サン・レオナルド教会で挙式された宇佐美様より
この様なお手紙をいただきました。

  結婚式 兼 大家族旅行 兼 弟夫婦のハネムーン 
一大イベントばかりの旅行記in イタリア

1日目
 いよいよ出発。海外旅行初体験者この年、このご時世にして3名。テンション高し。経験者は調子に乗りすぎたか、そろってガイドブックを忘れる。第一訪問都市ベネチアについたのは午後11時ごろ。それでも元気に夜食&探険にベネチアの町へ。さすが観光地だけにお店も遅くまで開いているし、夜だから心配と言うこともない。

2日目
 ベネチアを満喫。夕方は沼能さんに手配してもらったゴンドラセレナーデに。
なんとアコーディオン奏者と歌手のおじちゃんが同乗し、船上カンツォーネコンサートが開始。一同大感激!家族には私が頼んだと勘違いされ喜ばれる。あえて否定せず。しかし食事は悲惨。なぜかチャイニーズが経営しているイタリアンレストランへ入ってしまい、全員機嫌が悪くなる。グルメな新婦父は口直しの食事に一人で出かける。
教訓:リージェンシーレストランガイドに忠実に。そして従業員をよく見てから店に入る!

3日目
 フィレンツェへ移動。早速お勧めのレストランへ。あまりのおいしさに一同声も出ず。ガイド(私たち)ホッと胸をなでおろす。やはり食事が一番大事か?午後2人は前日講座へ。アルティミーノで時間が余ったため教会の近くを散歩する。とてもすてきなところで感動。時間の流れがとてもゆるやか。神父さんもしかり。早口だけどとても親しみやすい感じの方で和んだ会話ができた。講座も柔らかい雰囲気の中終了。
それにしても
・家族や友達と楽しめて
・自然の中の小さな教会で
・パイプオルガンの演奏をバックに
という理想にぴったりのところで、明日の式が楽しみ。
ホテルヴィラコーラも雰囲気満点。

4日目
 レストランで朝食をとっていると”おめでとう。今日は大事な日だけど緊張してない?”とウエイターさんが声をかけてくれる。いいえ・・・ご飯がのどを通りません。通訳さん、メイクさんが到着し、準備スタート。メイク道具は本当にたくさん持ってきて下さったのでこちらで準備したものは使わずお任せ。通訳さんがいろいろ和ませてくれるが、緊張に顔がゆがんでるのがわかる・・・朝からこんなことで大丈夫? ほかのホテルに泊まっていた友人たちもぞくぞく到着。何がなんだかわからない・・・。そうこうしているうちに準備が終わりホテルを出発。異様な暑さにびっくり。なんと37度!聞いたところ異常気象でこれは次の日の新聞の一面を飾っていた。とほほ。ミケランジェロ広場での写真撮影が苦痛・・・ 教会に向かう途中運転手さんが気を使ってW杯の日本戦をラジオでつけてくれる。総勢13名の参列者は景色の壮大さ、教会のフレスコ画の美しさ、オルガン奏者の歌の素晴らしさ、などにとても感動。それを聞いた私たちも準備のことなど思い出しつつ感動。とにかくアットホームな式を自然に囲まれて挙げたい、という方々には心からお勧め!お昼は15人揃ってホテルのウェディングランチ。味もさることながら素敵なケーキでケーキカットもできさらに上機嫌に。ケーキカットしたい!とリクエストしてよかったー。沼能さん、アレンジありがとう・・・

教訓:家族参加の海外挙式の場合、場所選びは本当に重要。例えばいくら素敵なところでも、地の利が悪いのは×。今回薦められて決めたフレンツェは食事よし、観光にもよし、教会までは30分、ということなしでした。

おまけ:7日目〜9日目
家族は先に帰国。ここから3日の新婚旅行スタート。カプリへ向かう。なんとこの日ナポリではバスと地下鉄のショーベロ(スト)実施中。そして翌日の晩からは鉄道のショーベロとの情報。仕方がないのでナポリ駅からフェリー乗り場まで30分弱歩いてみる。でもこの探険が楽しかった!カプリのホテルに沼能さんからのスト情報FAXが届いていて相変わらずの対応の早さに驚き! ”最後は勝手に旅行します” ”だめです。ホテルは取ってください”とやり取りしたことを思い出す。こういうことだったんですね、沼能さん。沼能さんたちがスト情報にイライラしているころ、私たちは青い海を眺めながらおいしいワインと魚介を楽しみ、夢のような時間をすごしました。

 そして帰国後・・・こんなに大人数の旅行は大丈夫か?と心配していたはずの全員が“次はどこに行こうか?みんなで旅行は楽しいね!”と口をそろえています。


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