルとは思えない対応でした。一応、旧館は無理か聞いてみると、追加料金がかかると言ってきました。私達は、今までにない程の高額の旅行代金をお支払いしていたにもかかわらず、用意された新館の部屋を見ると、ごくごく、普通の部屋。バスローブもない。アメニティも殆どない・・・。ここで我慢できず、ホテル予約代理店に電話しましたが、何度かけても英国の本社には繋がらず、マドリッドの支社でやっと繋がりました。
理性的に話すことが出来たかどうかは分かりませんが、とにかく事情を説明しました。正直、結婚式前の花嫁がこれだけ怒ってるのもどうかとは思いますが、何で人生一回の式前日にこんなことしてるんだろう、と悲しくなりました。次の日の式当日、ホテルのマネージャーさんでしょうか、感じの良い女性の方が英語で、「あなた方のお部屋をアップグレードします」(だと思います)と言ってきてくれました。その後代理店からも連絡があり、何だかんだで翌日、旧館の良い部屋に追加料金無しで移ることが出来ました。日本でならば、いざこざを避けるため、クレーム等言わずに我慢するのが習慣のようになってますが、出発前に言われたとおり問題があればその時に言う、を実行しました。言って良かったと思います。今回の経験では綺麗でもやはりホスピタリティーが重要だと思い知らされました。
|