サンタ・マードレ教会で挙式された小谷松様よりこの様なメールをいただきました。

  山田 泰資 様

 今回のイタリア・スイス ツアー及びサンタ・マードレ教会での挙式の体験談をお話しいたします。
 その前に、改めまして今回のツアーの提案、また多くのアドバイスを頂き本当にありがとうございました。

 今回の旅行のメインイベントである挙式は、最高の思い出となりました!それまでの(小さな)トラブルなんて消し飛んでしまうような、素晴らしい景観の中にある小さいながらも厳格さを感じさせる教会。それもその筈、おおもとの土台は10世紀に建てられた建物(教会)だったのです。幾度となく戦災等に遭い、壊れても修復してきたそうです。そんな教会を目の当たりにした私たちは緊張し、腰が引けてしまいました・・・・(笑)。ところが、神父様は私たちを暖かく出迎えてくれ、片言の日本語で話し掛けてくれたのです。自分はヒロシマ、ナゴヤヘ行った事があるんだよ!って話してくれたのですが、よくよく聞いてみると麓の教会の神父様だったのです!なんでも日本人が来ると聞きつけてお祝いに駆けつけてくれたそうです。さすが、イタリアーノ!陽気で気さくだね〜って感心してしまいました(笑)。

 そうこうしている内に式の予行演習をする間も無く、パイプオルガンの演奏が始まりあわただしく式が始まったのです。実は、教会への到着がフィレンツェ市内の事故渋滞のため30分遅れていたのです…。遅れたのにも関わらず、神父様(今度は本当の)はにこやかに私たちを迎えてくれました。式が始まるとそんな神父様も表情が一変し、荘厳な雰囲気の中(式が)執り行われたのです。普段はヘラヘラしている新郎もこの時ばかりは緊張していました。式が終わり外へ出て参列してくださった、麓の神父様、同行してくれた現地スタッフの岡村さんと記念写真を撮ったりしていたのですが、時間は瞬く間に過ぎ後ろ髪引かれる思いでサンタ・マードレ教会を後にしたのです。ちょっと慌ただしい式ではありましたが、とても心に残る式でした。平穏無事に終わるよりも、多少トラブルがあった方が記憶に残るのかも知れませんね。

 今回の旅は天気に関してはまったく不安も無く、イタリアの青空の下、各地を回る事が出来ました。街全体が芸術の様なフィレンツェ、青空と緑の芝、そして白い大理石の斜塔のあるピサ。いつかは沈み行くであろうベネツィア。国は変わりますが、スイスのツェルマットの雄大な自然と日本では考えられない広大なスキー場。何処も素晴らしい思い出となりました。
 今回の旅行がこれだけ素晴らしいものになったのは、山田さんはじめスタッフの皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
それでは!


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