サン・ピエトロ教会にて挙式をされた七尾様より、このようなメールをいただきました。

ポルトヴェーネレのサン・ピエトロ教会での挙式、ローマ、フィレンツェ、ミラノのハネムーンと充実した日々を過ごせました。挙式、旅行、ホテル、そしてリストランテをはじめとした現地情報と素晴らしいリージェンシーのアレンジに心からお礼申し上げます。

イタリア滞在中は、初日のローマ、最終日のミラノ以外、ものの見事に雨、雨、雨…でしたが、たくさんの方々の温かい気持ちに触れられました。山田さんより伺っていた「ポルトヴェーネレの朝焼け」は楽しみにしていたのですが、明け方に雷の音で目が覚めました。挙式当日、朝食のためレストランに向かうと心配そうに窓の外を眺めている男性が・・・挙式のコーディネートをしてくだった堀内さんでした。雨が小止みになったところで少し予定を早めいよいよ挙式。ところが強風でベールは舞い、カメラマンのアントニオは時折ぱらつく雨に、レンズを拭きつつ苦心の撮影となりました。何よりも雨で濡れて重くなったドレスの裾をもち、片手には傘、肩には大荷物を担ぎつつ「寒いでしょうから」と自身のダウンジャケットを私に着せてくださった堀内さんの優しい心遣いには心から感謝いたします。

挙式は、優しい眼差しの神父様に会えた感動と神父様よりいただいたお言葉と祝福の賛美歌に胸がいっぱいになりました。挙式を終えると、一斉に拍手が。後ろを振り返るとたくさんの観光客でいっぱいでした。その中に、前日に挙式されたカップルもおり、「おめでとうございます」と言葉をかけられたのも嬉しかったです。「イタリアでは、雨の日の花嫁は一生幸せになるという言い伝えがあるのよ、あなたはとってもラッキーよ」と言ってくれたおばさん、修学旅行に来ていたイタリアの学生たち、その他、現地の方々からも沢山の祝福をいただきました。

仲良くなったお土産屋さんのお姉さんは97年にサン・サンピエトロ教会で挙式をしたと聞き、お祝いにポストカードをいただきました。毎日通ったBajeicoというフォカッチャと手作りのジェノベーゼソースを売っている老夫婦に、主人が「ありがとー」という言葉を教えてあげたら、お店の前を通るたびに「ありがとー」と言ってくれました。ポルトヴェーネレの人々は陽気で優しい方ばかりです。この地を離れる日はとても淋しくなり二人で「また絶対に来よう」と約束をしましたが、こう付け加えた事は言うまでもありません。「但し、絶対に天気の良い時に!」(笑)

旅行はローマで抜き打ちのテロの演習があり、全交通網がストップ、道路も閉鎖されてしまったため、雨の中バチカンからテルミニ駅まで2時間ほどかけて歩いて帰りました。その日の午後にポルトヴェーネレ行きのICに乗る予定になっていたので、かなり焦りました。テロの演習とわかるまではハラハラ、ドキドキ。。。空にはヘリ、封鎖された道路には機動隊と何十台の救急車が行ったり来たり、白バイも何十台見たかわかりません。こんな貴重な?体験もなかなかできないですよね。そのほかでも旅はハプニングの連続でした。今ではすべて笑い話ですが。

イタリアでの食事は、山田さんよりいただいたお店のリストが大活躍でした。お勧めのお店に7軒ほど行きました。どのお店もベリッシマでした。山田さんが絶品ですよと言っていたフィレンツェの市場のランプ肉のパニーニとトリッパも食べました。思わず「ウマイ!」と言ってしまいました。しかも安い!いうことなしですね。もちろん市場ではたくさんの食材を買いました。
二人ともはじめてのイタリア旅行でしたが、行く先々でたくさんの出会があり、ハプニングありと、ここには書ききれないほどの思い出でいっぱいです。
アポなしで突然訪問したあの日から、リージェンシーの皆様にはお世話になりました。青山のオフィスに行くのも毎回楽しみでした。山田さんの笑顔、楽しいトーク、スタッフの皆様の温かいもてなしに心から感謝いたします。イタリアにすっかり魅了されてしまったので、すでに次回の旅へ夢を膨らませています。その際は、またお世話になります。

七尾 賢太郎 & 英子

 

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