モダーヴ城で挙式された山本様・齋藤様よりこの様なメールをいただきました。

  私達の共通の趣味は旅行です。私自身渡航回数は20回以上ありますし彼も訪れた国の数は20ヵ国を超えています。二人とも歴史のある場所、特にヨーロッパは大好きです。結婚するならヨーロッパ挙式というのは二人の間ではごくすんなり決まりました。
 しかし、両親達はそうでもなく「どうして海外、しかも、ヨーロッパなの?」「どうしてみんなが行けないようなところで行うか?」と最初あまり良い顔はされませんでした。一騒動あったものの「帰国後披露宴」をすることと、「ちゃんと旅行をプランニングすること」を条件に海外挙式を許してもらえました。というのはごく一般的な流れというか、海外挙式を行う場合多くの人が通らなければならない道だと思います。
 しかし、ヨーロッパ挙式を考え初めた人がこれくらいの些細な難関を避けたいがためにそんなところで挫折してしまうのはあまりにももったいないです。あれだけすばらしい挙式をすることができるのですから…。ヨーロッパのお城での挙式はパンフレットのワンシーンだけではわからない、素晴らしいシーンやベストフォトショットが国内の挙式とは比べ物にならないほど沢山あります。(これは帰国後、披露宴を行ったのですが、その際にも感じました。) 「ドレス」これがもともとお城で着るために作られたもの。ということが実感できるくらいお城ほどドレス姿が似合うところはないと思えると思います。歴史の重みは写真にもあらわれると思います。 ドレス栄えする場所での挙式を行いたい方、特別な日の自分をお城の中のワンシーンとして溶け込ませたい方もちろん、素晴らしい思い出を作りたい方には、是非お勧めします。「ヨーロッパでのお城での挙式」は本当にそれくらい、いや,想像以上にステキです・・・。

