アメリカン・チャーチで挙式された鈴木様よりこの様なお手紙をいただきました。

  私達がパリで結婚式を行うことが決定するまでには紆余曲折あり、結婚を海外ですることを考え始めた頃はパリに憧れはあったものの、その憧れの土地でできるとは思ってもいませんでした。というのもパリのイメージは洗練された都会、歴史ある風景と斬新なデザインとが混在する空間、そして観光客も多く他の都市同様物価が高い・・・
 ところがダメもとでリージェンシー・グループさんに見積もりをお願いしてみたところ、冬の時期には人気のない他のヨーロッパの都市とほぼ同じ金額。さらに近くの他のヨーロッパに滞在しても値段はほとんど変わりなく、一生に一度は行ってみたいと思っていたバルセロナにも余裕の予算内で行くことができました。

 私達がパリに行った時期は雨が多く、事前に調べた天気予報でも滞在中はずっと雨。フォトツアーもお願いしていましたので非常に不安を感じていました。が、パリについてみると雨が降る気配なく滞在5日中3日目の夕方に少し降った程度で結婚式当日の4日目は太陽が眩しいほどの快晴でした。アメリカンチャーチはイメージしていたヨーロッパにある教会といった感じで、パリの風景に溶け込んでいる落ち着いた外観。中に入ると天井は高く、ステンドグラスから太陽の光が降り注ぎ、大きなパイプオルガンからは柔らかく美しい音色、私達はその空間に包まれゆっくりと歩を進めるたびに心が洗われ結婚の喜びを感じました。

 

 日本人のガイドの方も牧師さんもカメラマンも運転手も温かく迎えてくれたおかげで緊張も解けて私達は自然な二人のままでフランス映画のような写真やビデオを残すことができました。フォトツアーでパリの名所を歩く中、地元の方々が生活していたり観光客の方々が景色を楽しんでいたりしました。そこには日本の結婚式で感じる違和感はなく日常に存在している感覚が心地よく、お互いが普段の笑顔を作ることができました。特殊な一日ではなく、パリの歴史の一部になった気分です。
 また、笑顔や拍手をもらい、時には写真を撮られたり・・・二人きりの結婚式で寂しいかな?と考えていましたが、日本で式を挙げるよりはるかに多くの人達から注目を浴び、世界中から祝福をもらったような幸せな結婚式でした。

 最後に余談になりますが、新婦のウェディングドレスは新郎の鈴木健容が作成いたしました。ヨーロッパはレンタルのドレスがなく日本からの持込になりますので、新婦の好みとイメージを大事にしながら持ち運びしやすいデザインをいたしました。スリムなシルエットのドレスをハラコとレースで作ったコルセットで絞り、ウエストをつくりながら身体のラインは綺麗に見えるように気を配りました。
品を落とさずエレガントな中にも大胆さとかわいらしさを表現して彼女を引き立たせ魅力を出せたと思います。ドレスは美しくあるべきですがあくまで主役は新婦、ドレスは演出であり女性を輝かせるための小道具です。
ご要望がございましたらお二人の輝かしい一日を演出するウェディングドレスをオートクチュールでお作りいたします。
ご興味をお持ちの方は下記のメールアドレスまでご連絡ください。

nom-h@cg7.so-net.ne.jp
鈴木健容


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