イル・パラジオ城で挙式された大田様・岡井様よりこの様なメールをいただきました。

   大変遅くなってしましましたが、結婚式・旅行のご報告させていただきます。6月3日に日本を立ち6月6日に挙式、旅行後、6月18日に帰国というスケジュールでした。

 ま ずはメインイベントである、イル・パラジオ城での挙式です。当日はホテルの部屋での準備からスタート。ヘア・メイクはリハーサル無しでしかもイタリア人の方、実は少し不安に思っていたのですが、ナチュラルメイクということだけ伝えて後はお任せ。いくつか確認しながら進めて、仕上がりには大満足でした。通訳の方を挟んで、おしゃべりしながらなので緊張も無く、イタリアと日本とメイクについて意見の違いがあって驚いたりと、和やかな雰囲気でした。

 ホテルからミケランジェロ広場でフォトツアー。ここではカメラマンの方の片言の日本語がおかしくて、「にっこり」というよりは「大笑い」。写真はどうなっているかと心配しましたが、自然な表情・美しい景色、すばらしい写真をたくさんとったいただけました。あの景色は本当に素晴らしいです。素敵過ぎて、本当にここに写ってるのは私達??ポストカードかしら?と思うくらいです。市役所で手続きをした後に教会に向かいましたが、外を歩いているといろんな方が、『おめでとう』と声をかけてくださいました。気さくなイタリア人ならではですよね。嬉しかったです。こんなにたくさんの方に祝福してもらえるなんて、普通に式をしたらなかなか無いのではないでしょうか?

 イル・パラジオ城までの道のりも、オリーブ畑・ブドウ畑・入り口のイトスギ。お天気も良くてきれいな景色に感動してしまいました。到着したお城は中庭もすごく素敵な雰囲気で、いつまでもそこにいたいという気持ちになりました。挙式はさすがに多少緊張しましたが、お城自体が歴史のある建物のせいか、中に入ると自然と気持ちが落ちつく気がしました。教会の中も美しい装飾が印象的でこれからの2人のスタートとして心に残る物でした。現地スタッフの方、サンカッシアーノ市の職員の方、カメラマンの方、皆さんとても親切かつ楽しい方々で、2人だけの挙式だったのですが、1日中本当に楽しく過ごすことができました。心から感謝しています。

 

 フィレンツェで手配していただいたアルベルゴットホテルは、お部屋の雰囲気も落ち着いていて良かったし、「せっかく昼間の長い時期に旅行をするからには、夜まで遊びたい!!」という私達には立地条件も大満足でした。なにより、ホテルのスタッフの方がみなさんとても感じの良い方で「暖かく迎えてもらっている」と感じることができました。無事式を終えた後の旅行の方も天気が良かったので思いっきり楽しめました。(チョット暑すぎましたが・・・・)

 フィレンツェの次はヴェネツィア。迷路のような水路に沿った道をひたすら歩いてまわりました。古い古い建物の間を歩いていると、タイムスリップしたような感じです。町歩きのほかにゴンドラとバポレット、海から見るヴェネチィアも幻想的でした。ヴェネチィアからは電車とバスでコルティナへ。今回の旅行で楽しみにしてたドロミテ山塊です。ところが!到着してみたら、まだオフシーズンで、楽しみにしていた、ロープウェーやトレッキング、ポルドイ峠超えの長距離バスも運休中・・・・かなりショックでしたが、リゾート地を占領した気分で大迫力の山の眺めを楽しみました。あんなにすごい景色は初めてでした。せっかくのドロミテでしたが、オフシーズンだったために予定を1泊のみに変更して峠超えはあきらめてドッピアーコ経由でボルツァーノに抜けました。ボルツァーノは今までのイタリアの都市とは雰囲気が全然違って、同じ国なのかなー。という感じでした。レストランのメニューもイタリア語と一緒に書いてあるのはドイツ語。観光客もドイツ人がすごく多かったです。ここではロープウェーで山に上がり、遠くからですが山の眺めを楽しみました。ボルツァーノに1泊したあとヴェーローナ経由でガルダ湖にあるリゾート地、シルミオーネへ。湖の眺めもすばらしく、泳いだり船に乗ったり、のんびりとくつろぎました。2泊の予定をつい延泊。シルミオーネのリゾートの後は、大都会のミラノへ。

 長いと思っていた2週間の旅行も、あっというまに終了という感じでした。

 結婚式、新婚旅行、準備の打ち合わせと、ほんとに楽しく思い出に残るものとなりました。いろいろ相談にのってくださったサルバトーレ山田さんにほんとに感謝です。


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