エージェントの会社選び
 ヨーロッパということだけは決まっていたもののどの国で挙式を行うかはこの段階ではきまっていませんでした。決まっている条件としては、「簡単にはいけないところ」「思い出に残るところ」「できればお互いのいったことのないところ」こんなところでした。誰でもしっている大手旅行会社、格安旅行会社、その他、海外挙式専門でおこなっている会社等々、ヨーロッパ挙式を扱っている様々な会社を訪れました。それぞれでビデオを見せてもらったり、話を聞かせてもらったりもしました。
 そんな中、目にとまったのが リージェンシー・グループでした。というのは私達の最低限の条件=簡単にはいけないところ:マイナーな国?の情報を他のいつくかの会社の担当者と比べてもっとも沢山もっていた方長谷川さんが私達の担当に当たったからです。(ヨーロッパのタイムリーな情報を得ることができる、ということは、挙式といった大人数での旅行の際は必須です。)  “頼りになる”と直感しました。芝生の上にチョコンと立っている比較的小さなお城モダーヴ城。こちらの写真やビデオを見せていただいた後の長谷川さんとの会話で「こちらのお城は静かでステキですよ。しかもモダーヴ城は営利目的もなくて良心的です。」そんな会話の後こちらに決定しました。
 また、「リージェンシー・グループにお願いしよう」と思った理由は他にもあります。海外挙式の手配のみを行い、(例えば、ホテルとか、航空券とかわなくても)自由に自分達でおこなったとしても挙式自体の金額が割り高になることはありませんでした。(他の挙式をメインにとりあつかってる旅行会社の中には、挙式に伴う旅行の手配を各自若しくは他社で行うと挙式代金が割高になってしまう。なんていうことろもありました。)
 リージェンシー・グループは「融通が利く」というのもとても魅力的でありました。「両親達の旅行のプランニング」が必須項目であった私達にとって「融通が利く」というのはかなり心強かったです。私達の場合、両家揃って旅行を行いましたが、海外挙式の話が出た当時、「両家揃って旅行を行うか?」それとも「個々に旅行を行うか?」を特に決めていたわけではありませんでした。人によっては、両家のご両親が異なるルートで旅行を行うこともあるかと思います。そんな場合のプランニングの「相談」に乗ってもらえます。「相談に乗ってくれる」=ということは、その土地の情報も、それから、それぞれの家族の形態も理解して親身になってアイデアをだしてくれるということです。担当者の長谷川さんは、あまり挙式を行うような人のいないベルギーについても良くご存知でしたし、常に、親身になって相談にのってくれましたので、実際の旅行のプランニングにおいて、選択肢が沢山ありましたので、挙式後の旅行スタイルも自由自在でした。
 飛行機選びの際このようなことがありました。昨年のあのテロ以来、航空会社の規定が厳しくなったり、途中で思わぬ変更があったりします。そしてそれは仕方のないことです。申し込み当初、旅行の予定の決まっていなかった私達。出国地も決めていませんでした。航空会社がヨーロッパ内のワンフライトの変更が可能といっていたために、適当な場所を出国地と決めていました。漸く、旅行のスケジュールが決まり、出国地の変更をしようとしたのですが、「希望出国地」〜「予約していた出国地」までのワンフライト分の座席はあるにも拘わらず、航空会社はコンピューターのシステム上の問題で、変更は不可能といってきたのです。変更の方法は「一度キャンセルをしてからの登録のみ」とのことでした。しかし、私達の日程は奇しくも、混雑期。キャンセル待ちが多く、新たな予約すら受け付けてはくれない状況です。もし、キャンセルをしてしまったら、まず、新たにチケットを探すことは無理でしょう。長谷川さんの再三のプッシュにもかかわらず、航空会社はなかなか、OKを出してくれません。帰国日が両親たちとは異なるので「私達はなんとでもなるから、兎に角、両親達のフライトからお願いします…」と私達は長谷川さんにお願いしたのです。かつて、某格安大手旅行代理店で、同じようなことがありました。出発の3日前になって、予約していた出国地からのフライトが航空会社の都合でなくなったというのです。3日前で、会社へのお休みの申請はもちろん旅行の計画もしっかりと立てていたにも拘わらず、「航空会社の決めたことだから仕方がない。」というのです。「なんとかしてくれ」というこちらからの要望に対して某格安大手旅行代理店の出した答えは(航空会社に強くお願いする様子もなく)、“旅行自体をキャンセル”するか、“出国地を変更”するしかない、というものでした。ちなみに出国地を変更すると金額もUPすると言われたのです!!!!こんなことを経験している私達は思いました。もしかしたら、変更は難しいかもしれない。挙式をキャンセルできるはずはありませんから列車での移動も考えはじめました。そんな中長谷川さんは、「もう少しお待ちください。」「とにかく粘り強く航空会社と再度交渉続けてます!!!本日の航空会社との話あいでもう一度本社に交渉してもらうようお願いします。充分考慮し、逐次ご報告して最善を尽くさせて頂きます。今暫くお時間下さい。がんばります!」となんとも心強い返事をくれるのです。きっとなんとかしてくれるだろう!と心の何処かで感じ初めていました。ちなみに私達の航空券はビジネスクラスでもなんでもないです。それなのに頑張ってくれているのです。こういうことはそうそうないことです。結局、彼女の言葉通り私達の出国地の変更は全てOKとなり、晴れてベルギーへと飛び立つことができました。。。

挙式当日
 さて挙式当日ですが、女性として気になるものの一つにヘアメイクというものがあります。海外でもちゃんとヘアメイクはしてもらえるのだろうか?というものです。私の場合、日本で披露宴を行ったのでその際のヘアメイクのリハーサルを早めに行ってもらって正面から後ろから横からと何枚か写真をとってもっていきました。日本での挙式で行うようなヘアメイクを行ってもらうことができました。ヘアメイクですが行ってもらった方が良いと思います。日本の花嫁ヘアメイクに比べて驚くほど格安な分、国内の披露宴のようにメイクさんがつきっきりということはありませんが、ドレスに合うように上手に仕上げてくれます。そして、是非写真をもっていってください。通訳の方がいても言葉ではイメージを伝えるのは難しいものです。また、美容院自体ですが、とてもきれいです。国内の披露宴の時にヘアメイクを行って頂いたのが恵比寿にある美容院だったのですがそちらに引けを取らないくらいきれいな美容室でした。

モダーヴ城へ
 ここでまたひとつ長谷川さんを通してお願いをしました。ベルギーのモダーヴ城はブリュッセルでのフォトツアーはありません。私達はブリュッセルでの宿泊場所として世界遺産にも指定されているグランプラス沿いのホテルを選びました。これはドレスを着てグランプラスで写真をとりたいと思ったからです。しかし、これはモダーブで挙式をあげる場合は普通お城でドレスに着替えるということに決まっているのだそうです。そしてこれはなかなか、例外は認めてもらえないそうです。しかし、「どうしても」ということでまたもや長谷川さんにお願いをしてもらいました。先ず、他社では無理なことだと思いますが、(実は他社で話を聞いた時にこの話が出て、それはできないといわれていました)ホテルからドレスを着て出発することができました。ドレスは想像以上に重いし、身動きも取れないので確実に体力は必要だとは思いますがモダーヴで挙式を予定する方はこの日のために筋トレしてください。ブリュッセルのホテルからドレスを着ていくことをお勧めします。というのは、お城についてからの場内観光の、どこも、全てがフォトスポットだからです。ゆっくりと館長さんの説明を聞きながら観光するのは本当にステキです。写真も(バックスタイルなんかとてもよく取れます。適度に広くて光もきれいに入ってドレスが映えるところはそうそうありません。参列者の方にお願いしていろんな角度からも写真をとってもらってください。参列者だけがドレスアップして自分だけ挙式ように髪だけ揚げた状態でスーツというのではなんともチグハグしてしまうものだけど、みんながドレスアップしている姿というのは絵になります。自分はウェディングドレスをきて参列者の人にもオシャレをしてもらってその日のその時間だけ、みんなで雰囲気に浸るというのもよいと思います。
 そして、城内観光の後に着替えのための控え室にいくのですが、この控え室も素晴らしいです。こんなにきれいな控え室は日本の披露宴では先ず考えられないのではないでしょうか?あまり広すぎず狭すぎず、写真にきれいに収まる大きさなんです。そして、調度品も素晴らしいです。それからそこからの眺めも・・・。控え室にごいっしょしてくれる誰かが参列者の中にもしもいれば一緒に付き添ってもらって写真をとってもらってください。二人の自然なショットなんていうのはやはり控え室での時間が一番多いはずですから。。。。写真のことを沢山書いていたのは当日は自分を外からみることができず、ただお城の素晴らしさや雰囲気を味わうだけで充分になってしまうのですが、あまりにお城が素晴らしすぎて、数日たった後、あれは夢だったのかしら?となってしまいがちなのです。カメラマンでもお友達でも親族でもいつもの自分がだせる人にその日は専属カメラマンになってもらって写真をとってくださいね。改めて写真をみて素晴らしさを実感できるのです。どうしても記憶の中の映像は薄れていきますが写真の画像は永遠なのです。。。。

ブーケ&ブートニア
 これもまた花嫁さんの気になるものの一つだと思います。これも挙式代に含まれているものでしたが、小さめなら多少はリクエストできるという長谷川さんのアドバイスをもとに小さめのラウンドをお願いしました。 (ちなみに小ぶりといっても日本での小ぶりよりは大きいです)全てが真っ白なバラでそのの間にカスミソウの入ったラウンドでしたが、可愛らしかったです。(写真を見せて大きさを聞いた時のお花屋さんとの会話からですが)日本のウェディングの専門のお花屋さん曰くこの大きさのラウンドは、日本でいうの大き目のラウンドだそうです。また、ブーケと同じ素材でのブートニアはちゃんとついています!!

挙式
 バージンロードはとても短いですが、バージンロードに続く階段はそれはそれはステキです。是非誰かに頼んで写真をとってもらってください・・・この階段はまた味があります。BGMは結婚行進曲など有名なクラッシックのCD?がかかっているのでしーーんとした感じではなく、厳かなかんじもしてなかなかよいかんじです。

シャンパンレセプション
 あまり期待はしていなかったのですがシャンパンレセプションでのオードブルが美味しかったのには驚きました。(もっと宣伝してってもよい内容です!国内の披露宴で行われる一般的なウェルカムドリンクより充実しています)この地方の産物?の生ハムやキャビア、各種小海老、サーモン、卵などをクラッカーに載せたものが何種類かあって美味しかったですよ。最後には甘いお菓子と、なかなかでした。それなりに小腹は満たされます♪

最後に***
 お花が豊富だからなのでしょうか?モダーヴ城で飾られているお花には殆ど全てが生花でした。この値段でこれだけバラを豊富に使えるなんてこれこそベルギーならではなんでしょうかね?私達はオプションになっているモダーヴ城内でのお食事はおねがいしませんでしたが10時にブリュッセルのホテルに迎えに来てもらってから3時半過ぎまであっというまでした。そして、 6時間弱、お姫様気分に浸れたしとても楽しかったです。
 海外挙式での案の中にモダーウ゛が候補に上がっている方がいれば、このお城での挙式を心よりお勧めします。


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